2018年12月定例会2『慶應SDM前野先生がFAJにやってきた!「幸せを育むハッピーワークショップ」』東京支部

調査研究:東京支部 2018年12月度定例会

テーマ1

慶應SDM前野先生がFAJにやってきた!「幸せを育むハッピーワークショップ」

開催日

2018年12月15日(土)

会 場

台東区民会館 第二会議室

講師・ファシリテーター

前野隆司先生(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授)
井上寛美(FAJ会員)

企画運営担当

遠藤紀子、加藤朝史、木村和郎、中澤義光、早川鋭、前田卓也、有馬美保(以上FAJ会員)

参加者数(会員)

62名

一般・見学者数

7名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

脳科学と幸福学の研究者である慶應SDM前野教授をお招きして、「ハッピーワークショップ」を体験します。慶應SDMで研究され多くの企業でも実証された幸福学を体系的に学び、各々の幸せについて振り返ったり、理解を深めたり、幸せに生きるコツを「対話」を通じ体得します。
ワークショップの後は、前野先生を交えて「ハッピーワークショップ」や各々のファシリテーションについて「対話」FAJ会員がファシリテーションと幸福の関係を知り、ファシリテーターを続ける上でのヒントが得れるのか?

<参加者コメント>
・将来の話をしているとき何を求めているのかわかりやすくできた
・今日はせかされずいい感じだった、ゆるい雰囲気が会場の幸せを増す
・場の設定に役立つ、その場が参加者の幸せになるようなツールを考えることができるかも
・時間を制約にしないバッファーとしてのカタマリ(バッサリ切る)。それによって即興的に作ることができる
・演じるって人によってはハードルが高いけど、「4つの因子」と繋げることで納得度が増す。「やってみよう」と促すことができる。ファシは幸せを生み出すのかも
・自分を幸せにファシリテーションすることが参加者のためにもなる
・ベースになる考え方なのでこれを軸に考えるとまとまりが良くなると思いました
・4つの因子はファシリテーションをする人にとって大切なマインド(多数)
・真剣に(×深刻に)相手の話を聞く(共感)
・多様性の高いチームの方が新しいもの、面白いアイデアが生まれやすいと実感した

<企画チームふりかえり>
参加者の振り返しにあるように、前野先生の提唱する「幸せの四因子(主体性、楽観性、関係性、自己実現)」とファシリテーターのあり方や場づくりに参考になったという意見が多数あった。場の雰囲気としても、説明やワークを重ねるうちに一体感が増し、ワークの締めくくりであるスキットでは会場の熱量も上がり。一体感や主体性をますワークの場づくり、プロセスの進め方、会員への参考になった。プログラムの評価としても、幸福学を説明し参加者のあり方が前向きなものとなり、1つ目の感謝のワークから関係性作り、2つ目のワークの乗り越え体験から自己開示と相互理解を促し、3つ目のワークでスキット(寸劇作り)から自己開示とクリエイティビティを高める、ことを実感した。自身も全体の進行役をやらせてもらい、一体感や受容を感じる、ファシリテーションしやすい場を実感した。(メインファシリテーター:井上寛美)

「幸せ」と「ファシリテーション」という一見無関係な間柄のテーマについて、みなさん熱心に考えたり、演じたりされていたのが印象的でした。「幸せ」という題材自体が参加者に熱意を与えるものであると感じました。(企画メンバー:前田卓也)

報告者

前田卓也

報告日

2019年11月25日