2013年度4月定例会 4.発信力を高める〜伝えたいことを的確に伝えるノウハウをつかむ!:編集ワークショップ〜東京支部

       

事業内容 調査研究:東京支部 2013年4月度定例会
テーマ 発信力を高める〜伝えたいことを的確に伝えるノウハウをつかむ!:編集ワークショップ〜
開催日 2013年04月27日(土)
会 場 船堀タワーホール 307会議室
講師・
ファシリテーター
向山聡 (FAJ会員) 1名
企画運営担当
西田徹、長橋良智 (以上、FAJ会員)
2名
参加者数(会員) 30名
一般・見学者数 5名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
 【概要】
文章を書いたり部下への指導をしたりする上でも、ファシリテーションを行う上でも、「きちんと伝える」ことは大切です。しかし、その「伝え方」を意識して実行している方は、あまり多いとは言い難いようです。
「きちんと、わかりやすく伝える」ための方法には、いくつかの『当り前』があります。このテーマでは、ニューズレター編集の現場で用いている基本的な方針、手段、手順などをお伝えすることで、『当り前』のノウハウを取得できるよう、プログラムを組み立てました。

【プログラム内容】
1.「対象者」を意識する:全ての人に対して伝えようとすると、相手が重視するものが異なることが多く、真意や狙いが伝わらなくなります。このため、コアになる人を絞り、その方が理解し易いように伝えることが効果的です。ここでは、その“絞り込み”を意識して伝え方を考えて頂くセッションを行いました。

2.タイトル付けワーク:読む媒体では、読者は「本文を読むかどうか」をタイトルで決めます。タイトルが平板であったり、読み難かったりすると、読む人は極めて少なくなります。内容のポイントを押さえ、読者に読む気にさせるためのタイトルを検討するワークです。

3.「分ける」ワーク:読み難い、理解し難い文章の多くは、複数の要素が混在していることが共通項にあります。編集の現場では、「テーマ・狙いを分ける」「主張(本論)と解説を分ける」「主語が混在する長文を分ける」などの形で読み易い文章に変えるよう、努めます。ワークでは、実際の寄稿原稿を材料に、「書いた方の伝えたい真意・重点」と「読む側が読んでみたいポイント」の両面から考えて頂き、「分け方」の検討をして頂きました。

4.振り返りワーク:本日のワーク内の「コンテンツ」は別にして、「自分の取ったプロセス」について振り返りをして頂き、その重点を共有しました。


 

報告者 向山聡
報告日 2013年5月3日
その他特記事項
 
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