■日 時 2008年7月5日(土) 13:00〜17:00
■場 所 ちえりあ(札幌市生涯学習センター) 大研修室
■参加者 24名(うち非会員5名)
■担 当 話題提供者:山田佳代子、岡山洋一
■テーマ 「オープンスペーステクノロジー(OST)を体験しよう!」
■内 容
1.オープニング(13:05〜13:45)
1)場づくり
・広い会場に椅子が大きな一重の輪になって並べてある。
・壁面には4つの原理、一つの法則(蜂と蝶の絵)が張られている。
・輪の真ん中には、A3の紙複数枚とプロッキーセットが床面に置かれている。
・参加者には、受付時に「オープンスペーステクノロジー」の解説ペーパーを配布。
2)山田副支部長の挨拶により、定例会が開始。
3)解説
・岡山さんより、OSTの概要の説明が行われる。
・続いて、4つの原理、一つの法則、蜂と蝶の存在、そして気づきについて説明。
【4つの原理】
①「ここにやって来た人は誰でも適任者である」
②「何が起ころうと、起こるべきことが起こる」
③「それがいつ始まろうと、始まったときが適切なときである」
④「それが終わったときが本当に終わりなのである」
【一つの法則】「主体的移動の法則」
⇒バンブルビー(マルハナバチ)ミーティングからミーティングへ移動
⇒バタフライ(蝶)飛び回っている、あるいは休んでいる!
【気づき】「えっ?という感覚を大切にしてください」
4)テーマ出し
・お題「私たちはファシリテーションやFAJに何を求めているのか?それを得るためには何をしたら良いのか?」に対し、7つ(途中で一つ追加)のテーマが参加者から主体的に出され、タイムスペースマトリックスにそれぞれ割り当てた。
2.セッション(13:45〜16:05)
1)セッション1
①自分のファシリテーターとしてのスキルアップ
②会議や研修で参加者が活発に意見を出せるようにしたい
③系統立てて学ぶ
④要約力を身に付けたい
・以上4つのテーマについて、セッションが行われ、その内容については、模造紙にファシグラでまとめ、壁に掲示。
・休憩中には、掲示内容を相互に閲覧。
2)セッション2
①日常会話をクリエイティブなものにする
②ビジネス現場を想定したテーマの模擬会議体験
③家族におけるファシリテーションとは?
・セッション1と同様、その内容について、模造紙にファシグラでまとめられた。
3.振り返り(16:05〜17:00)
・一人ひとりOSTを体験した感想を述べあい、要点をファシグラでまとめていった。
・最後に、アンケートをそれぞれ記入願い、終了。
■話題提供者の感想
山田(さくら)さん:皆様、定例会参加ありがとうございました。オープンスペーステクノロジーを書籍で読んでもなかなかイメージが掴みきれずにいたために、是非実際に体験してみたくて、今回の話題提供者として参加させていただきました。
人数が思うよりも少なめでしたので、効果を実感できるのかしら・・・?と、多少の不安もありましたが、その成果はちゃあんと体感することができました。いつかもっともっと大人数でやってみたいと思いました。
百聞は一見にしかず・・・そんな場である定例会はもても有意義な場です。話題提供者は今回も学び多く楽しかったです!一緒にエントリーしてくださった岡山さん、コーディネータの津村さん、ご一緒できて楽しかったです!ありがとうございました!!!
岡山さん:人数に対して部屋がちょっと大きいかな(100人定員に対して25人)と思いましたが、実際にやってみるとちょうど良い大きさでした。会場が、参加した皆さんの熱気で包まれていました。最初はOSTのやりかたに戸惑っている方もいらっしゃいましたが、慣れてくると皆さん活き活きと話し合っており、思わず私も中に入りたいと思いました。
以上