2024年5月定例会レポート テーマ3『「ファシリーテーションの力」再発見~現役難病患者本人が語る 難病者同士の"しゃべり場"作りの事例から見えること"』東京支部

調査研究:東京支部 2024年5月度定例会

テーマ3 定例会『「ファシリーテーションの力」再発見~現役難病患者本人が語る 難病者同士の"しゃべり場"作りの事例から見えること"

開催日

 2024年5月25日(土)13:00~16:30

会 場

 葛飾シンフォニーヒルズ メヌエット

ファシリテーター

 芦名 洋二郎 (FAJ会員 埼玉サロン)

企画運営担当

 鈴木 克典(FAJ会員 東京支部)

参加者数(会員)

 13名

一般・見学者数

 2名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【プログラム】

 0.オリエンテーション 
 1.導入 MFのトリセツ
 2.ファシリテーションの基本
 3.PD Café Workshop 効果と失敗
  「しゃべり場」作りの事例を通じて、パーキンソン病コミュニティの意義を知る
 4.どうする私
  「直近で予定している悩ましい会議」に対して、自分の取り組みを考える。
 5.PGM振り返り
  KPT
    6.茶話会
 
【アンケート結果】
・テーマの満足度 ★★★★☆(3.8)
・ファシリテーション・進行について ★★★★☆(3.6)
・プログラムの構成、内容について ★★★☆ (3.4)
 
【参加者の声】
・「PD Cafe」という1つの作品を見せていただけた。その全体から自分なりに学ぶことがたくさんあった
・難病者同士の話し合いの場について、関わった方の話を聞く機会はほとんど無いので、もう少しその点に重点を置いていただいても良かっ
    たと感じました
・もっと難病の当事者カフェにおけるファシリテーションの特徴について知りたかった。
・事例紹介の前に、参加者にPDカフェの活動を想像させる、自分なりに考えさせるワークがあると良いかもしれない。
【企画者の気づき】
・ファシリテーションの基礎と現場経験の報告という圧倒的に唯一無二のコンテンツと思っていたのが、期待以上に盛り上がらず、ロジの不
    備などもあり予想以上にFの力が伝わらなかった
と感じた。
・前回は、PDカフェに参加していた方がいたのでどれだけ大切な会であったか生生しさがあったが今回はそれが少し足りなかったかもと思っ
    ている。
【ファシリテーターの感想】
パーキンソン向けの運動教室で続けてきた「おしゃべりの場」その場がうまくいっていたことを「ファシリテーションの基本」の観点でみてみると、結構「場づくり」「進め方」「スキル」などを活用してた、ということをお伝えしました。
実践例の紹介の後の質疑では、質疑というより意見交換が活発に行われたように感じられ、話題提供側も学びの多いわーくしょっぷとなりました。初診から11年、退職後4年を経て、流石に細部へのこだわりや瞬発力が低下しているなと自分でも感じつつ、ま、「MFは面白い」と改めて感じられました。ありがとうございました😊

報告者

 鈴木克典

報告日

 2024/6/15