2022年3月定例会3レポート『カオスにともしびを ~議論の構造をつかむ~』東京支部

調査研究:東京支部 2022年3月度定例会

テーマ

開催日

2022年 3月 26日(土)

会 場

オンライン

講師・ファシリテーター

前田卓也

企画運営担当

前田卓也(以上、FAJ会員) 名

参加者数(会員)

19名

一般・見学者数

0名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【※本テーマの主目的・検証したかったこと】
動画視聴で、ファシリテーションの気づきが得られるか

【※主目的・検証したかったことについての実施結果】
参加者のご意見を拝見するに、十分な気づきが得られることが分かった

【※実施内容(非参加者にもわかるように)】
まずは、各自以下の動画を視聴し、議論の構造をつかんだのち、グループでその共有や、司会者の加藤浩次さんのふるまいなどについて議論をした。
https://www.youtube.com/watch?v=wcTPVN8i0rc
https://www.youtube.com/watch?v=G3E0zCejq0Q


【参加者の声】
・動画を見て感じたことを話し合うという手法はとても効果的だと感じた。
・しっかりと自分で考えることができた。
・議論を構造化することに興味があり、テーマ、教材として自分の望むのものに近かった。またグループワークの際の質問も用意してもらったのは良く、質問もとても良い質問dなったともいます。ありがとうございました。
・対話の時間も長いが、ネタが尽きるときつい^^;もう少し問いを絞ってもいいかもね
・構造を見る練習が時間をとってできた。グループで話し合う時間もゆっくりあった。参加者の質によっては、勉強になったかどうかわからないので、全体共有の時間があってもよかったかも。
・グループワークの時間が充分あった。
・人によって見るポイントが異なり、どうしてそう見たかが分かり面白かった。
・勉強会で互いに学ぶという雰囲気がよかったです。
・ユーチューブを見て話し合うのが斬新でよかったです。グループが4人だと話しやすいし、議論が深まる。自分の考えを話す時間も沢山あり、ゆっくり、相手の話を聞くことができるので、とても良かったです。
・興味のそそられる話題を教材にしてくれたこと、参加者同士のブレイクアウトが楽しめた
・ブレイクアウトルームでのワークはとても良かったのですが、会の一番最後にメインルームでの質問タイムがあれば良かったなと思いました。ブレイクアウトルームのワークだけだと何となく分断された気持ちがしてしまうのですが、メインルームで質問タイムや感想タイムがある会では全員が繋がっている安心感を感じるなと思います。

【企画側の気づき】
ファシリテーターにとって議論の構造をつかむことは重要である。しかしながらそれは簡単ではない。そこで議論の構造をつかむ練習をする場を用意した。動画を視聴することで学びになるかという点は心配だったが参加者の方が積極的に学びを得ようとする前向きの方が多く、狙い通りの場になったように思う。議論の流れを細かく分析することはファシリテーションの学びにつながるが、そのためには議論が本物であることが重要であるように思う。そのため、今後同様なワークショップを行う際には、動画の選び方たキーポイントになると思われる。

初心に戻る気持ちになった

【企画側の気づき】
"きく"については深めることがある程度できたと感じたが、チーム活動につなげる部分が甘かったと感じた

"きく"ことについてはかなり深めることができたので、今後、継続して定例会で実施していきさらに深めていきたい

報告者

前田卓也

報告日

2022/04/03