2021年5月定例会2レポート『ファシリテーションきほんのき』東京支部

調査研究:東京支部 2021年5月度定例会

テーマ ファシリテーションきほんのき

開催日

2021年5月22日(土)

会 場

オンライン

講師・ファシリテーター

田代翼(FAJ会員)

企画運営担当

永野直樹、並河隆行、加藤貴美子、(尾上昌毅)(以上、FAJ会員) 

参加者数(会員)

15名

一般・見学者数

3名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど
【※本テーマの主目的・検証したかったこと】
(1)参加者のみなさんが、ファシリテーションって「良さそう!」「使えそう!」「もっと知りたい!」と思うようになっている
(2)たんぽぽワークショップのあとに、「アウトカムをつくること」に焦点を絞った体験を追加
 ・体験から自分で考えるワークに、明日から使える部分をより明確に追加してみる。
(3)Zoom以外のオンラインツールを使用しない
 ・環境によってはGoogleスライドなどの利用ができない参加者を想定
【※主目的・検証したかったことについての実施結果】
(1)ワーク内の声、満足度として、達成できたと感じている。
(2)追加部分のワークのつながりに分かりにくい点があり、改善が必要。
(3)画面共有ではなく、顔を見ながら話ができ、スピード感も保てるなど、チャットだけでやる意味はあった。
【※実施内容(非参加者にもわかるように)】
このテーマはファシリテーションのきほんの中から「アウトカムをつくる体験」を中心に、
体験を通して「現場の話し合いで役立つヒント」を 見つけるワークショップです。
普段から話し合いでアウトカムを意識できている方もそうでない方も、あらためて初心に立ち返りましょう!
※本テーマは、たんぽぽワークショップをベースに、外部向けの実施を想定してアレンジしたプログラムを試行するものです。
■たんぽぽワークショップ
「ファシリテーションってどんなもの?」という初心者の方を対象に、
体験と解説を通して「話し合いを進めるためのヒント」を 見つけるワークショップ。
いままでも、たんぽぽの綿毛のように全国のFAJ組織や、国内外の企業、団体へ広まっていますが、
今回はその「たんぽぽワークショップ(Zoom版)」に、さらに外部向け実施を想定して以下のような工夫をします。
-たんぽぽワークショップのあとに、「アウトカムをつくること」に焦点を絞った体験を追加
 ・体験から自分で考えるワークに、明日から使える部分をより明確に追加してみる。
-Zoom以外のオンラインツールを使用しない
 ・環境によってはGoogleスライドなどの利用ができない参加者を想定など
【参加者の声】
やっぱりOARRは常に大事
・OARRの事前設計(意識)。まぜるな危険(今何を目的にやっているかを明確に議論)
・板書を制するものがファシリテーター
OARRの徹底と板書を担当する、をすぐに実行します。
会議のゴールを明確にし、時間帯ごとに何をする時間なのかをはっきりさせながら、しっかり発散の場を設けたいと思った。
Q&Aを長くとっていた。
内容も大変有意義でしたが、会のゴールと進行プロセスが明確に示されており途中のステップごとにも何のために何をすれば良いのかわかりやすかったです。
【企画側の気づき】
・板書から始めようという話もあったように、ファシリテーションをより知りたいと思う参加者の意見があったことは単純に嬉しかった。
・実験的なテーマもありだが、普及につながるコンテンツを地道に続けることも必要だと感じた。

報告者

田代翼

報告日

2021/06/21