2015年度1月定例会 1『対立解消の突破口!? 〜プロコン分析・なになに分析で対立意見を見える化・構造化してみよう〜』東京支部

       

事業内容 調査研究:東京支部 2016年1月度定例会
テーマ 対立解消の突破口!? 〜プロコン分析・なになに分析で対立意見を見える化・構造化してみよう〜
開催日 2016年1月23日(土)
会 場 大橋会館 201会議室
講師・
ファシリテーター
辻真弘(FAJ会員) 1名
企画運営担当
増平貴之、早川鋭、(矢野大介)(以上FAJ会員)
2名
参加者数(会員) 24名
一般・見学者数 5名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など

【概要】
「対立意見いくら話しても平行線。どちらかに決めるにも比較できない」って本当?
対立意見をプロコン分析で見える化・構造化すれば、意外と簡単にどちらかに
決められるかも?「プロコン分析」を使って、対立解消の切り口を見つけましょう。
対立する意思決定の現場で使いたい方におすすめです。

【対象者】
・意思決定の現場で使いたい方
・構造化に興味がある方

【ゴール】
参加者それぞれの現場で使えるプロコンを見つけている!

【企画キーワード】
対立解消、見える化、構造化、意思決定、プロコン分析、なぜなぜ分析

【当日のプロセス】
1.準備ワーク
2.プロコン分析をやってみる(1)
3.いろいろなプロコンを知る
4.分析の結果の深堀のワーク
5.ワークの結果の共有
6.プロコン分析をやってみる(2)
7.共有
8.意図開き
9.個人での振り返り

【参加者の声】
・学ぶ事例と活用する事例の2つの事例を行うことで、より理解が深まった
・他のチームの事例共有の時間もあって、より深まった
・ワークでは、対話する時間がたくさんあり、理解を深めることに役立った
・プロコン、なになにと続くプロセスで、賛成・反対の両方の立場を経験できる→納得感が高い
・意見の背景を理論的に知る手法(何何分析)を知る事が出来た
・配布資料が簡潔でうれしい
・対立している意見の背景を知ることによって、本質的な議論になることを体感できた
・フレームとして有効に使える
・「意見の対立ではなく、背景が違うこと」に納得
・具体的にプロコン分析となになに分析の難しさや効果を感じられ、とても役立った

【担当者振り返り】
今回、急遽Coとしてサポートする形となったが、もともとのプログラムの質が高いこと、また、企画チームの経験が豊富であったことから、安心して関わることができた。参加者からも好評なため、今後も継続した開催が期待される。

【MF振り返り】
<コンテンツ>
今回追加した「なになに分析」は、論理的な組み立てのみでワークとして成立するか実験的試みだったが、今回はほぼ想定通りの反応が得られた。個人意思決定、グループ合意形成どちらにも有効そうなので、自分自身の普段の仕事、自社研修・教育にさっそく使っていくつもり。さらにその結果を元にコンテンツを磨き込み、FAJでも継続開催していきたい。

<プログラム/進行>
2015支部イベと比較して、ワーク時間が長いと進行がやり易い事がよく分かった。場を見て臨機応変な対応が可能で、より良いワーク/会議を行うには十分な時間確保が重要な事が学べた。
FAJの他ワークショップで、自分自身が良いと感じた点、改善して欲しいと感じた点を、いくつか盛り込んでみた。小刻みなワーク終了時間の明示、場の状況を見て時間延長・進行組換え、要所要所で必ず意図開きする、持ち帰り資料配布など。まだまだ足りない部分も多いが、参加者からは好反応を得られた。
しかし、今回のようなロジック系ではないワークでは逆効果になる可能性があるので、他パターンも学んでいきたい。

報告者 早川鋭
報告日 2016年1月24日
その他特記事項
 
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