2010年度1月定例会 1.定例会をつくる定例会東京支部

事業内容: 東京支部 定例会
テーマ: 定例会をつくる定例会
開催日: 2011年1月22日
会 場: 文京区民会議室 3階会議室B(※文京シビックセンター内)
講師・ファシリテーター: 菊地敦子(きくあつ)、増川信浩(ねてる)、牧島正武(まっきー) 3名
企画運営担当: CO:中垣勝(がき)、菊地敦子(きくあつ)、増川信浩(ねてる)、牧島正武(まっきー) 4名
参加者数(会員): 6名
一般・見学者数: 4名
テーマ詳細

プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
■プログラム概要
1.ゴール
(1)当初:「自分たちが必要としている定例会のイメージが浮かんできて、それを一緒に作る仲間が見つかる!!早く実現したくてうずうずしている!!」
(2)変更:非会員の参加者が多いことから、ゴールを変更した
やりたいことを通して、一緒に定例会をつくれる仲間が見つかるかも…!?
2.グランドルール
1)本気で関わる
2)本気で話す
3)自分の感じることを大切にする
4)相手の感じることを大切にする
3.場づくり
1)椅子を円に並べ、その中心に、布をふんわりとまとめて、オブジェとした
2)OSTででてくるキャラクターである、蜂と蝶の折り紙も、ホワイトボードに貼ったりや布のオブジェに置いた
3)開始前に、参加者にも折り紙を折ってもらった
4)布を敷いて、お菓子テーブルとした。お菓子は折り紙の器に盛ったり、テーブルの上にきれいに並べたりした。
4.プログラム構成
(1)オリエンテーション
1)ファシリテーター自己紹介
2)当テーマの経緯説明
3)ゴールについて
4)グランドルールについて
(2)チェックイン
1)想定:皆様はキャビン・アテンダントであり、かつ乗客です。お乗り遅れがないように。
2)お題:・今の気分は、・このテーマを選んだ理由
(3)ボディーワーク
1)タイトル:「なかまにからだを預けてみよう!」
2)内容:目を閉じてからだを倒し、まわりにいるなかまにからだを受け止めてもらう
(4)グループトーク(45分)
1)3人1組のグループをつくり、この45分間はグループを固定して、関係性を深くすることをねらった。
2)ワーク形式
(問1)インタビュー形式(話し手、聴き手、書き手に分かれる)で、1回3分×3回
(問2)フリートーク形式で、10分間とする
(問3)インタビュー形式(話し手、聴き手、書き手に分かれる)で、1分(黙考)+3分(ワーク)を×3回
3)問いは、3つ用意した。
(問1)なぜ、あなたはテーマ「定例会をつくる定例会」に参加したいと思ったのか?
(問2)あなたが「ファシリテーション」の良さを感じた時のことを思い出して話し合ってください。
(問3)あなたが、心から願うことを見つめてみませんか?湧き出してくるものをお話しください。
(5)定例会をつくるワーク(約2時間弱)
1)ワーク形式:OST(オープン・スペース・テクノロジー)
2)4つの原則
・ここにいる人は、全員適任者
・何時に始まっても始まるときに始まる
・何が起こっても、起こるべきときに起こる
・いつ終わっても終わるときに終わる
3)移動の原則
・蝶:飛び回る存在
・はち:花粉のように情報を媒介する。
・2本の足:自分の足で、自分の責任で時間をすごそう。学ぶこと、貢献できることがないと思ったら勇気を持って、一歩踏み出そう
4)見学参加の人が多かったので、定例会でどんなテーマがあったか、来月の案内を兼ねて、説明をした
5)出てきたテーマ(○は盛況だったテーマ)
○夫婦ファシリテーション
・合コン・飲み会に生かすファシリテーション
○宇宙へ行く
・知らない自分を知る
・(平日夜)たったの2時間、もっとファシリテーションに触れたくなる会
・会社でできるワークショップ・プログラムデザインをつくる
○職場で使えるファシリテーション
○合気道とファシリテーション
・リアル悩み解決
・質問のちから
(6)チェックアウト
(7)原状復帰
5.場で起こったこと
(0)折り紙
・どうやって折るのか教え合うことで、関わり合うことができた
(1)オリエンテーション
・見学参加者の立場に立った配慮の声が、会員から上がったことで、MFのねてるの「定例会観」につながり、「リアルな場」になった
(2)チェックイン
・皆同じ飛行機に乗って旅立とうとしている設定により、場に一体感が生まれた
(3)ボディーワーク
・相手にからだを預けることへの驚きの声があがった
・意外に相手に任せて、かなり深く倒せることに驚きがあった
(4)グループトーク
・手順や問いの内容について参加者から質問がでてくるようになった
・ほぐれて来た感じ
・自然に動いている感じ
(5)定例会をつくるワーク
・テーマが出始めるまでは時間がかかったが、一度出始めるとスムーズに進んだ
・皆さん、自由に移動していた
6.ふりかえり
◆事前
・ゴールイメージの共有をもっとしていたらよかった
・ことばの使い方
定例会に始めてくる人(4人)がいることがわかった時に「配慮」すべきだった
専門用語:チェックインとか
・OSTの進め方
お互い何ができるかできないかを丁寧に共有していたらよかった
緊急集会でやったものをイメージしていた
・プログラムをみんなで練ったことが良い結果につながった
・インストラクションなどは、見直すところがあるかも
・場づくりの工夫のしどころが見えてきた
・どうしたら初めて来た人がリラックスできるのか(おりがみ)
・別のWSで「蜜?粘土」(繰り返しつかえる、殺菌作用あり、食べても無毒)使った:
今の自分を表現することをした
「心から願うこと」ことばになりにくい思いを粘土を媒介にして、最初に手を動かしながら表現して、そこからことばにしてみるのもいいかも
・語るよりも先に関係性ができてくる
◆最中
・心から願うことの問いから、「宇宙に行く」がテーマにでてきた
・「定例会をつくる定例会」は「リサイクル」ができるかも
・折り紙(ちょうちょ)がアイスブレイクになった、関係性ができた、
・チェックインで、CAの例えがもりあがった。ねてるの十八番。
・後ろでFGのフォローがいい感じ
・教育テレビ的
・OSTでグランドルール(本気)に自ら反してしまった
・OSTで場に出すのは、一人1個と限定した方がよかったかも
・OSTにスタッフが入る時は、完全に参加者にモードを切り替えた方が良いかも、宣言してもよいかも
・サインナップについて
・初めての人もいたし、「定例会につなげる」ことを云うのは、何か違う感じだった
・盛り上がった人は、勝手に立ち上げる雰囲気だった
・ネタとしてうまれても、やる人は別でもいいのでは?
◆事後
・ぐるぐるは、「定例会をつくる定例会」のリサイクルチームに進化してはどうか?
・ワークショップをつくるワークショップとして、「心からやりたいこと」が実現できるプログラムであるのではないか?誰かに役立ちができそう。
・拡張性が高く、いろんなところでできる可能性がある
・自分自身が「心から願うこと」より、ワークショップそのものが好きになってしまっていることに気づいた
報告作成者 牧島正武(まっきー)
報告日 2011年2月12日
その他特記事項  
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