『ファシリテーショングラフィック練習ジム(FGYM)』
2019年1月26日(土）
かつしかシンフォニーヒルズ ライラック
新矢理恵（FAJ会員） 1名
保谷朋子、片桐久晶、鈴木克典、増平貴之、小瀬一幸(立花 浩司)(以上FAJ会員) 5名
10名
3名
【テーマの流れ】
1.自己紹介
4人１グループとなり、グループメンバーで自己紹介を行なった。
2.【ワークA】描き取り比べて見るワーク
スタッフが聞き手と話し手となり、そのインタビューを参加者がグラフィックするワークである。
3.【ワークB】チャレンジワーク
4つのテーマの中から、各人1つのテーマを選択し、そのテーマについてファシグラを用いて話し合いをすすめるワークである。
各ワーク後には、話し合いについての、ファシリテーター兼グラフィッカーに対するフィードバックも行う。
フィードバックにおいてもファシグラを用いてフィードバックを行なった。
4.グラフィック回遊
他のチームのグラフィックを見て回る回遊時間を設けた
5.振り返り・アンケート
アンケートなどを用い、定例会の振り返りを行なった。アンケートの結果は以下の通り。
【アンケート結果】
Ｑ1 これまでのファシリテーショングラフィック経験は、どのくらいですか？
0回 2名 10回未満 6名 30回未満 3名 30回以上 1人 回答なし 1名
Ｑ2 ファシリテーショングラフィック練習ジム（ＦＧＹＭ） への参加は何回目ですか。
初めて 10名 2回目 2名 3回目 1人 4回以上 0名
【ワークＡ】描き取り比べて見るワーク
Ｑ3 今日の各プログラムについて、点数（５点満点）と、良かった点／改善点をご記入ください。
1点 0名 2点 0名 3点 0名 4点 3名 4.5点 1名 5点 1名 回答なし8名(点数を書く枠に気づかなかったと思われる)
良かった点
・ウォーミングアップとしてちょうどよかった
・人が脈絡無く話すのを紙の上に落とす難しさを知れたこと。
・発話者の論理構造を追ったグラフィックに近づけられたこと。
改善点
・もう少し長い時間のインタビューでも良かった
・最初、二人の対話かと思って描き始めましたが、一方の話を描くというのに気づけず、最初に何か説明をいただいたら、、、、 (私がきいていなかったらすみません)
・まとめる時間があるかどうか、事前に説明が欲しかった。
【ワークＢ】チャレンジワーク
1点 0名 2点 0名 3点 1名 4点 0名 5点 3名 回答なし9名(点数を書く枠に気づかなかったと思われる)
・コンパクトにFGを、まず自分が、そして他の人の進め方を確認することで、良い経験となった。
・参加者全員のターン、他グループの記録を見る時間があってよかったです。お題も身近でよかったです。
・4つのテーマからどれか１つで必ずファシグラを担当したこと
・参加者のレベルが高く、勉強になった。
・グループに１人スタッフが入ってくれて、初めてでも安心して参加できた。
・同じチームの人のものをリアルタイムで客観的に見られる
・他の方のファシリテーションを見て、自分の反省ができたこと。自分でもやる場が得られたこと。
・参考になるファシグラを実際の場で見ることができた
・各々にチャレンジすることができた。時間もよかった。
改善点
全員の"今日の気づき"を聞いてみたかった。
テーマによって、難易度の差が大きかった。
経験値のある人から、活かせるFBがもらえると嬉しい。
【ＭＦ振り返り】
FGYM 初参加の方が多かったが、成果物のレベルは高かった。
ワークAにおいては、普段は、虚構新聞や天声人語など、既に推敲されている文章を読み上げるだけであるが、今回は、考えながら話すことで、より通常の会議でのグラフィックに近い環境が作れたと思われる。
インタビューを受ける人が、キーワードをうまく使っていくとより描きやすくなると思われる。
例：「つまり」「ところで」「最後になりますが」など、起承転結が切り替わる ワードをうまく取り入れる。
全員が FG を体験できる点が、高評価であった。
今回、4グループ中、3グループにスタッフが1名ずつ入ったことにより、より満足度が上がったと思われる。
→ スタッフのコメントが「絶対」扱いされないようにする必要がある。
時間配分について
全体で感想を共有する時間が取れるとよかった。
ワークA 実施後、3件ほど質問が出たので、感想も共有できる時間があると、質問 → 実施 → 感想となり、より深い議論になったのではないかと思われる。
【担当者振り返り】
メインファシリテータの振り返りにもある通り、全体的にグラフィックのレベルは高かったと考えられる。
多くの参加者がFGYMについては初めてということであったが、ワークショップやグラフィック（あるいは板書）に慣れてきていると思われる。
経験者によるコメントについては、慎重に考えた方がいいかもしれない。（何をもってコメントできる経験者とするのかが難しいのではないか）
1月ということもあり、欠席者はやや多めの印象を受けた。
4人のグループワークのため、企画者としては、なるべく早めに連絡が欲しい。
報告者
新矢理恵/小瀬一幸（FAJ会員）
報告日
2019.02.05