2023年3月定例会レポート 3『実効性の高い答えを引き出すために~NLPミルトンモデルで質問をブラッシュアップ』東京支部

調査研究:東京支部 2023年3月度定例会

テーマ   実効性の高い答えを引き出すために~NLPミルトンモデルで質問をブラッシュアップ

開催日

2023年 3月 25日(土)

会 場

オンライン

講師・ファシリテーター

楯岡かおる(FAJ会員)

企画運営担当

岡田純子、東憲治(以上、FAJ会員) 名

参加者数(会員)

20名

一般・見学者数

0名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【※本テーマの主目的・検証したかったこと】
NLPミルトンモデルを手掛かりに、より効果的なファシリテーションをおこなうヒントを得る

【※主目的・検証したかったことについての実施結果】

問いやガイドする言葉に、話した本人が意図していなくても、前提や方向性が入る事に対して、定例会参加者が、途中からどんどん敏感になっていく様子が見えた。
NLPミルトンモデルを通して言葉に対する理解度が高まったことにより、定例会後の様々な問い等に対して敏感になり、より、効果的なインストラクションや問いにつながっていくと思う。


【※実施内容(非参加者にもわかるように)】

・NLP、ミルトンモデルについて簡単に紹介

・自己紹介

・ミルトンモデルを知る

(ミルトンモデルのパターン7種類と文例を紹介、それぞれについて、自分が使っていた例などをチャットに書く)

   休憩

・問いを解読する

(用意された問い複数について、グループで、ミルトンモデルの知識をもとに、その問いにはどんな意味、指示、方向性、前提などが含まれているかを解読する)

・問いを作ってみる(用意された話し合いの目的・目標・参加者の設定を見て、グループで、ミルトンモデルを使ったアジェンダとしての問いを作る)

   休憩

・知見にする

(グループで話し合い

・ファシリテーションの場面でのミルトンモデルの影響、効果、より良い生かし方は、どのようなものか?

どんな目的のどんな場面でどういう使い方をすると、目的に沿った影響が生じるか?

・逆に、どんな目的のどんな場面でどういう使い方をすると、目的に沿わない影響が生じるか?)

【参加者の声】


・新入社員のオリエンテーションの「問い」を一緒に考えて頂いて、ありがとうございました。とっても助かりました。
・楽しかったです♪ 質問のブラッシュアップに活用しようと思います。ありがとうございました。
・冒頭で、終わったばかりのWBCの大谷くんのスピーチをミルトンモデルで解説していただいたのが秀逸でした。ありがとうございました。
・考え方をブラッシュアップできました。
・一所懸命意図や前提を盛り込んだ問いに誰も反応してくれなかったら寂しいだろうな。。。 いっつもやけど(笑)
・言葉は発した瞬間に相手の解釈に委ねることになる
・正しく伝わる言葉選びを訓練します!
・奥が深いと思いました。少しずつ身に着けたいです。まず否定命令はやめます。
・世の中の見え方が変わりそうで楽しみです!
・言葉に注意して,問いを考えたいと思います。
・ 「前提を作り出すのは言葉」、「問いを現在型にすると臨場感が出る」を意識します。
・やはり、ミルトンモデルはその場で使うのはむずかしいですね。
・事前に予習し、話し合いの結果を議事録なりに前提や、意図を書くことで復習して、毎回考え、脊髄反射で使えるようにできると、ビジネスで成果が出しやすくなるように感じました。
・言葉の功罪がはっきりしました。でも、どうすれば良いか、余計分からなくなりました。
・今回を踏まえて、悩みながら問いを作って、どんどんやっていきたいです、
・これから問いのつくリ方にミルトンモデルを意識していきたいと思います。今まで少し雑だったかも。
・久しぶりの人にも会える、リモートの良さですね。(ミルトンモデル的な工夫が盛り込まれています。)
・ミルトンモデルの学びを通じて、言葉の力の大きさ、そして、相手との信頼関係が前提として必要だということにも気が付きました。
・注意していても、疲れてくると「前提あり」の問いをしてしまっている自分に気付きました。
・言葉の選び方が効果や結果に大きな影響を与えることに気づくことができました。大谷選手の例も納得でした。学びの多い有意義な時間を有難うございました。奥が深いということも分かりました。

【企画側の気づき】

・ミルトンモデルというNLPのスキルの1つを通じて、ファシリテーションをおこなう時 に、意図した通りの問いや意見を伝えることの大切さをみなさんと共有できたことがとて も興味深かったです。「前提」「誘導」といった言葉には、NLP独特の使い方があること を改めて感じたので、またファシリテーション✕NLPをテーマにした定例会に携わる機会があれば、その点に考慮して、よりブラッシュアップしたプログラムにしていきたいで す。
・「前提」「誘導」という言葉にファシリテーター敏感であることが分かった

報告者

楯岡かおる、岡田純子、東憲治(以上FAJ会員)

報告日

2023/4/23