2004年度03月定例会 東京定例会の研究ネタ出しワークショップ ・・・企画会議のファシリテーション東京支部

第16回東京地区定例会議事録

■日時:2005年3月26日(土)13:00〜17:00
■場所:東京・千駄ヶ谷 日本経営協会セミナー室
■参加者数:40名
■担当:池田、山口
■テーマ:「東京定例会の、研究ネタ出しワークショップ
          ・・・企画会議のファシリテーション」
■概要
「ネタ出し」が直接の目的ではあるが、初参加の方がが多かったことから、 実は「FAJへのオリエンテーション的ワークショップ」であったり、改めて 「プロセスに重きを置いた進行を心がける」など、基本もしくはFAJの原点に 立ち返るための試みを大いに秘めた定例会となった。

■内容
1)オープニング(池田) FAJの存在意義と、東京定例会のあるべき姿をアピール。 「自分たちで決め、自分たちでやっていく」 「出し合って、見て、もちかえる。そしてまた持ち寄る(フィードバック)」 「普段のしがらみから開放される自由な場所、安全で安心できる快適な場を提供する」

2)自己紹介(各グループごと) 初参加の方が多かったので、いつもより長めに時間を取る。

3)FAJおよび定例会への「思い」を引き出す グループごとに、フリートークの時間を持った。

4)瞑想(全員) クールダウンを試みてのもの。

5)各グループでの拡散作業 各人の「思い」を持ち寄る。手法は各グループのファシリテーターに任せた。

6)全体調整(池田→全員) 気がついたことをフィードバック。 「多くの意見がでている」「隠れファシリテータを見つけた」「きれいに まとめすぎている」 その後、どうやってまとめるかという方向性と、後半のテーマを提示。

7)各グループでの収束作業 前半のグループワークで持ち寄った「思い」から、グループとして 「こんなことをやってみたい」「このようなことに気を配って定例会の コンテンツ・プロセスを策定してほしい」といったリクエストへと集約 してもらった。

8)内容が多岐にわたるため、グループごとの発表内容は割愛。傾向としては、 ・具体的なスキルを挙げたグループは、当初の予想より少なかった。 ・とにかく実践を!との声が強かった。 ・ファシリテーターとしての「あり方」を問うグループがいくつかあった。 ・「事例、先駆者」を題材にしたいという声多し。 ・「ファシリテーションを普及させるためには?」を探求したいとの声もあり。

■まとめ
各グループの成果物は東京運営委員会で引き取り、1年間の予定を策定する ための参考とすることとした。ありがとうございました>ご参加の皆さま プロセス面に着目すると、グループごとに以下のような違いが出た。
1.メインファシリテーターの煽りにより揺れたグループ
2.ファシリテータが途中交代したグループ
3.キッチリとアウトプットまでまとめたグループと、まとまらなかった  グループに分かれた 4.意図的に「困ったチャン」をするメンバーの居たグループ
5.発表者が発表直前にファシリテータとして動き、独断的な発表にならない  ようにした「隠れファシリテータ」が発生したグループ
6.いい意味で飛躍した答えの出せたブループ・出せなかったグループ

■次回の予定
日時:4月23日(土)13:00〜17:00
場所:東京・千駄ヶ谷 日本経営協会セミナー室
テーマ:基本スキルを学ぶシリーズ 第1弾!     
「ダイアログのファシリテーションを極めよう!」 担当:堀、加留部

「局長」池田さんの熱い思いに.... 多彩な成果物で応える「隊員」たち
←前のレポート 一覧表へ 次のレポート→