2022年 5月 28日（土）
オンライン
木下紀子、竹本記子、前原恵（以上、FAJ会員）
前田卓也（FAJ会員)
５名
０名
【※本テーマの主目的・検証したかったこと】
個々のストーリーから紡ぎ出された貢献と影響がFAJ（組織）のビジョンに繋げられるか、「FIND YOUR WHY」のフレームワークを使い検証する。
【※主目的・検証したかったことについての実施結果】
ワークシート・振り返り及びアンケート結果より、想像以上に得られることが分かった。
また、本書の再現性の高さも実証できた
【※実施内容（非参加者にもわかるように）】
1. オリエンテーション・チェックイン
2. ワーク１ 具体的なストーリーを語ろう
3. ワーク２ 具体的な貢献はなんだろう
4. ワーク3 何になるよう促したか？
5. ワーク4 FAJの貢献と影響はなにか
6. ワーク5 WHYステートメントの候補をつくる
7. ワーク6 WHYをどのように実践できるか
8. 全体振返り
【参加者の声】
ビジョンワーク・アンケート結果より
●心に残った言葉があれば教えてください。
・グランドルールのLOVE
・自分の中から出てきたものでないと、できないしやらない（サイモン氏）
ストーリーとストーリーに紐付く感情が大切、と言う解説の言葉です。
・橋を架ける
●気になった点や違和感などあれば教えてください。
・3人のブレイクアウトグループを通し（途中組み替えなし）が個人的には少し辛く感じてしまいました。
・全体と通して、とても楽しかったです。そして、ワーク２以降、主語がFAJに変わったので少し戸惑ったことと、ワーク３の問いの理解が少し難しく感じたことをお伝えします。
●その他(東京支部のアンケート結果より)
・ゴールデンサークルについて、もう少し詳しい説明があると良かった。
・Googleスライドを使ったワークに入る前に、「こんな感じで使います」といった、軽くで良いのでレクチャーもあるとさらに良いと思いました。課題への理解と進め方（使い方）の理解と同時に行う必要があったため、少々戸惑っていた方もいらっしゃったように思います。少し唐突感があったように思いました。
・当日のみならず、長いビジョンに基づいたお題なのが良かったです。にも関わらず、敷居が低く話しやすい雰囲気で良かったです。
【企画側の気づき】
・今回FAJ歴の長い方から1年未満の方まで多様なメンバーでしたが、だからこそ新しい方はFAJ の活動の理解やファシリテーションの可能性を感じていただけたことと長い方には新たな発想や新鮮な感覚が意見交換できていたことにこのビジョンワークを行う意味を感じさせていただいた。
・グループでの対話中心で共有もグループごとに行うだけであったが、少人数だったからこそ、グループだけでなく全体でのダイナミクスを生み出すチャレンジも可能だったかもしれない。また少人数のワークの場合は全体での対話を深めてみることもチャレンジしたい。
・ビジョンを考えるというハードルが高いテーマ、普段あまり馴染みのない、他者への「貢献」「影響」にフォーカスを当てたワークだったが、参加者皆さんの思いが繋がる良い場になったと思う。ゴールデンサークルや、FAJ（とその会員）を主語としたワークのところは、説明に工夫が必要であったかもしれない。（いや、みなさんを信じて、これくらいで良かったとも思う）改めて、自分にとってFAJとは何か、その中で何を大切に活動しているか考える機会になった。この一期一会の場に参加できたことに感謝したい。
・定例会仕様（230分）実施するために若干圧縮もやむなしの状況だったが、参加者が少人数で会ったことが奏功しアットホームな雰囲気でプログラム通りの進行及び参加者満足度につながった。
・模擬ではなく「実際のビジョンを作るため」「長期的過程の一部」であることに興味を持っていただいたように感じた。聞き馴染みのない言葉や言い回しに苦慮されている場面も見受けられたが、各グループ内で咀嚼しながらワークに取り組まれていた。振り返りでは「現場でもやりたい」との声もありプログラムの再現性は実証された。
・作業用シートの提示のタイミング、ビジョンワーク全体の流と今回のプログラムの関係性・位置づけなどインストラクションの工夫すれば更によい場が作れる。
木下紀子、竹本記子、前原恵（以上、FAJ会員）
2022/６/14