事業内容 | 調査研究:東京支部 2015年6月度定例会 | |
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テーマ | はじめのいっぽ | |
開催日 | 2015年6月27日(土) | |
会 場 | かつしかシンフォニー 別館 2階 メヌエット | |
講師・ ファシリテーター |
上野めぐみ(FAJ会員) | 1名 |
企画運営担当 |
尼子洋、蟻川純子、海野裕司、大川雷電、大沢珠己、久木野勉、近藤高史、鈴木克典、高谷朱美(以上FAJ会員)
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9名 |
参加者数(会員) | 11名 | |
一般・見学者数 | 2名 | |
テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメント など |
【概要】ある課題解決に向けた参加者4人の「模擬会議」を開催し、参加者全員に15分/人のファシリテーターの体験をしてもらう。体験後、会議参加者やファシリテーター経験のあるスタッフと一緒に振り返る。更に、他のテーブルの模擬会議の様子から、ファシリテーターや参加者の違いで、会議の内容や過程がどんなに違ってくるのかを共有する。 【ゴール】ファシリテーション実践のヒントをつかみ、現場でやってみようという気持ちになっている。 【グランドルール】「失敗したって良いんだよ、話そう、聴こう、楽しもう」 【参加対象者】 ・ファシリテーションの基礎知識を学んだので、自分も挑戦してみたいと思っているけど、機会やキッカケのない方。 ・実際にファシリテーターをやってみたけど、「話し合いが活性化しない」「何かしっくりこない」とモヤモヤを抱えている方。 ・とにかく一発試してやろか!と思っている方。 【プログラム】 ・オープニング ・アイスブレイク ・プレワーク(会議の進め方を考えてみよう) ・作戦会議、模擬会議+振り返り ×4 ・グループで模擬会議全体を振り返り ・全体で結論とプロセスの共有 ・全体で自由発言 ・クロージング 【参加者の声】(アンケート13名回答:4段階評価) ●Q1.アイスブレーク(後出しじゃんけん、4象限自己紹介)はみなさんと打ち解けたり、緊張を和らげるのに役立ちましたか? 4点:6人 3点:6人 2点:1人 ・もう少しアイスブレイクがほしかった ・笑いが起きるといいですね ・負けるのが難しい、これが良かった ●Q2.模擬会議のテーマとして『自治会館の利用を高めて町内を活性化しよう』は取り組みやすかったですか? 4点:8人 3点:5人 ●Q3.模擬会議を他の参加者やフィードバッカーと共に振り返ることで何か気づきはありましたか? 4点:10人 3点:3人 ・もっと批判されたかった ・もっとダメだしされるかと思っていた ●Q4「目的・目標・進め方・役割・ルール」に意識を向けてみて、何か気づきがありましたか? 4点:8人 3点:2人 1点:1人 無回答:2人 ・振り返りの重要性を感じた ・明確にしておかないとファシリテーター以外の役割を忘れがちになる ・決めたことで模擬会議がスムーズに行き、結論までいけた ・進め方を毎回確認するのに不慣れで混乱した。最初に進め方を決めてしまって、ずれているのを確認するのならできたかも。 ●Q5.ファシリテーターをもっとやってみたい、勉強してみたいと思いましたか? 4点:13人 ●Q6.開催時間の長さ(約5時間)やプログラム内の時間配分などは適切でしたか? 4点:7人 3点:5人 2点:1人 ・時間がほしい ・短い ●Q7.全体の進行で、インストラクションは、聞き取りやすく、わかり易かったですか? 4点:8人 3点:2人 2点:1人 無回答:1人 ●「はじめの一歩」の企画をより良くしていくためのご意見・ご感想を自由にご記入ください ・回数を重ねているとのことで、こなれていると感じた。改善しながら継続を希望する ・もっと初心者向けの「はじめのベイビーステップ」もあるとさらにニーズ別に合った企画になると思った ・楽しく参加できた 【MF振り返り】 今回は、MF自身の「ファシリテーターとして何をしたらいいかわからなかった」経験から、事前にヒントを提示することでそれを少しでも解消することができないだろうか?という仮説のもと、グループのOARRを設定して模擬会議を行うという試みをした。実際には、主に「進め方」を設計し随時確認しながら進めることを促しながら模擬会議を進め、グループの振り返りでも全体の「進め方(プロセス)」を振り返ってもらった。 結果的にファシリテーションに関する知識のある人と少ない人の差を強めてしまった感があった。もっとプロセス寄り(コンテンツを排除)で進めても良かったのではないかという声と、「進め方」の意味が理解できなかったという声が入り混じった。どのような人でも理解できるような丁寧な仕組みが必要だったのかもしれないし、今は理解できなくてもいつか理解できるようになるためのきっかけとしては良かったのかもしれない。いろいろ感じること思うことはあったが、アンケートQ5に全員が4点を付けてくれたことがMFとして励みになった。今回起こったことや自身のふるまいをしっかり振り返って再チャレンジしたい。 |
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報告者 | 上野めぐみ | |
報告日 | 2015年7月7日 | |
その他特記事項 |
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