『カードdeファシリテーション』
2018年1月27日(土)
東京文具共和会館 3階C会議室
副島眞由美
有馬美保、永野直樹(以上、FAJ会員)
30名
3名
【概要】
ファシリテーターの幅を広げるためにどう、カードが使えるかを探るワークである。目標として(1)自分の思いや考えを語ることができる(2)自分の気付かない思いに気付き表現できる(3)カードの有効性を知ることができる という事をワークの目標として掲げた。
【プログラム内容】
1) グループメンバーと知り合う
2) 自分の考えを表現してみる
3) 話し合いを拡げてみる
4) あなたらしさを見つけてみる
5) 全体振り返り
【MF振り返り】
【事前】 企画チームと複数回打ち合わせを行えたことで、タイムラインや投影データ等細かな部分についても検討することが出来た。
【当日】
・会場の広さと机の大きさを考慮し、グループサイズを変更して開催した。
・カードを使うことにより、参加者同士の活発な対話があった。
・参加者自身がそれぞれカードを有効に使うことの出来る
・使う必要性のある場面を より想像しやすくするために、普段の会議の様子を思い浮かべてもらうなどの 工夫をする必要があった。
【参加者の声】 当日は、出席者33名のうち、ファシリテーションへのカード使用の有効性を発見できたという方は、30名に登り、当初の狙い通りの結果となった。ワークに使用した3種類のカードの内、Points of Youが27名の人が使えると思ったようで、Face Cardは17名、カタルタは16名と後に続いた。イメージから自分や他のひとの意見が引き出される体験ができた人が多かった一方、カタルタのように言語によって引き出される人もいた。
今後やってみたいという声には、価値観ババ抜きをやってみたいという声と、自分の会社の会議ではどうやって活用できるかを知りたいという声が多かった。
【担当者振り返り】
カタルタによるアイスブレイクで、楽しい雰囲気から開始することができた。
グループワークに入り、カードを使っての自己紹介、Face Cardを使って今の気持ちを表現した。以外とFace Cardは初心者でも扱いやすかったようで、アンケートでも、使えるなと思ったカードに名前があがっていた。
カードを使って表現するワークに移る際、連想ゲームをしたのは導入としてとても効果的だったと感じた。
話し合いを拡げるワークは内容の理解に時間がかかった部分もあったようだが、思い思いの発表からは自身の思い語ったり、気づかない思いを表現するという今回のワークの目標を、参加者が知らず知らず実践していたと感じた。
改善点としては、テーブルは初心者と経験者の偏りを避けたのだが、性別や年齢も考慮した方が更に意見が活性化されたと感じた。
今回、カードを使って話合いを拡げることができたが、更に色々なカードで実践の場での活用方法を知りたいという意見もあり、次回の開催を期待する声もあった。また、参加者の質問にMFが丁寧に答えていたのが印象的だった。(MA)
参加者には、お子さんを連れての方もいらしたのですが、和やかに参加されており、良かったと思います。他の方も微笑ましく感じていたとFeedbackをいただくなり皆さまの温かさを感じたワークであった。お試し参加の方から超ベテランの方まで真剣にかつ楽しんで参加されている姿が印象に残った。もし次回をやるとしたら、ファシリテーションの様々なな場でどう使えるかを皆で考えるワークをやってみたい。(NN)
副島眞由美、有馬美保、永野直樹
2018年2月14日(水)