2020年度11月新潟サロン例会 「災害時にも役立つ話し合う力を蓄えよう~防災×ファシリテーション×コロナ~」新潟サロン

テーマ:災害時にも役立つ話し合う力を蓄えよう~防災×ファシリテーション×コロナ~

日 時:2020年11月21日(土) 10:00~16:30

会 場:新潟市万代市民会館4階403・404

講 師:鈴木 まり子さん

ねらい:

安心・安全な温かい話し合いの場をファシリテーターのスキルとマインドに より参加者とともにつくりあげていくが、新型コロナウィルスに よりオンライン化が進み、対面で集まれたとしても「新しい生活様式」に配慮した場づくりが求められるようになった。被災地で多様な話し合いの支援を続けている講師から、災害時にどのようなオンラインによるファシリテーションを実践されたのかを聞くとともに、参加者同士でコロナ禍における安心した温かい場 づくりを共に考える。

概 要:

10時00分から12時00分まで 避難所での実践事例編
・講師による被災地における支援の実践例とコロナ禍以降の支援の変化についてのレクチャー(途中、ペアワークを交える。)
13時00分から16時30分まで ファシリテーション・アップデート編
・10月例会の振り返り
・各グループの一般参加者がコロナ禍以前に関わったワークショップのプログラム内容を模造紙に記載→全体発表
・各グループでコロナ禍以降の改善アイディアを付箋に記載し、その模造紙に貼り付け→全体発表
・講師からの講評

参加者の気づき:

・ファシリテーションの基本の「キ」が大事(オンライン化が進んでも)
・災害時に自分ができること×ファシリテーションを十分に考えることができた。これからのファシリテーターとしてのあり方も改めて考えられた。
・目的・目標の再認識、防災ファシリテーションの事例
・避難所でのスタート時のあり方、ネット環境の処置法
・まずは信頼、コロナで「できない」ではなく発想を変える
・ファシリテーションの基本はどんな状況でも同じであるし、現在のような状況ではなおさらである
・感染症対策と円滑で盛り上がるグループワークの進行のバランスが難しい

参加者の満足度に関する感想:

満足度4

・防災プラスファシリテーションの切り口が新鮮だった
・新しい様式でWSをしようとすると目的の再認識になる!
・講師が経験豊富で紹介された事例が具体的で実践的であった
・知りたいことが知れた

以上です。