2018年09月定例会5『はじめのい~~っぽ・第47回』東京支部

調査研究:東京支部 2018年09月度定例会

テーマ

『はじめのい~~っぽ・第47回』

開催日

2018年09月22日(土)

会 場

スクエア荏原 中会議室

講師・ファシリテーター

干田尾恵子 1名

企画運営担当

伊東瑞穂、今井祐子、大川雷電、大沢珠己、佐竹正人 (NOKO)(以上、FAJ会員) 6名

参加者数(会員)

5名

一般・見学者数

0名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

はじめのいーっぽは模擬会議を通して、ファシリテーションの練習を行うプログラムです。

ひとりひとりがファシリテーターを行うことで、これまで身につけた知識を場に投げ、どのような効果があるかを試してみる場です。
短い時間を十分に使ってもらうためにも、今回は今日チャレンジすることを確認してから模擬会議を開始しました。

確認する方法として 「ファシリテーションを学ぶきっかけ」を基にチャンクアップ・ダウンの質問を使用してみた。これは、「困った話し合いをなんとかしたいという思いから ファシリテーションを学ぼうと思ったのでは?」という考えのもとに行ったが、当てはまる参加者がおらず、望んでいた効果はなかった。

模擬会議のお題は「FAJ東京支部に新たな風を起こさせる定例会企画を1つ考え、140文字の告知を作成する。」自分事として参加出来る内容にした。通常の一歩の進め方で行った。
模擬会議中では結論に達せず、参加者より、「OUTCOMが『もっと学ぼうという気になっている』ならば、ここで止めても良いのでは」という声で、今回は成果物を作成することは断念した。

プロセス振り返りとして、①やりたかったこと②やったこと③実際はどうだったかを模造紙に記載して確認しました。この方法は全員で流れやどうしてそうしたのかを目でみて確認できとても有効だと思いました。

最後に本日のプログラムの流れを意図開きし、参加者・スタッフ全員で意見を言い合う時間を設けた。これは互いに刺激を得られて有効だと思いました。

参加者からのご意見
・基本的に、だれでも(初心者~経験者)参加できるプログラムだと思いました。
・思い切ってやって見た事に価値があると思います。
・OUTPUTにこだわるか、プロセスにこだわるかどちらかに固定した方が良いと思う。
・グループ内でのフィードバック、フィードバッカーからもいただき学びになった。より工夫が出来るとも思いました。(振り返り時間)
・「その時どう思っていたか?」その時の感情も含めて言語化することは効果的な振り返りですね。

*スタッフからの感想
・いっぽをフレームワークにしたワークショップの可能性を感じた。
・リアルな話題、ケースに取り組むと、いっぽがこれまで目指してきた"初心者向けF体験"とは違うワークショップになるかもしれないが、研究の場である定例会にはかえって、ふさわしいとも感じた。

・参加者にシナリオを公開して意図びらきするのは良かった。仮説に対する検証の仕方について参加者意見がもらえるから。
・『参加者が帰りの扉を出る時にどうなっていて欲しい。』をMFがどう考えて、ゴールを何と置いているか?MFが何を一番大事にしたいのか?をもっと明らかにするべきだった。

・前々回より取り入れている、各ファシリテーターへの振り返りの他に、スタッフ主導の全体を通しての振り返りは好評を得ている。


*今回参加者が少なかった件で、下記の調査報告をいただきましたので共有いたします。
*調査
はじめの一歩の告知文に魅かれながら申し込みをしなかった新会員の 話を聞きました。
・このテーマ、ファシリテーションの基本を体験でそうだな~
・ファシリテーションの軸を学べそうだ。
と思いながら参加者数の表示が「0」だった。
初めて定例会に参加する者としては、最初の一人目になる勇気がなく別のテーマに参加登録をした。

*調査から考えたこと
①新規会員があるかぎり「はじめの一歩」へのニーズはある
SNSなどを活用し参加者を募る多様な働きかけが必要だったと考えます
②参加者同士の「体験学習からの学び」をUMUなどを活用して共有して
 他者の学びを通して新たな学びを産み出す仕掛けをつくってはどうでしようか。
 このことは、口コミ効果にもつながると思います。

報告者

干田尾恵子

報告日

2018/10/06