2026年9月12日(土)~13日(日)
第212回FAJ北海道支部2026年9月度定例会報告書
『定例会をつくろう!~「やってみたい!」を形にする2日間~』
■日 時:2026年9月12日(土) 13:30~17:00(13:15受付開始)
9月13日(日) 9:00~12:00
■会 場: 美瑛町地域人材育成研修交流センター (北海道上川郡美瑛町旭北星)
■参加者:6名(運営委員4名を含む)
■話題提供者:二朗(出口寿久 FAJ北海道支部会員)
■テーマ:「やってみたい」を「実施できる」に変える ~プログラムづくり合宿~
■コーディネーター:たたま(沖田泰範)、ニゴウ(二郷啓延)
■話題提供者からのメッセージ
今回の合宿では、「定例会はどうすれば参加したくなるのか」を皆さんと一緒に考えてみたいと思っています。
定例会を企画するときには、テーマを決めるだけでは十分ではありません。「誰に参加してほしいのか」「どのような体験をしてもらうのか」「終わった後にどんな気持ちになっていてほしいのか」を考えながら、一つひとつ組み立てていく必要があります。
この合宿では、
・北海道支部らしさを振り返る
・アイデアを広げる
・プログラムを設計する
・実際に試してみる
・フィードバックを受けて磨き上げる
というプロセスを体験していただきます。
完成度の高い企画を最初から目指す必要はありません。「こんなことをやってみたい」「こんなテーマなら楽しそう」という思いがあれば、それがスタートです。参加者同士の対話を通して、お互いの経験や得意分野を持ち寄ることで、一人では思いつかなかった企画へと発展していくはずです。
この2日間で生まれた企画が、これからの定例会として実際に開催され、多くの仲間の学びや出会いにつながることを願っています。
皆さんと一緒に、新しい定例会を創り上げられることを楽しみにしています。
■ワーク概要
【1日目】
【2日目】
■話題提供者からのコメント(定例会を終えて)
2日間の合宿、お疲れさまでした。
今回の合宿では、「『やってみたい』を『実施できる』に変える」をテーマに、皆さんには単なる「参加者」ではなく、「定例会プロデューサー」になっていただきました。
最初に、これまで参加して「また来たい」と思った定例会を振り返り、そこから「北海道支部らしさとは何だろう」ということをみんなで考えました。
そこから、「なぞかけ」や自由連想を使って、とにかくたくさんのアイデアを出し、その中から「面白そう」「北海道支部らしい」「体験できる」「学びがある」「初参加でも安心」といった視点でテーマを絞り込んでいきました。
今回、私が特に大切にしたかったのは、「何をやるか」から考え始めないことでした。
まず、「定例会が終わったとき、参加者にどんな状態になっていてほしいのか」を考える。そこから逆算して、どんな体験が必要なのか、どんな問いが必要なのか、どんな流れにすればよいのかを考えていく。
2日間で、実際に試して改善するところまではたどり着けませんでした。しかし、私はそれでも十分に大きな成果があったと思っています。
最初は「こんなことをやったら面白そう」という一人ひとりの小さなアイデアだったものが、グループで話し合ううちに、「誰に参加してもらうのか」「何を持ち帰ってもらうのか」「そのためにどんな時間をつくるのか」という具体的なプログラムへと変わっていきました。
そして何より面白かったのは、一人で考えていたアイデアが、誰かの一言によってどんどん変化していったことです。
「それなら、こんなワークもできるんじゃない?」
「そこをもう少し参加者同士で話してもらったら?」
「それ、自分なら参加してみたい」
そんなやり取りを重ねることで、最初には誰も想像していなかった定例会の姿が見えてきました。
今回できたものは、まだ完成品ではありません。
だからこそ、ここからが大切だと思っています。今回設計したプログラムをもう一度見直し、実際にやってみる。そして、やってみて初めて分かることを次の改善につなげていく。
資料の最後に、「アイデアは実施して初めて価値になる」と書きました。
今回の合宿で生まれたプログラムが、このまま紙の上だけで終わるのではなく、実際の北海道支部の定例会として一つでも多く実現することを期待しています。
そして今回、「定例会をつくる」という経験をした皆さんが、これから北海道支部の定例会をつくる側に少しずつ加わってくれたら、これほどうれしいことはありません。
今回できたのは「完成した定例会」ではありません。
これからの北海道支部の定例会につながる「設計図」です。
この設計図を、ぜひみんなで実現していきましょう。
2日間、ありがとうございました。
■コーディネーターのコメント(たたま)
話題提供の二郎さん, 合宿に参加された皆様、お疲れ様でした。とてもきれいな施設で環境も整っているので、また利用したいです。
今回は完全自炊で、夕食、朝食と楽しい食事で、シェフ二郎さん大活躍でした。使い終わったらすべて片付け、部屋や会議室、廊下、食堂の掃除も自分たちでするのはびっくりですが、それも楽しい思い出となりました。
今回のブログラムは2年前の合宿で提供されたのを二郎さんがブラシュアップされさらに磨きがかけられました。これを次回の合宿に受け継ぎ皆さんでブラシュアップして、北海道の合宿の定番のプログラムに育っていけばともおもいました。
作成物ですが、広い田んぼのなかで外界の誘惑がないため、自由に多くのアイデアが出て、今回もなぞときら全く違う方向にプログラムが展開していき、大空を眺めながら考えるのもとても楽しい時でした。作成の定例会用のプログラムにも、参加者のそれぞれの思いが入っていて、対話からさらなる展開、思わぬ方法へ進んでいく醍醐味を味わえました。完成まではあと数歩ですが、何とか完成させたいです。参加された皆様ありがとうございました。
■サブコーディネーターのコメント(ニゴウ)
まずは、素敵な話題提供をしてくださった二朗さん、コーディネーターのたたまさんに心から感謝いたします。
当日はお天気にも恵まれ、美瑛の会場もとても雰囲気が良くて素晴らしい環境で過ごせました。プログラム作りでは2つのチームに分かれましたが、どのチームも「どんな話し合いの場にするか」を真剣に語り合い、丁寧にプログラムを練り上げていたのが印象的です。
こうした実践的なアプローチや対話の場づくりはまさに今求められていると感じましたし、改めて挑戦して良かったと実感しています。ご一緒してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
■アンケート要約
参加者は社内で活動する30〜40代が中心で、全員がHP・メールでイベントを認知。「テーマ」「プログラム」の満足度は共に全員が満点(5点)と非常に高い評価でした。また、全員が「現場で活かせそう(組織改善のヒント等)」と回答しています。今後の興味テーマでは「人材育成(66.7%)」が最多で、「組織開発」「ファシリテーション基礎」などが続きました。






