■ 日時 :2008年6月7日(土)13:00〜17:00(12:50受付開始)
■ 場所 :ちえりあ(札幌市生涯学習センター)中研修室5
■ 参加者 :会員22名、非会員3名
■ 話題提供者 :白方通隆、岡山洋一、山田佳代子
■ 泡の会 :いろはにほへと宮の沢店(17:30〜)
■ コーディネータ :岩崎 真寿美
■ テーマ
『ファシリテーション・グラフィックVol.2』
■ 内容
【アイスブレーク】
ワーク①「炊事遠足」
テーマについて、1回目は口頭のみで、2回目はファシグラを活用してディスカッションしその違いを実感しました。
ワーク②「CATCAT・TIME」
参加者全体でCATぬいぐるみを投げて、受け取った人がファシグラについての3つの質問に答えていきながら、理解を深めていきました。
(ここで出た答えを、話題提供者の岡山さんが模造紙にまとめていきました。完成されたものは見事なファシグラのお手本となるできばえで、賞賛の嵐でした!)
※ ここで、各グループでここまでの内容をもとに、ファシグラのチェックポイントと本日心がけることを模造紙にまとめ、掲出しました。
【本 編】
ワークⅠ<HOW編>
1) グループごとに例題文が示され、各自でグラフィックにする。
2) グループ内でシェアして、グループの自信作を選出・作成する。
3) 自信作をグループ間で交換し、そのファシグラをもとに元の例題文を推測してプレゼンする。
4) 種明かし・答え合わせ
◇ グラフィックだけで、正確に例題文が再現されることに驚きつつも、グラフィッカーが強調した部分がそのまま強く受け手に伝わる利点、そして同時に危険である点も合わせて実感しました。
ワークⅡ<ファシグラ 会議で実践編>
テーマ
①町内会の夏祭りをどうするか?
②ファシリテーションの合宿をどうするか?
③ファシリテーションの全国フォーラムを北海道でやるには?
④ファシリテーターを育てるには?
1) グループごとにテーマを基にディスカッションする。
2) 各プロセス終了ごとに振り返りをする。
・発散⇒発散の振り返り⇒収束⇒収束の振り返り⇒全体の振り返り
3) その全てのプロセスで、ファシグラを活用する。(全員がファシグラを担当する。)
◇ ファシグラのおかげで議論が深まり、その効果を実感できました。しかしながら、ファシグラそのもののできばえには反省点が多々あり、ワークの中で全員がファシグラを体験したことにより、自分の実力が分かって良かったとの声が多かったようです。
アンケート記入
今回から初の試みで今後の参考にするため、アンケートを記入していただきました。
■ 話題提供者の感想
白方さん:KPTで予期しない結果が出て、さすが三人寄れば文殊の知恵だなと、いまさらながら思った。
準備不足もあり、意図が充分伝わらないところがあった。
バックグランドの違いがあっても表現など工夫してスムーズにワークが出来る。
岡山さん: ワークがたくさんあり、てんこ盛りの定例会でしたが、みなさん熱心に取り組んでいただいて、とってもうまくいったのではないかと思います。
話題提供者としては、もう少し時間管理をきちんとしておくと、さらに良かったかなと思いました。
ファシリテーション・グラフィックはやはり基本が大事だと思いますので、何らかの形でまた皆さんとやりたいなと思いました。
さくらさん:ファシグラは今までも何度か定例会で扱ってきました。
が!その後の定例会で周りを見渡すと!・・・・・??
まぁ〜〜〜ったくと言って良いほど、んんん・・・・反映されていない〜〜!!!
なぜなのかしら???
ということで、今回の企画の核となったのは、「ファシグラはパワフルに議論をファシリテートし、機能することを実感しよう!!!」でした。
実感すると身に染み入るように入り込み、自ずと使うようになるからです!
で、今回は盛りだくさんのワークをひねりだしましたが、みなさんいかがでしたか!?
自身の反省としては、3人の話題提供者のミーティングが1度しか行うことができず、
少し演出のつめがあまかったなぁということでしょうか。アバウトな性格ですみません〜。
また、今後の課題として、知識や経験値のそれぞれ違う参加者の方々に、
どのように軸をおいて定例会をおこなっていくのか。
特に積み重ねていくようなスキルの場合、この問題が色濃くなるのではと思いました。
先輩支部の方々にアドバイスをいただいたり、みなさんと一緒に考えていければと思います。
それにしても!!話題提供者って楽しくて学びもたくさん!!
皆様、ありがとうございました!