2017年4月平日定例会 『家庭内ファシリテーション』東京支部

事業内容 調査研究:東京支部 2017年4月平日定例会
テーマ 家庭内ファシリテーション
開催日 2017年4月14日(金)
会 場 港区生涯学習センター(ばるーん)303学習室
講師・
ファシリテーター
安倍 能行(FAJ会員) 1名
企画運営担当
大川 喜教、大沢 珠巳、山田 健二、早川 鋭(以上FAJ会員)
4名
参加者数(会員) 13名
一般・見学者数 5名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
●プログラム概要
本定例会では、「ファシリテーション基礎講座」でも学ぶファシリテーションの4つのスキル
・場のデザインのスキル
・対人関係のスキル
・構造化のスキル
・合意形成のスキル
を用いて、家庭内でのファシリテーションの実践について考えます。
●対象
家庭内のコミュニケーションに困っている方、改善したいと考えている方
家庭内でファシリテーションを活用されている方
●当日の進行
1.ウォーミングアップ
2.4つのスキルを家庭内のファシリテーションにどのように活用しているか
3.今後4つのスキルを家庭内のファシリテーションにどのように活用していくか
●参加者の声
・ファシリにこだわらず、自由な視点で話しをすることができた。
・家庭内の主権を取り戻すために来たのに、思ってみれば心の声に耳をかたむけたい、に変ったのに自分でおどろいている。
・パーソナルなことなので、すぐに距離感が縮まった。
・家庭内でいかに非ファシリテーション的な話しあい、コミュニケーションをしていたかを改めて感じました。
・家族という、最も身近でありながら最もおざなりなコミュニケーションをとっている相手について考えるきっかけになりました。
・"家庭内"というくくりの中で話し合うことで、ファシリテーションの各スキルをより多様な視点で考え直す事ができました。
・自分の家庭について他者の視点からの意見がきけたのは新しい発見でした。
・それぞれの家庭での悩み?の解決の糸口がみつかったように感じました。
・家庭で「今日やってみよう」と思ったことをやってみます。
・家庭内においてもファシリテーションが有効だということがわかった。
・よい切り口なので、また参加したいくらい楽しいテーマでした。
・食事はチームビルディング。
・傾った見方をしているということを自覚することで、本当の傾聴ができる気がする。
・家庭という内の世界であっても、ファシリテーションを有効に使う事で、きっと変化が生まれるのだ!
【MF振り返り】
通常の定例会の4時間の半分の2時間でのワークで、参加者のアウトカムが達成できるかどうか気になっていました。それも杞憂になるほど皆さんが積極的に自己開示していただき、話が盛り上がっていろいろな気づきを得たようで一安心しました。皆さんの話し合いを観て自分も参加者になりたいなあって感じながらMFしていました。プログラム的には、途中の問いをもう少し違う言葉にするとさらに良くなると気づきを得ました。
【担当者振り返り】
今回はじめてコーディネーター役で担当しましたが、当初、家庭内のファシリテーションというテーマで盛り上がるのか、そもそも参加者が集まるのか、と危惧していました。しかし、平日夜にもかかわらずほぼ定員いっぱいの参加者があり、そして大いに盛り上がっていたことが印象的でした。参加者ひとりひとりが楽しそうに話をしていた様子をみて、このような企画へのニーズがあるのだと再認識させられました。
報告者 早川 鋭
報告日 2017年5月14日
その他特記事項
この「家庭内ファシリテーション」はどなたでも開催できるようにとの想いで、プログラムを作成しています。開催してみたいというご希望の方がいらっしゃいましたら、ご連絡をお願いします。
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