2011年度12月定例会 3.”たんぽぽワークショップ 〜みんな主役、体感しようファシリテーションのちから〜”を考える東京支部

事業内容 東京支部 定例会
テーマ ”たんぽぽワークショップ〜みんな主役、体感しようファシリテーションのちから〜”を考える
開催日 2011年12月17日
会 場 下落合コミュティセンター 第2集会室
講師・
ファシリテーター
尾上昌毅、松木治子(FAJ会員) 2名
企画運営担当 伊藤謙、木村和郎、鈴木まり子、増平貴之(FAJ会員) 4名
参加者数(会員) 7名
一般・見学者数 1名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【概要】
話し合いの基本となる「場づくり」の大切さを体感していただくワークとFAJの紹介を組み合わせた2時間の”たんぽぽワークショップ”を行う。
その後、90分の振り返りセッションでワークショップ中のプロセスを丁寧に振り返りながら、プログラムに対するフィードバックをもらうと同時に非会員へファシリテーションの良さを伝えるワークとはどのようなものかを考えた。

たんぽぽワークショップとは、『「ファシリテーションとFAJの良さ」の種子を(たんぽぽの綿毛のように)高く・遠くへ・たくさん飛ばしたい!!』をコンセプトに非会員のみなさんが気軽に参加できる平日夜2時間程度のプログラムです。
FAJ会員がちゃんと練習すればファシリテーター役をできるようなものにしたいと考えており、その趣旨から当日の会場でくじ引きをして、チームたんぽぽメンバーからメインファシリテーター(MF)を決定した。
【プログラム 定例会オープニングパート】
12:45〜 定例会オリエンテーション
  • たんぽぽワークショップMF決め(あみだくじ)
  • (一旦退出)
【プログラム たんぽぽワークショップ】
13:00〜 オリエンテーション
  • アイスブレーク
  • 自己紹介
  • レクチャー
    • ファシリテーションとは
    • ファシリテーターとは
    • 話し合いの流れ(プロセス)
    • 共有と発散
13:30〜 話し合い1
  • テーマ:普段の話し合いで起こっていること
  • (進行は参加者任せ)
  • 振り返り/グループシェア
  • (休憩)
14:05〜 話し合い2
  • テーマ:話し合いをよくするためのアイデア
  • (進行はMFが行う)
    • グループで「よい話し合いって」を話す
    • 一人でポストイットにアイディアを書き出す
    • 出すアイディアの目標数設定
    • グループ内で席替え
    • ブレストの4つのルールを提示
    • 発散
  • 振り返り/グループシェア/全体シェア
14:45〜 今日のなかで使われたファシリテーションスキル
14:50〜 FAJの説明
14:55〜 WSへのアンケート記入
【プログラム 定例会振り返りパート】
  • (休憩)
  • たんぽぽWSのマンダラチャートを参加者に配布
  • 模造紙2枚分の巨大マンダラ、使用した掲示物、紙ポなどを壁に貼る
15:15〜 振り返りの趣旨説明
15:20〜 WSで起こったこと、感じたこと
  • グループで話す
  • 個人ワークでポストイットに記入
15:30〜 ポストイットをマンダラに貼って起こったこと、感じたことををシェア
  • ブラッシュアップ案を出す
  • 参加者のうち一人が前でレコーディング
16:35〜 クロージング
  • 全員が一言感想を述べる
【担当者振り返り】
  • 1年前から考え始め、3度のトライアルをして上での定例会開催でしたが、その場に集った参加者からフィードバックを受け、ブラッシュアップ案ももらい、次の活動に繋がる機会となった。
  • WSを体験する2時間+WSのプログラムデザインまんだら図(模造紙2枚分)を前にWSを振り返る90分 の2部構成で行いましたが、通常は泡の会でなされる「反省・評価・次への課題」をじっくり拾えたのはありがたかったし、学びも多かったと思います。
  • 非会員に対してFの良さを伝えることを、短い2時間の中に凝縮させようとするWSのデザイン過程で、企画者自身のFに対する位置が逆照射されるのを感じました。",,
【参加者コメント−たんぽぽWSのアンケートより】
  • 2時間でファシリテーションの一部を体験できたと思います。何を持ち帰ってもらうかを寄り具体的にするとおもっとインパクトがあったと思いました。
  • ファシリテーションを知ったけど手がかりがつかめない人向けの何かがあるともっと良いと思いました。
  • 何かつかむ前に終わってしまってないか?参加者は次にどうつなげればよいのでしょうか?
  • アイデア出しはもう少ししかけが必要だと思いました。
  • 2時間はあっという間でした。もう少し学んでみたいと思いました。
  • 2時間のプログラムはファシリテーションに触れるきっかけとしては適度な時間であると思う。参加した人がFって使えるなと思い活動が広がっていくと良いな。
【参加者コメント−定例会全体】
  • 定例会で、たんぽぽWS をやるだけでなく、その場に集った会員からフィードバックを受ける形態が、まさに調査研究事業である。
  • 当日、MFを決めるというチャレンジはよかった
  • 後半の振り返りでは、特大マンダラが目の前に受けたてほやほやの2時間ワークショップを十数人もいるのに1時間半で振り返りと次へのアドバイスまでみんなから引き出したのが、まさにファシリテーションのパワーだった。
報告作成者 松木治子
報告日 2011年12月30日
その他特記事項  
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