『テーマ1 エニアタイプの知恵からファシリテーターとしての在り方をみつけよう』
2018年1月27日(土)
東京文具共和会館 4階B
中島美暁(以上、FAJ会員)
並河隆行、柴田千晶(以上、FAJ会員)
18名
0名
【概要】
FAJでは、「エニアグラムでファシリテーションの幅を拡げよう!」と題したワークショップを東京・埼玉・関西で計5回開催してきました。そこでは、エニアグラムのタイプの理解により、自己理解と他者理解の度合いを深め、各タイプの「囚われ」と「統合の方向」から、ファシリテーターとしての特徴や課題を洗い出しました。
今回は、そこで整理した各タイプの課題を再確認し、実際にファシリテーションの場にあらわれがちなタイプの特徴を踏まえたうえで、参加者一人一人が生まれ持った本質を活用した自分らしいファシリテーターとしての在り方について、そしてさらにうまくいかないパターンからの脱却に関して、実践を通して他の各タイプからのフィードバックをもとに探索していきます。
【プログラム】
1.オリエンテーション
2.対話「ファシリテーターとしての各タイプの特徴」
3.エニアタイプフィッシュボウル模擬会議①
4.対話「タイプの特徴を活かしたファシリテーションの具体的なチャレンジアクションとは?」
5.エニアタイプフィッシュボウル模擬会議②
6.まとめ
【参加者の声】
・同じタイプ同士の話し合いは通じ合うものが多く、納得感が高かった。
・各タイプの人への質問の時間が学びになった。
・今回は分析に時間をかけず、話し合いに時間をかけたのが良かった。
・模擬会議の設定をもっと準備してきたらより良くなったと思う。
・模擬会議の状況設定の時間が短かった。何をしたら良いか分かりにくいところがあった。
・エニアタイプでファシリテーショングラフィックにどのような傾向が出るのか試してみたい。
【担当者振り返り】
・今回は、「エニアグラム定例会経験者限定」での企画としたが、過去のエニアグラム定例会では扱いきれなかった、「エニアグラムをファシリテーションにどう活かすか」を十分に体験できる場になったかと思う。
・面白かったのは、模擬会議のトップバッターが全員タイプ6だった、ということ。責任感が強く、場から求められる役割を演じるタイプ6がみごとに表出された。
・反省としては、「囚われ」「統合」を十分に扱いきれなかったこと。またタイプの知識なく参加された方が数名いたのも残念だった。(どうしても体験が中途半端になってしまう)
・このテーマはファシリテーションのスキルアップに非常に有効だということが感じられたし、まだまだプログラム的にも改善の余地がありそうなので、継続して実施できればと考えている。
報告者
並河 隆行
2018/02/12