2019年10月定例会テーマ2『婚活deファシリテーション』東京支部

調査研究:東京支部 2019年10月度定例会

テーマ

『テーマ2:婚活deファシリテーション

開催日

2019年10月26日(土)

会 場

北とぴあ902会議室

講師・ファシリテーター

中島功二(FAJ会員) 

企画運営担当

早川鋭、山田一郎(以上、FAJ会員) 2名

参加者数(会員)

9名

一般・見学者数

0名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【概要】
婚活、それは新しい出会いの場。婚活の現場では、共通の目的に向けて短時間にお互いの理解を深め、合意形成を図ります。そしてこのときファシリテーションが威力を発揮します。

本テーマでは、婚活の4つのステップ(自分を知る、相手を知る、二人を知る、行動する:今回は扱いません)をモデル化したワークショップを通じて婚活においてファシリテーションが果たす役割について考えます。

プログラムの流れ】
1.オープニング
2.ミニレクチャー(婚活の現場とは?)
3.ワーク1(自分を知る)
4.ワーク2(相手を知る)
5.ワーク3(二人を知る)
6.振り返り
7.ファシリテーションにできること
8.クロージング

参加者感想】

良かった点
 ・実際に使っている手法ということで、実績があるので安心感があった
 ・島の人数がちょうどよかった
 ・価値観カードのキーワードで潜在的な意識が拾えた
 ・「婚活」のテーマは斬新
 ・深くメンバーの人となりを知ることができた
改善点
 ・フリートークはハードルが高い
 ・タイムテーブルを貼り出した方が良い
 ・ゴールが不明確だった
 ・ワークの設定を事前に告知した方が良い(1対1or街コン?)
 ・「相手を知る」他のツールで「自分の質問力を上げる」ワークを検討しても良い
チャレンジするなら
 ・エピソード系のワーク中心なので、1つ1つのワークにしっかり時間を取った方が良い
 ・「自分を知る」「相手を知る」→Fとしてもっとやれることはないか突き詰める

【担当者振り返り】
・「婚活」という斬新な切り口で定例会を企画できたことは良い経験になった
・メンバー的には少ないものの、企画メンバーにも恵まれた
・リハーサルを通じて参加者からも意見をもらえたことは、大いに参考になった
・タイトルの工夫でもう少し参加者を増やすことができたのではないかと思う

【MFコメント】
 初めて、企画から実施まで参加させていただいて、運営委員会の方のご苦労が身にしみてわかりました。自分自身は人前に出て話をする機会がないので苦手でしたが、それを克服したいと思っていたのでこの機会を作っていただいて感謝でいいっぱいです。なかなかやったことのないことをイメージして計画を進めつということは私には大変で、一緒に企画メンバーに加わってくれた方に感謝です。ファシリテーションとは、促す、容易にする。それを一番感じたのは私で、一番勉強になりました。
実施してみてわかったこと!
 本番前に予行練習を行ったのですが、参加するメンバーによって、とらえ方が違って、ワークって生き物だなって感じました。「一人大体2分で5人いて3周回ると30分あれば足りる」そう思っていたのに参加者の話に花が咲いて、30分で2週しかしていないグループがいて、「このぐらいだろう」とうこちら側の思惑通りにいきませんでした。KPTにも指摘がありましたが、時間管理が大切なことと、時間を調整する枠も準備しておかないといけないと感じました。
 事前準備の段階でもワークの完成度が低いと感じたものは参加者からもそれ相応の指摘をいただいて、自分の感覚との付け合わせができました。
 婚活の現場で使われているファシリテーションのスキルを定例会で披露できましたが、実際のマッチングをするわけではないので過度に婚活にならないようにすることに気を使いました。
 まだ伸びしろはあると思うので機会があればまた挑戦してみたいです。
コンテンツももう少しブラッシュアップして皆さんに提供できればと思います。

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報告者

早川 鋭