2012年度2月定例会 4.いきなり話しだす人 それをさえぎる人 〜NLPメタプログラムで会議のイライラをなくそう〜東京支部

事業内容 調査研究:東京支部 2013年2月度定例会
テーマ いきなり話しだす人 それをさえぎる人 
〜NLPメタプログラムで会議のイライラをなくそう〜
開催日 2013年2月23日(土)
会 場 ライフコミュニティ西馬込 特別研修室
講師・
ファシリテーター
楯岡かおる(FAJ会員) 1名
企画運営担当 安倍能行、大川雷電、奥宮健太、木村和郎、河野恵、鈴木達也、谷上博栄、中村三紀、福原研司、米岡裕美 (以上FAJ会員) 10名
参加者数(会員) 42名
一般・見学者数 2名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【告知文】
会議で心地よく進む時と、周囲の人は満足して積極的に参加しているのに、自分はなんだかやりにくい時ってありませんか?
・予定通りに進まない
・そもそも論を話したい人と具体論を話したい人でバトルが始まる
・先に大枠を決めようとしているのに、細かい内容についての質問が飛び交う
・中身がよくわからないのに、全体構成なんて決められない
・たたき台出して検討しようとしたらダメ出しの嵐で進まない
・問題点あげてから解決法探すのと、夢や目標を先に出してもらうのとどちらがいいの?
これらは、ファシリテーターがうまくやりさえすれば、全部解決する問題でしょうか?
人間の物の見方、情報処理のやり方にはいくつかの傾向があり、それによって自然な物事の進め方は違います。
その傾向を明らかにするのが、NLPのメタプログラムです。
メタプログラムを理解することで、自分にとってどんな進め方が快適なのか、
同じような進め方でも全く逆の感じ方をする人がいるのは、なぜだがわかります。
今回は、NLP「メタプログラム」の中でも、特にファシリテーションに関連するものをピックアップします。
自分と人の個性を理解することで、自分の個性を活かした効果的なファシリテーションを探ります。
【プログラム】
13:05 MF紹介
ねらい、グランドルール、アジェンダ
13:15 NLP概説
13:20 自己紹介
13:30 メタプログラム解説1 (プロセス-オプション、回避-追求)
13:35 対話1
13:45 メタプログラム解説2 (同一性重視-相違性重視)
13:50 対話2
14:00 全体共有
14:05 休憩
14:15 メタプログラム解説3 (インタイム-スルータイム)
14:25 対話3
15:00 休憩
15:10 デモ (全体型、詳細型、全体型・詳細型混合)
15:30 対話4
15:45 全体共有
16:25 まとめ
16:35 全体共有
16:40 終了
【参加者の声】
  • ポストイットを配った時に次元がバラバラになる理由がピンときました
  • スルータイムとインタイムは発見でした。場におきていることを感じとるのに役立つと思います
    一緒に暮らす家族の中でもメタプログラムが違うのがよくわかった
  • 考え方や発言にその人その人の背景があることがわかった
    タイプ別で、周りの人の考え方を尊重しながら場づくりをおこなっていきたい
  • 自分自身のことを正しくは分かっていないことを知りました。考え方というのは人それぞれで、
    全く同じ人は存在しないとわかりました。行動の違いは思考の違いだけで、正誤ではない
  • イライラの60%は減ったので、心の余裕ができて、臨機応変になれそう
  • 自分は詳細型なので、先に構成を決められてしまうと、もう戻れないんじゃないかと不安がありましたが、
    構成を先に決められて後で変わる可能性を残してもらえばいいと思いました
  • 自分と他人は「違う」ということは頭では理解していたが、今日は根拠をもってその「違い」が分かった
  • 「書く」行為だけでも、確認により意見の違いが分かる。「違い」がわかれば、どのように会議を進めていけばよいかが分かる
  • うちの会社をみているようなデモでした。仕事の会議や報告会において今日の学びを活かしたい。
【担当者振り返り】
  • 直前までプログラムの構成をめぐって混乱する場面もあったが、大きなトラブルもなく、参加した方からよい反応をいただけた
  • 企画メンバー自身が、今回の企画の実施をとおして、今回のテーマであるメタプログラムの違いを、体験できた
  • さらに、というところでは、もう少し発言しやすい場づくりを工夫できるとよかった
報告作成者 奥宮健太
報告日 2013年3月19日
その他特記事項
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