2021年5月定例会3レポート『はじめのい〜〜っぽ』東京支部

調査研究:東京支部 2021年5月度定例会

テーマ はじめのい〜〜っぽ 

開催日

2021年5月22日(土)

会 場

オンライン

講師・ファシリテーター

大川 喜教 (FAJ会員)

企画運営担当

いっぽチーム

干田尾恵子、永井則子、杉山貴史、伊東瑞穂、今井祐子
(FAJ会員)

(以上、FAJ会員) 5名

参加者数(会員)

8名

一般・見学者数

8名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど
【※本テーマの主目的・検証したかったこと】前回の継続
① ファシリテーター初心者(経験者も)に対して、練習、観察できる場の提供をする
② 自身のファシリテーションの課題をみつける、明日からのテーマを見つける
③「企画スタッフ」人数が少なくても実施できるプログラムを作る(企画側)

【※主目的・検証したかったことについての実施結果】
① 模擬会議、振り返りのファシリテーターを体験してもらいました
② 皆様それぞれのいろいろな気付きが得られたようです
③ 今回は、従来各班に配置していたスタッフを通常の2名から1名に減員し、振り返りファシリテータ自体は参加者にやっていただきました。

【※実施内容(非参加者にもわかるように)】
・いっぽについてのインストラクション
・ワーク:模擬会議 / 振り返り ~グループに分かれて実践
     模擬会議(ファシリテーター、参加者を決めて行う)
     振り返り(ファシリテーター、参加者として進める上での新たな気付きを得る)
 ※ワークではGoogleスプレッドシートを使用した。必要に応じてジャムボードも併用
・共有タイム:別のグループメンバーと気付きのシェア
・クロージング:本日の全体振り返り

【企画側の気づき】
一歩で行われている高度な振り返りを行う時はスタッフが一名いたほうが参加者の安心感につながるようだ
・グループ名、グループ分けを複雑にしており間違ってしまったため途中中断を何度もしてしまった・・・
・テクニカルスタッフは専任したほうがいい
・時間に追われていたところがあった。



【参加者の声】

K:他グループとの共有はよかった
P:他グループの共有時間をもう少し長くしてもらえたら、質問ができたのに・・残念。

K:笑顔でいること。安心感があり、逆の意見を言われても、笑顔なので、自分に対しては、笑顔、いい印象を持ってくれている。と感じることができる。

k:グループに協会の方が入られていたので、ファシリテートする場面での実践的な学びを得る事ができた。

K: この会合では何をするのか、ということを毎回冒頭で確認するとわかりやすい

K:ファシリテーターをするなかで、グループにサポーターがいて下さることで安心して参加できました

K:一人一人に意見を聞いていくという方法は意見を述べてない人も述べやすいと勉強になりました。

k:ファシリテーションの知識、と、ロジカルな技法、二つに分ける、良い、悪いに分ける。 2軸で分類するなど、技法を知り、話を進行していくことの大事さがわかりました。

P:事前準備が不足、ネット環境を整えて参加します。

K:これはなんのための会議なのか、いまは何について話しているのかなど、目標や目的を明確化して常に意識していることが重要だと学んだ。

P:議論そのものより、デジタルツールの使い方に戸惑い、時間と労力をいくばくか割いてしまった。
もし前もって使うツールがわかっていれば、練習するなりして慣れておくことができたのにと感じた。
これを機に、使い方に慣れていきたいと思った。

K:最後に他グループの進め方や結果も見れたこと。
P:画面共有する人がグラフィッカーじゃないとリアルタイムで見れないことがあり今何をどこまで話せているのか迷子になる感じになったのでいい解決策があれば共有してもらいたいです。


K:ファシリテーターとして大筋を持つことは大切ですが、その大筋を大切にしすぎて意見をコントロールしてしまわないか、のさじ加減が難しいという意見にハッとしました。
P:どんな意図をもって行うかの説明が足りていなかった、自分の当然だと思う認識が伝わっていなかったなと思いました。

K:最初に丁寧に方向性について合意することが大切だと思いました。皆さんで明確に役割を分担できたことや一人ひとりの意見をじっくり聞けたこと、普段意外にできていないと思いました。

報告者

大川 喜教 (FAJ会員)

報告日

2021/06/21