2012年度2月定例会 2.F初心者向けワークショップを職場で開催しよう! 〜ファシリテーション普及計画!!第1章〜東京支部

 

事業内容 調査研究:東京支部 2013年2月度定例会
テーマ テーマ2『F初心者向けワークショップを職場で開催しよう!
〜ファシリテーション普及計画!!第1章〜』
開催日 2013年2月23日(土)
会 場 東京都立産業貿易センター 浜松町館 会議室1,2
講師・
ファシリテーター
竹森 浩美(FAJ会員) 1名
企画運営担当 野口 砂絵子、柴田 千晶、友山 貴嗣、佐々木 順一、花田 孝之、小野澤 興平(安倍 能行、宇都木 香織、増平 貴之)(以上FAJ会員) 6名
参加者数(会員) 18名
一般・見学者数 8名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【概要】(告知文より)
皆さんの職場・現場で『ファシリテーション』という言葉はどのくらい知られていますか?
 そもそも『ファシリテーション』という言葉を知らない方ばっかりかもしれない…ですね?
あなたの周りの皆様はどうでしょうか?
少なくとも読んでくれているあなたは『ファシリテーション』を知っています。
そして、このページを見ている、ということは心のどこかで『ファシリテーション』の『力』を知っていてこれを広めたいはず!
そうに違いない!
そんな皆様に朗報!?
私たち、みんなのファシリテーション(以下、みんファシ)企画チームでは、
職場や自治会などの現場で『ファシリテーションってなに?』という問いに対して
簡単に話すとこんなもんだよ〜、という90分のプログラムデザインをテーマ毎に日々検討しています。
このたった90分のプログラムを受けるとファシリテーションがどんなものかがわかり、受けたみんなも使ってみたくなる!という気持ちが伝播していくプログラム。
そんなプログラムを目指して作っています。
今回は『場づくり』、『構造化』、『質問力』の3つのテーマを用意しました。
皆様にこのいずれかのプログラムを受けていただき、誰が受けても『ファシリテーション』がわかり、使ってみたくなっているプログラム、になるよう皆様の知恵を注ぎ込んで完成させてください。
このプログラムを終えた時、皆様は…
…伝道師になっている、かもしれない!?
当日はこの3つの90分プログラムのメインファシリテーターを先着6名(各テーマ2名)募集します。
「みんファシ」プログラムの伝道師になってくださる方の他、職場で研修のファシリテーター役を務める必要に迫られている方や、自身のファシリテーター力の腕をためしたい方も、ぜひ立候補してください。
失敗が許される安心な場でTryできるし、フィードバックも持ち帰れますよ!
我こそはという方のご応募をお待ちしています。

【プログラム】

10:30 開始、ご挨拶、みんファシ活動紹介など(20分)
10:50 ワーク1 入門ワーク(みんプロ)を1つ体験する(90分)
12:20 ランチタイム(50分)
13:10 ワーク1の振り返り(30分)
13:40 移動(5分)
13:45 ワーク2 みんプロをもう1つ体験する※(90分)
15:15 休憩(10分)
15:25 ワーク2の振り返り(30分)
15:55 振り返り個人〜グループから全体(40分)
16:35 次月告知など
16:45 終了

【参加者振り返り】(アンケート抜粋)
  • レクチャーについて内容、配布物、トークが重要であると思いました。時間が限られているので大変…
  • プログラムについて「かなり」ではないが、ある程度MFの技量に依存する面はあると思います。
  • ファシリテーションをやるプログラムデザインに興味がわきました。
  • 職場で普段の時間にちょっと試してみる程度ならやっていきたい。研修となると、壁が急に高くなるので
     

【担当者振り返り】


MF振り返りコメント》
 

  • 「通常の定例会とは違い、全体プログラムの中に内容の異なる3つのミニプログラムを同時に走らせるという形式であり、全体MFと各MFとの連携を図ることにも気を配った進行になりましたが、終日で計2プログラムに参加いただくスケジュールであったにも関わらず、参加者の方々の中には、あっという間だったという人も多く、楽しげな表情を見せてくれたことが印象的でした。
  • 全体振り返りでは、じっくりと対話をする場を設けたこともあり、各プログラムだけではなく、みんファシの目指す方向性や定義に対しても様々なフィードバックをいただき、いただいた意見は真摯に受けとめ、みんファシ活動を前進させていければいいなと思いました。」

《企画メンバー(場づくりプログラムMFコメント)》
  • 「事前に実施した勉強会(プログラムブラッシュアップの機会)でいただいたご意見を反映して臨みましたが、狙いの明確化の必要性など定例会でさらに多様なご意見をいただきました。一方で、プログラムがある程度パッケージ化(パワーポイントの流れの通り進めればよい)ができていたため、プログラム作りに参加していない会員にMFを務めてもらう(練習MF)というワークでも割とスムーズに進行されました。また、参加会員から「自分の職場でこのプログラムをベースにカスタマイズして勉強会を実施したい」との要望が出て後日パワーポイントファイルの提供を行ったなど、「みんファシ」の成果が出てきている面もあり、手ごたえを感じているところです。」

《企画メンバーコメント
  • 「MF依存率を極力下げたプログラム構成であるとの認識で進行しましたが、実施結果は、MFや参加者の人格、経験、コンテキストによって、予想以上に左右されたようでした。
  • 対応案としては、・さらにプログラムを作りこむ。
    ・実施時のMFの振舞いを細かく記述する。
    ・良く起こり得る脱線パターンとその対処法を用意しておく。
    など、色々なアイデアも出てきていますので、今後みんファシメンバーと引き続き取り組んでいきたいと思いました。
  • また、職場で実際に行うことを意識し、特別な準備やアイテムは使わず、ホワイトボード板書と付箋白紙のみ利用して実施しましたが、特に不自由を感じることはありませんでした。

《CO兼質問力MF振り返り》
  • 告知文に今回のプログラムの主旨は、ファシリテーションを広める基礎プログラムを作っており、これを皆さんで更によいものにしたい、ということを書いたつもりだったがうまく伝わりきっていなかった。
  • 表現力の難しさを改めて痛感した。また、プログラム中では一つの部屋でいくつかのプログラムを実施するため個人的に周りの動きが気になってしまった。
  • 質問力のMFに関して言えばそのプログラムを一通りやるだけでなく、参加者の様々な質問に対して答えれる力量が必要であり、プログラムの完成度だけでなくMFのファシリテーション力にも依存するものと感じた。
  • 反省点は多々あるが、同時に今後へつながる手掛かりをつかめた気がするプログラムだったと思います。
 
報告作成者 友山貴嗣
報告日 2013年3月10日
その他特記事項  
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