2018年9月ミニ支部イベント『ファシリテーションをはじめよう』東京支部

交流親睦:東京支部ミニ支部イベント2018年9月報告

テーマ

ファシリテーションをはじめよう

開催日

2018年9月24日(月)

会 場

きゅりあん(品川区立総合市民会館)第4講習室

講師・ファシリテーター

吉田聖美、佐竹正人、伊東瑞穂(以上FAJ会員)

企画運営担当

相嶋亜紀子、有馬美保、今井裕子、大川雷電、大沢珠己、久木野勉、杉山貴史、福光純子、前田卓也、増平貴之(以上、FAJ会員) 名

参加者数(会員)

6名

一般・見学者数

17 名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【概要】

日本ファシリテーション協会東京支部では、協会員だけでなく一般の方にもファシリテーションを知っていただく活動を行っています。今回のイベントはファシリテーション初心者向けの内容で、 ファシリテーションの基本的な考え方を学んだ後に、ファシリテーションに関するさまざまな体験をしていただけるワークショップも用意しています。「 ファシリテーションという言葉は聞いたことがあるが、内容についてはよく知らない」という方、ぜひご参加ください。

【目的】

・ファシリテーションの価値をまだ良く知らない人にその良さを知ってもらう
・ファシリテーションの普及
・参加者にとっては、ファシリテーションを学び、自身のスキルアップ・所属する組織を良くする最初のきっかけとなる

【対象】

・非会員を中心としたファシリテーション入門者
・ファシリテーションに興味を持っている人
・ファシリテーションの名前くらいは知っているが中身は良く知らない人
・会員向けの定例会に参加するのは、気持ちの面でややハードルを感じる人
・高額なファシリテーション講座に参加するのは躊躇してしまう人

【プログラム内容】

1.オリエンテーション
2.午前の部:ファシリテーション基礎知識説明
3.午後の部:ファシリテーション体験
4.全体振り返り

【参加者の声】アンケートより

Q1.今回のイベントを知ったきっかけは何ですか?
紹介(口コミ) : 1
イベントチラシ : 2
Peatix : 10
FAJ公式Facebook : 1
FAJ会員向けメール:3
友人・知人のFacebook ・ツイッター : 1
その他 : 3

Q2.イベント全体についての満足度とその理由を教えてください。
とても満足 : 14 / やや満足 : 6 / どちらともいえない : 1 / やや不満 : 0 / 不満 : 0
平均(5点満点) : 4.6

Q2.イベント全体についての満足度とその理由を教えてください。<理由>
・ファシリテーションの本質的な部分にトライする時間が少なかった
・PMのワークでファシリに注力して良いか、課題に向き合うかを迷いました。課題に向き合った方が初心者には解りが良かったのかも
・ワークが多く、さまざなな考えにふれることができた。
・Feedbackをいただけたため
・沢山の人のファシリテーションを見られて勉強になりました。
・必ず自分でファシリテーション参加の機会有が良かった。FBがたっぷりとあったのがよかった
・ファシリテーションを実際に行う事ができ、難しさを知れた。チームにめぐまれたので楽しく参加できた
・チームワークの進め方についてヒントを頂けた気がします
・Feedbackをもらえる機会は初めてだったので、とても参考になりました。
・目的は達成できた。少し難しいように感じました。
・心がまえ4点を再認識出来た
・一日のWSはすぐにすぎて行きました。上下の関係なく、チームの一体感を感じられ、大変満足したファシリテーションのけいけんができました。スタッフの皆様、ごくろうさまでした。
・ファシリテーションについて具体的なフィードバックが参考になりました いつもテンパリながら進行していますが少しでもアドバイス(?)に近付けたらと思いました
・ワークを通して納得感が得られた
・FBがとても参考になった。
・一人一人にフィードバックも頂けたので自分の考え方や感じ方を知れる良い機会になりました。グループワークもあり色々な方の対応や話し方など勉強になりました。
・勉強になりました。ありがとうございました。
・気づきが多かった。
・時間もたっぷりあったのですが、それ以上の内容で、ついていくので精一杯でした。でも、たくさんの事を教えて頂けました! ありがとうございました。

Q3.下記のそれぞれの点について満足度を教えてください。
①午前の内容
とても満足 : 12 / やや満足 : 5 / どちらともいえない : 5 / やや不満 : 0 / 不満 : 0
平均(5点満点) : 4.3
②午後のワークショップの内容
とても満足 : 12 / やや満足 : 7 / どちらともいえない : 2 / やや不満 : 1 / 不満 : 0
平均(5点満点) : 4.4
③振り返りの内容
とても満足 : 12 / やや満足 : 7 / どちらともいえない : 2 / やや不満 : 0 / 不満 : 0
平均(5点満点) : 4.5

Q4.(A3でお答えいただいた)各パートの内容について、ご感想、ご意見があればお聞かせ下さい。
・「振り返り」の用語の意味が分かりません 反省会ということ? またはレビューということ? 「振り返り」という語は一般用語ではないと思います。
・これからも多くの経験をつんで行きたい
・ワークショップの中身はよかったが(私の理解不足のせいですが)理解するまでに時間がかかった。
・①シンプルなポイントを示して頂けてわかりやすかった ②実践を通じて難しさを理解できた ③皆さんの感想を知ることができて多様な見方を学べた
・午前の内容は心がまえ4点を再認識できた 午後のワークは楽しく有意義な時間だった 振り返りは相手の疑問を通してゴール設定の大切さを再認識した
・4人のチームでしたがお互いに尊重し合い、同じ目標に向かってゴールにたどりつけました。
・①導入部分が少々長く感じました。その分、基本の説明に時間を割いて頂いても良かと感じました。②③とても有効な内容で理解が深まりました。ありがとうございました。
・実際に体験できるということがとても良かった。
・③振り返りの時間をしっかりと取って頂いたので考えをまとめたり整理できる時間がとれました。ありがとうございました。
・午前の勉強資料スライドはオンラインで全量公開してほしかった。
・②一人一人の時間がもう少しあると良かった。
・②もう少し時間が欲しかったです

Q5.FAJ会員ですか?
FAJ会員 : 12 / 一般(過去会員) : 1 / 一般(未入会) : 9

Q6.性別
男性 : 12 / 女性 : 3 / その他 : 0

Q7.年代
30代 : 2 / 40代 : 9 / 50代 : 3 / 60代 : 1

【MF振り返り-午前の部:ファシリテーション基礎知識説明】

1) 個人としては、初の午前の部MFであり、緊張感があった。
2) 事前に設定したゴールは下記の通り。
参加者:ファシリテーションの基礎知識やファシリテーターの心構えを知り、午後の部に対して、「やってみようなかな」という気持ちになっている。
企画スタッフ:Fはじ午前の部としての「標準型」が確立されている。
2)上記ゴール実現の方策は下記の通り。
・アイスブレークはしっかっりやる。ただし、あちこちに「レクチャー」をちりばめ、「勉強しに来た感」(参加者の期待感)に応える。「教えてもらう場」ではなく「学びあう場」だと企画側は考えていることは、だんだんと伝えていく。
・午後の部「いっぽ」の最大の特徴を「プロセスとコンテンツの違いを実感できる」と捉え、プロセスとコンテンツの説明に重点を置く。
・午後の部に対して「やってみよう」という気持ちを後押しするために、心がまえを伝える。
3) アンケート結果を見る限り、そこそこの満足感があったと思っている。MF個人としても、特に「標準形」作りには貢献できたと考えている。

【MF振り返り-午後の部:ファシリテーション体験】

午前中の基礎知識を受けて参加者が実践するべく目標設定を促す事にした。(4つの心がまえ)
参加者自身が設定した目標に対してのフィードバックをする。フィードバッカーより参加者本人へ甘口ー辛口を選択してもらう事とした。
個人振り返りの他にグループ毎にプロセス振り返りの時間を設けた。その際に統一フォーマットで行う事としたが、フィードバッカー主導で関わってもらう事とした為負担が大きかったと感じる。
MFとして、午前中の基礎知識で「プロセス」と「コンテンツ」の違いを説明しミニワークを行っていたので実践の場としても改めて意識してもらう構成としたかった。
プロセスの振り返りを意識し、ファシリテーターとしての学び、疑問、次回へのステップと繋げてもらえる仕掛け作りは今後の課題としたい。
前回に引き続き、パワーポイントを使用した。一部のページが非表示モードとなり画面のモード変更に切り替え続行した。模擬会議の進め方には質問が相次ぎ説明に時間を要した。
時間が全体的におしてしまい、休憩時間や「全体振り返り」の時間の調整をさせてしまった。

報告者

佐竹正人、伊東瑞穂

報告日

2018/12/9