2011年度10月定例会 3.ファシリテーショングラフィック練習ジム(FGYM)東京支部

事業内容 東京支部 2011年10月度_定例会
テーマ ファシリテーショングラフィック練習ジム(FGYM)第9回
開催日 2011年10月22日
会 場 日東紡ユニオンプラザ・会議室
講師・
ファシリテーター
奥田浩 1名
企画運営担当 饗場俊行、大沢珠己、木村和郎、富士慎一郎、牧島正武、
糟谷勇児、保谷朋子、中田展代、松尾貴宏
9名
参加者数(会員) 18名
一般・見学者数 0名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
□目的/ねらい:参加者のファシグラの練習の場
□ゴール/意図
  • 参加側:明日から各自の現場で積極的にFGに取り組みたくなる。自分の描き方の特徴を知り、気付きを深め今後に生かす機会となる
  • 企画側:ファシグラという基礎的なテーマの繰り返し可能なワークショップデザインを実現する
□グランドルール
  • ?自分の練習なので、どんどんチャレンジ
  • ?悩まないで楽しむ
  • ?率直に本音で聞く・話す
□グループ構成
  • 1グループ4人×5グループ=20人(定員)、
  • 最後までグループは固定
□アジェンダ
  • 10時:開始
    • -アイスブレイク:4象限で自己紹介
    • -ワークA:「となりの客は?よく聴き描くワークだ」
      • 自己紹介を聞いて、キーワードを拾い、描き取る
    • -ワークB:「描き取り、比べてみるワーク」
      • 4人(うち1人ファシ役)での模擬会議(テーマ:ホワイトボードと模造紙、どちらがよい?)をハーフサイズの模造紙1枚ずつに、参加者全員が描き取る。
      • その後、参加者全員がウォークアラウンドで描いた物を見て廻り、感心した個所にシールを貼る。
      • シールが多いものを全員で見て、どこに感心したかを共有する。
    • -目標選び

  • 昼休み
    • -マーカーの使い方、色の使い方の説明と練習

  • 午後ワーク再開
    • -ワークC:「チャレンジワーク」
      • 1テーマあたり:準備(5分)+会議(20分)+FB(15分)
      • 4テーマ(1人が会議、FBのファシ役を1回ずつ担当、計2回FGの機会がある)
    • -ワークD:「明日やろうよWillワーク」
      • 明日からの目標を考える

  • プログラム本体終了
  • -振り返り
    • アンケートを配り、記入した内容を基に、振り返る。
    • 振り返る対象は、ワークデザインと場。
    • スタッフをテーブルファシにつける。

  • 17時15分:原状復帰完了

  • ※今回のプログラムの特徴
    • ?「描き取り、比べてみるワーク」で模擬会議の描き取りをして、ワークCの練習をしてもらい、他の人の描き方のよいところを感じてもらえるようにした
    • ?プログラム本体終了後に、ワークデザインと場の振り返りの時間を設けた
□ふりかえり
  • □会場(日東紡ユニオンプラザ)について
    • □部屋が横長い
      • -ホワイトボード・紙芝居が見づらい、「描き取りワーク」の模擬会議の声が通らない、という声があった。部屋の形状に合わせた対策が必要だった。
    • □道に迷った人が複数名いた
      • -外苑東通りから曲がるポイントがわからなかった模様
      • (「薬王寺坂」という標識があった)
  • □インストラクション
    •  
    • -自己紹介では話が途切れ途切れになり、描き続ける感じにならないという意見があった。
    • 例えば、「とりとめのない思いつくこと」などもっと話しやすくなる工夫が必要かもしれない。
    • -「聴く」「聞く」「訊く」の言葉の使い方に、提供側が意識を持つ必要がある、と感じた
  • □ワークB「描き取り・比べてみるワーク」
    • -想定したねらいは、「他人が描いた物を強制的に見せられることによって、自分が取り組む目標を決めることができる」であった
    • -インストでは、「ライブレコーディングをしてください」、「会議者に影響を与えないので、ライブレコーディングです」と伝えた。
    • 模擬会議のテーマが「ホワイトボードと模造紙のメリット・デメリット」であったこともあり、8割強の人がマトリックスを切ったFG、2割弱の人が発言を拾ったレコーディングを行っていた。
  • □昼休みワーク「マーカーの使い方・色の使い方」
    • -なんとなく始めたので、遅れて参加する人や、自分のテーブルでもやってくれると思って待っていた人が出てきてしまった
  • □ワークC「チャレンジワーク」
    • -タイトルと説明文がしっくり来ないテーブルがあり、なかなか会議に入りにくいという意見があった。タイトルと説明文に矛盾がないか、検討する必要性を感じた
    • -今回は参加者が「FGチェックポイント」をよく見ながら、ふりかえりをしていた。テーマ1で「良いファシグラについて考える」について話し合った効果ではないか?
  • □ワークD「明日やろうよWillワーク」
    • -アイスブレイクで「4象限で自己紹介」のうち、「今日期待していること」という問いに対して、「今日の体験はどうでしたか?」という問いを出した
  • □ワークデザインと場の振り返り
    • -アンケートを企画に関することに限定し、「改善点」も無理やり書かせるようにして、アンケート記入時間も確保し、テーブルファシリテーターも付けた。日頃書かれないような声も拾えた。
    • -テーブルファシは、事前の打ち合わせなしに付けることにした。この「振り返り」の意図を事前に共有をしていたら、「場で起こったこと」をもっと参加者から引き出せたかもしれない。
  • □全般
    • -朝からやっても結局時間は足らなくなると感じた。ウォークアラウンドの時間は割愛した。
    • (通常は正味4時間半のプログラム。今回は、昼休み・プログラムのふりかえりを除いて、5時間10分)
    • -朝の「4象限で自己紹介」の時と比べ、午後のチャレンジワークでは、ペンが使え目に見えて上達した人がいた
報告作成者 牧島 正武
報告日 2011年11月4日
その他特記事項  
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