2012年度10月定例会 合宿.チームについてチームで考える東京支部

事業内容 調査研究:東京支部 10月度定例会
テーマ

合宿テーマ『チームについてちーむで考える
〜ファシリテーションとチームについて探求する合宿定例会〜』

開催日 2012年10月27日〜28日
会 場 ラフォーレ修善寺
講師・
ファシリテーター
相馬浩隆、松尾貴寛、飯島邦子(以上FAJ会員) 3名
企画運営担当 チームち〜む:水越康博、増平貴之、花田孝之、東憲治、柳隆文、(芳賀法子)(以上FAJ会員) 5名
参加者数(会員) 14名
一般・見学者数 2名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【概要】
『チームについてチームで考える
〜ファシリテーションとチームについて探求する合宿定例会〜』

チームのためになるファシリテーションとは何か?について、チームが形成されていくプロセスを参加者と共に体験しながら探求する調査研究合宿。

自身のチームを活性化したい!プロジェクトをなんとか促進したい!!一人ではできないことをチームで成し遂げる、そこに必要なファシリテーションとは何かを真剣に考えたい方向けに、集まったメンバーでチームを構成し、チームビルディングのワークをを通して、チームとファシリテーションについて、チームで考える1泊2日のチームビルディング合宿。

<本企画の目的>
チームのために、ファシリテーションを学んでる自分ができることは何かを体験と対話から学ぶ。
<想定したOutcome>
これならできそう!自分のチームでやってみよう、と思えることが見つかっている。

【プログラム】
−1日目−
10:00 集合&受付
10:30 イントロダクション
10:40 アイスブレイク(属性分類、嗜好分類から知り合いを高めるワーク)
10:50 アクティビティ?(チームに分かれてカードを並べ替えてストーリーをつくるワーク)
11:20 対話(それぞれが思う理想のチームについて話し合う)
12:10 ランチタイム
13:05 屋外会場へ移動
・アクティビティ?Fの号令どおりに体を動かすワーク
・アクティビティ?決められた順番でボールを回していくワーク
・アクティビティ?数字のプレートを順に踏んでいくタイムレース
15:15 屋内会場へ移動
・アクティビティ?密林から脱出するミッションをチームで解決するワーク
17:30 宿泊棟にチェックイン
18:00 夕食
19:00 分析タイム(リフレクションシートに書き溜めた事実と感じたことから、その意味することについて考える)
20:00 入浴タイム
21:00 懇親会

 −2日目−
7:00 朝食
8:00 自然観察オリエンテーションで屋外会場まで移動
・アクティビティ?危険地帯の真ん中にポールを立てるワーク
11:50 屋内会場へ移動
12:00 ランチ(幕の内弁当)
13:00 対話(この2日間の体験から何を持ち帰るか?)
14:30 チェックアウト
15:00 終了&解散(※11月の告知&その他お知らせ)

【参加者コメント】

  • 「楽しかったです。」 今年は昨年とは全く違った体験と気づきがありました。ただ今はまだちょっと 消化不良気味なので これからゆっくり振り返ります。来年もあるといいなぁ。
  • チームビルディングに必要なものが何か、アクティビティや課題を通じて、自分なりに得ることができたと思います(信頼感、つながり、共有、・・)。また、疑似チームですが、確実に成長を実感でき、さらに、感動できたことがとても大きかったです。
  • 率直に感想を言うと、期待以上の結果をもらいました。ひょっとしたらこれからの人生を変える契機になったかもしれないと感じています。
    チームビルディングのキモを体験しただけでなく、自分のトラウマを癒し、人間不信を矯正してくれたように思います。今まで大した希望もなかった人生に明かりが差し込んだような気持ちです。
    今は気持ちが高揚しているだけかもしれませんが、素晴らしい体験ができました。
  • 素晴らしい合宿企画有難うございました。
    お陰様で、楽しく、大変有意義な時間を過ごすことができました。
    ワーク中は夢中になりすぎて、我を忘れ、Fを忘れ、スタッフの方たちの存在まで忘れてしまいそうになったときもありましたが、とにかく楽しかったです。(その点は反省点でもありますが)また機会がありましたら、参加させていただきたいと思っています。
【担当者振り返り】
  • 大きなチャレンジは、前回の合宿ではプロのファシリテーターにお願いしていたプログラムをチームメンバー全員で作り上げたことである。
  • そのプログラムやアクティビティは、狙い通りの構成となった。
    チームにとって、成果も大事であるし、メンバーの気持ちも大事である。その場その環境によってチームを促進するためのファシリテーションは様々であり、何を大事にしているかによっても変わる。その様々なDoingを発生させる要素が含まれたプログラムが出来たことは成果である。
  • しかし、PA(プロジェクトアドベンチャー)的な体験学習の振返りの進め方には課題が見つかった。
  • 大前提として、合宿の大きな目的を参加者ともっと強く共有した方がよかった。
  • 理想のチームを作るだけでなく、それに必要なファシリテーションの要素を導き出すというそもそもの目的を常にリマインドしてもよかった。
  • そのアクティビティで起こった事実から感じたことを書き溜めた結果を、そもそもの目的と照らし合わせて、それが何を意味するのかきちんと分析する働きかけが必要だった。
  • 各チームを見守る役割をもっと活用すればよかった。例えば、アクティビティ後の振返りタイムで事実の指摘をする、など。
  • 総じて参加者は楽しみながら、それぞれ気づきを持ち帰ってくれたとは思うが、単なる至高体験を共有するだけで終ることなく、チームの中で起こったことを丁寧に拾い、学びに繋ぐ働きかけがあれば、更に学びに繋がっただろうと思う。
  • アクティビティ・ライセンスやワークの撮影など、諸注意事項については、合宿導入部分できちんと説明したほうが良かった。
報告作成者 チームち〜む
報告日 2013年3月1日
その他特記事項  
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