「医療や介護の選択を迫られたとき、あなたならどうする?〜ファシリテーターとして私たちができること〜」
2018年8月25日(土)
台東区民会館 第三会議室
浦山絵里、尾上昌毅、東憲治(以上FAJ会員) 3名
22名
0名
【企画概要】
『医療や介護の選択を迫られたとき、あなたならどうする?~ファシリテーターとして私たちができること~』
医療・福祉におけるファシリテーションと言えば、その分野の専門職が中心に行うものと考えがちです。しかしよく考えてみると、自分が医療・福祉に、患者本人としてないしは家族など当事者として関わる事が誰にでもありえます。つまり医療・福祉に 関わらないで済む人はいないわけです。今回は、医療・介護の現場を取り上げて、そこで行われている様々な意思決定場面を考えることにします。そうした場面は、いろんなイベントが連続して生起する一連のプロセスとしてみることもできます。こうした種々のプロセスで起きがちなこと、ジレンマや課題を見たときに、ファシリテーションが貢献できることはないでしょうか?医療・介護現場での、より納得できる意思決定のために「ファシリテーターである私たちに何ができるのか」を考える対話の場を作ることにしました。皆さんもいつか来る自分ごととして一緒に考えませんか? この内容は、本年6月に北海道で開催されましたFAJのシンポジウムでの発表をもとにブラッシュアップしたものです。
【対象】
1)すでに医療介護に関連した仕事をしている人
2)家族など近しい人が、現在医療介護でお世話になっているという人
3)将来自分、家族などや医療介護でお世話になりそうな予感がある方
【参加者からのプログラムフィードバックコメント】
「思った以上に参加者が自分の話をしてくれた。」
「医療の知識がないと参加に対して最初はハードルが高かった。参加してみてそうでもないと思った」
「えんたくんは少人数で話しやすかった。」
「テーマが身近でよかった。」
「考えるためのフレームに"穴があった"為に新たにでたアイテムが出てきた事があり、フレームを作り込まない方が良い場合もある事がわかった」
「日常の意思決定と医療の意思決定の乖離が大きすぎて繋がりづらかった」
「(医療という)重い話題から、ファシリテータとして自分たちができる事に行ったのは話しやすかった」
「医療・介護の問題は、参加者の背景が違いすぎるので、もっと長い時間のプログラムとしてほしい」
小瀬一幸
2018/9/5