2011年度8月定例会 4.ファシリテーションにおける質問力を身につける〜ファシリテータが質問を考えるときのプロセスをたどろう!〜東京支部

事業内容 東京支部 埼玉分会 定例会
テーマ 「ファシリテーションにおける質問力を身につける
〜ファシリテータが質問を考えるときのプロセスをたどろう!〜」
開催日 2011年8月27日
会 場 浦和コミュニティセンター 第7集会室
講師・
ファシリテーター
小藤輝正 1名
企画運営担当 鈴木克典、芦名洋二郎、千葉和江、中平拓司、尾関真、筒井康志 6名
参加者数(会員) 16名
一般・見学者数 4名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【目的・目標】
大目的:ファシリテーションが質問を考えるときのプロセスをたどる
大目標:ファシリテーターとして適切な質問を考えることができるようになる
状況を読める→意図を作れる→適切な質問を作れる
【プログラム】
12:30 スタート
  • 挨拶、MFの紹介 (やっしー) MF(TERU)
  • MFの交代について、
  • アジェンダ、グランドルール、
  • 本日の概要
12:40 自己紹介ワーク
  • ワークの説明、
  • 個人、グループ共有
12:48 質問の種類・問い方
  • 説明 >状況を考える、意図をもって質問する、言葉を大事にする
12:53 質問ブレスト(うさぎと亀)
◇うさぎに質問
  • なぜ負けたんだと思いますか?
  • 寝過ごすとは思わなかったんですか?
  • 今どんな気分ですか?(くやしさの度合いを探る)
  • どんな改善をしますか?
  • 亀はどんな点がよかったですか?(敗因の分析)
  • 目が覚めた時、どんな気分ですか?
12:58 模擬会議(小学生に携帯電話をもたせるべきか合意をとる)
  • ワークの説明
13:03 開始前
  • ワーク開始&ストップ、
  • グループで質問を考える&貼り出す
13:10 1回目 発散編
  • ワーク開始&ストップ、
  • グループで質問を考える&貼り出す
13:25 2回目収束
  • ワーク開始&ストップ、
  • グループで質問を考える&貼り出す
13:40 3回目 混沌
  • ワーク開始&ストップ、
  • グループで質問を考える&貼り出す
(13:55 休憩)
14:05 他のグループの意見を見渡す
  • 1人5票(ポストイット)でいい質問を投票する
14:15 グループワーク
  • テーマ:今日作った「質問」の中でどれがよかったか、 良い質問の条件は?(模造紙に纏める)
14:48 グループ発表(4グループ)
◇グループ3
  • 状況確認をする
  • 確認する ? すすめる ? メンバーの主体的な参加を促す
◇グループ1
  • 結論:話し合いのルールを決める質問、プロセス(流れ)をつくる
  • 目標を決める質問、議論に集中する質問
  • 現状把握する質問、場の雰囲気をつくる質問
◇グループ2
  • 場の状況を把握する(簡潔、明瞭、タイミング)
◇グループ4
  • 質問の目的:参加者の頭と心をゴール(結論)にもっていく
  • 質問(議論を促す、議論をまとめる、ゴールを設定する)
15:05 話をしてみたいテーマを書き、似た人でグループを作り議論する
  • 個人ワーク
15:20 グループワーク
  • 5グループに別れて話し合い
16:00 グループ発表
◇質問力を高める
  • 立場を変える、人を変える、時間軸を変える
質問力を高めるためにはファシリテーターとしての在り方を考える
◇対立を解消する質問
  • 視座を変える質問、合意点を確認する質問
◇意見が出ない時どういう質問をする
>スタート時に意見が出なかったら
  • 上司がいるとき(参加者の関係性向上、上司教育、上司以外の根回し)
  • 初対面(雰囲気作り、体を動かす、場作り)
?質問よりは場の雰囲気、会議の前にちょこっと工夫
◇意見が出ない時どういう質問をする
>つまったとき、膠着した時
  1. 切り口:横・同じレイヤー(MECE)などの活用
  2. 同じ方向性:極端に考える
    ・切り口を見つけるための質問
  3. ファシリテーションのスキルを高める
    ・ファシリテーターとしての在り方
(16:25 終了)
【模擬会議についての意見・反省】
  • メンバーの設定が分かりづらい
  • 家族の問題ならなぜ合意が必要か分からない
  • 議論ではなく、雑談だった
  • 皆の意見が詰まって、沈黙などあれば、どんな質問があればいいかとなるが、今回のケースではファシリテーターのあり方自体を問うものではないか。
報告作成者 筒井康志
報告日 2011年8月31日
その他特記事項 ●埼玉分会に参加予定者の郵便番号を調べたところ以下のような結果となった。
東京都 11人 47.8%
(三鷹市1人、渋谷区1人、小平市1人、杉並区1人、
中野区2人、八王子市2人、府中市3人、)
埼玉県 7人 30.4%
(さいたま市3人、上尾市1人、川口市1人、和光市1人、蕨市1人)
千葉県 2人 8.6%
(浦安市1人、松戸市1人)
神奈川県 1人 4.3%
(相模原市1人)
栃木県 1人 4.3%
(小山市1人)
大阪府 1人 4.3%
(吹田市1人)
総計 23人
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