このページは、2016年2月13日に開催した関西支部イベント 分科会のレポートです。
普段フレームワークについて悩んでいること困っていること、何でもズバッとお答えします。「よくぞ言ってくれました!」とか「あー、そんなこと言っちゃっていいのかーー!」とか(笑)
いろいろ出しちゃいますからね! いろいろきっとスッキリします。
中野 由里 (なかの・ゆり)
税理士・税理士法人スプラウト代表
株式会社スプラウトビーンズ代表取締役
NLPマスタープラクティショナー
NPO法人日本ファシリテーション協会会員
大学卒業後、一般企業にて営業・広告制作・営業事務に従事。1996年税理士試験に合格し税理士業開業。以後、税理士として創業のお手伝いを17年間行い、100件以上の起業、事業運営をサポート。法人設立実績約80件。2006年税理士法人スプラウト設立。2011年、コンサルティング・教育研修・組織開発・広告代理店業務のため株式会社スプラウトビーンズ設立。
百野 あけみ (ひゃくの・あけみ)
Face to Face代表/i-business代表
日本経営協会専任講師
OD(組織開発)コンサルタント・ファシリテーター
NPO法人日本ファシリテーション協会会員
短大卒業後、大手銀行系SIerにてシステムエンジニアになる。2002年よりトヨタ自動車で勤務し、数々のグローバルプロジェクトに参画。その経験から、文化や風習、風土、各事業体や部署毎のミッションの違いを乗り越えた協働、共育がチームやプロジェクトの成功には不可欠であり、企業存続の源泉であるという確信を抱く。2009年、外資系コンサルティングファームのプライスウォーターハウスクーパースへ移り、コンサルタントに転身。2013年に独立。
【参加人数】 参加者8名+ファシリテーター2名+実行委員スタッフ1名(合計:11名)
参加者からフレームワークについて
「聞きたいこと」「悩んでいること」「話したいこと」をA4用紙に書き出した。
〔例〕
『名古屋に勤務する友人に名古屋人と仲良くするフレームワークを教えてあげたい』
『話し方のフレームワークのオススメは?』
『職場の多くのみなさんがフレームワークをあまり好きじゃないみたい』
『社内会議で議論、結論が出せるフレームワーク』
『フレームワークって本当に必要なのですか?』
といった、内容に質問を整理しながらMFだけでなく、参加者全員で答えを考えるワーク内容。
分科会冒頭から「正解を教えたりする場所ではありませんので、悪しからず」といきなりバッサリ小気味いい発言からスタート。ほとんどが顔見知りの参加者だったというのもあるのかもしれませんが、「自己紹介とかの時間は設けません。個別でやってね」という、割り切りのよさ。
しかしながら、みんなのお悩みを一つ一つ丁寧に取り上げ、みんなで一緒に考えるための問いかけをいろいろと工夫しながら投げかけてもらいました。「人と意見を分ける」ため、あえて誰の悩み、相談かは明確にせずに進めていきましたが、やはり熱が入るとご本人が「実は私なんですが...」「具体的に言うとこういうことなんですよね」といった発言があがり、さらに会話が弾んでいきました。
途中に専門用語、わかりにくい言葉を参加者に説明させるタイム「PREPとは?」もあり、飽きさせない工夫がいろいろとありました。唯一の非会員の参加者の方が、楽しそうに「勉強になりました!」と発言されていたのが印象に残りました。