2019年04月定例会1『リベレイティングストラクチャー』東京支部

調査研究:東京支部 2019年04月度定例会

テーマ

『テーマ1:リベレイティングストラクチャー』

開催日

2019年04月27日(土)

会 場

スクエア荏原 イベントホールA

講師・ファシリテーター

伊藤 保(OpExオフィス)、山田 竜也(FAJ会員)、河村 洋子(静岡文化芸術大学) 3名

企画運営担当

小野沢 薫(FAJ会員) 1名

参加者数(会員)

44名

一般・見学者数

2名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【概要】

リベレイティングストラクチャーのいくつかのツールを、レクチャー+実践で学ぶ。
・プログラム内容
 1.オープニング (LS : 速攻ネットワーキング)
 2.リベレイティングストラクチャーとは
 3.LS:1-2-4-ALL (テーマ:働き方で困っていること)
 4.LS:トロイカコンサルティング(テーマ:働き方のお悩み相談)
 5.LSツールの選び方について
 6.LS:TRIZ (テーマ:より良い働き方のための余地を生み出す)
 7.LS:25/10クラウドソーシング (テーマ:より良い働き方のアイディア出し)
 8.質疑と応答(全体)
 9.PD Japanの紹介

【担当者の振り返り】

2回目の開催となるLSであったが、前回は参加者がファシリテーターとして「使えるツールを得た」という点で評価されていたのに対し、今回はLSそのものがどういったものなのか、どういう考え方に基づくツールなのか、という点への関心が高い参加者が多く、当初のプログラムを変更して、質疑・応答の時間を大幅に増やし、その理解を深めることに費やした。
・休日定例会の目的を考えると、今回の方がLSそのものを理解することができたという点で良かった。
・合わせて、LSのツール紹介も実践と共に行うことで、理解を深めてもらうことができた。
・但し、ツールの理解や応用について、外部講師の経験談も一助となっており、今後FAJの中で実施する場合には、企画者・話題提供者が事前にある程度経験を積んでおく必要があると思われた。

【参加者の声】

学べてよかった、興味が持てた、実践したい、といった声も多く、ワークショップへの満足度も高めであった。
但し「LSそのものがどんなものか」という視点で参加していた人からは不満が残った様子も見られた。
また、全般にワークの設定や、問いかけの言葉についてはもう少し練った方が良い、という意見も多かった。
【良かった点】
LSの英語の説明を読んだだけではわからないことが、実践したことで理解が深まった。
ものを考える時の新たな視点を得ることができた (PDも含め)。
実際に自分の仕事上で使ってみたいLSがあった。
2度目の参加で、さらに使いたい気持ちが高まった。
MFの体験談を聞くことで、良く納得できた。
【不満点・改善要望点】
説明の内容がややわかりにくい。使われている用語の解説も必要(空地、等)。
テーマや設定が、自分とはちょっと離れていて難しかった(小学校の先生のケース等)。
もっとワークの時間を長くとって欲しかった。
もっとワークの数を増やして欲しい。最後のレクチャーみたいな部分が長かった。
ツールによっては、最後まで良く理解できなかった(特に1-2-4-ALL)。
報告者

小野沢 薫

報告日

2019/05/14