2017年4月定例会 2『因果をつなぐ~ロジカルファシリテーションの基礎力〜』東京支部

事業内容 調査研究:東京支部 2017年4月度定例会
テーマ 因果をつなぐ~ロジカルファシリテーションの基礎力〜
開催日 2017年4月22日(土)
会 場 スクエア荏原 大会議室
講師・
ファシリテーター
加藤彰(FAJ会員) 1名
企画運営担当 増平貴之、柏木恵理、柴田千晶、村上邦彦、米田淳紀、小谷真司、古川 哲、森田 悟 8名
参加者数(会員) 47名
一般・見学者数 2名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
「どうして今回のイベントの集客状況が悪いのかな?」「それはパンフレットの出来が悪い
からだよ」「いやいや、そうじゃなくてコンセプトが悪かったんだよ」・・・などと『原因
はなんなのか』を議論するシーンは多いのではないかと思います。

そのときに必要となる力は、原因と結果の関係、すなわち因果関係を的確につなぐ力です。
絶対にこの因果関係が正しいと言い切ることは至難でも、ちょっと考えれば分かる間違った
因果関係の議論に陥るのを避けることはできます。

今回の定例会では、因果関係を的確につなぐためのポイントを学習しましょう。
・原因をビッグワードにしない
・因果の間を丁寧につなぐ
・因果の錯覚の可能性に気をつける
・因果の循環を把握する(システム思考の入口)
ファシリテーションそのものというよりは、その土台となる思考を再確認する半日にしたい
と思います。論理思考に自信のある方にはレベルが基礎側に寄りすぎていて面白くないかも
しれませんので、そのあたりはご了解ください。

●対象者:初級者〜中級者

●企画キーワード:ロジカルファシリテーション、構造化、因果

●参考図書「60分」図解トレーニング ロジカル・ファシリテーション 加藤彰 著

【プログラム概要】
13時〜13時10分 : グループ分け
13時10分〜13時15分 : 自己紹介
13時15分〜13時25分 : アイスブレイク
13時25分〜13時40分 : 原則1&演習
13時40分〜14時20分 : 原則2&演習

14時20分〜14時40分 : 因果の錯覚事例を作る 10分
事例を共有 10分
14時40分〜50分 : 休憩
14時50分〜15時25分 : 演習
15時25分〜15時35分 : 隣のグループと検討
15時35分〜15時50分 : まとめ
15時50分〜55分 : 因果を考えるテーマを考える
15時55分〜16時30分 : 演習
16時30分〜16時45分 : どんな演習なら良いのだろう? (振り返り)

【参加者感想】
・前半のワークは資料に個人で記入するパターンが多かったので、参加者同士でコミニュケーションをとれるとよかった
・どこからスタートするかでワーク内容が変化するので、同じ題材でスタートを変えるというのがあってもよかった
・問題の抽出について考える(探る)のがあってもよかった
・システム思考のカリキュラムの必要性を感じた
・段階的に進めるともっとよかったかも
・情報を把握するステップがあってもよかった
・グループワークのみでなく個人で因果をつなぐワークがあってもよかった
・初級に徹したほうがよかったかも
・中級編をやってほしい
・どこに着眼をおくかをグループで考えるのでもよかったかも

【担当者振り返り】
定員MAXで参加いただき、活発な場になった。グループワークも立ちながら議論するチームがあるなど、時間があっという間に感じる良い時間を過ごすことができた。最後に振り返りでもでたが、続きで検討するニーズも出たので、2回目、3回目を企画したいと感じた。

報告者 増平貴之
報告日 2017年4月30日
その他特記事項
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