2019年10月定例会テーマ3『筆談からコミュニケーションを考えるWS+プログラムデザイン・リフレクション』東京支部

調査研究:東京支部 2019年10月度定例会

テーマ3

『テーマ3:筆談からコミュニケーションを考えるWS+プログラムデザイン・リフレクション

開催日

2019年10月26日(土)

会 場

北とぴあ701会議室

講師・ファシリテーター

木村和郎、花田孝之(FAJ会員)

企画運営担当

木村和郎、花田孝之(FAJ会員)、菊地邦子、清水文朗、塩越日向子(外部)

参加者数(会員)

20名

一般・見学者数

8名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【プログラム概要】
筆談からコミュニケーションを考えるWS(MF:木村和郎)
・オープニング
・チェックイン①
・アイスブレイク
・チェックイン②
・ペア筆談
・グループ筆談①
・ふりかえり
・グループ筆談②
・クロージング

プログラムデザイン・リフレクション(MF:花田孝之)
・プログラムふりかえり
・グループ発表
・企画者との質疑応答

【参加者感想】
<Keep>
・よく練られたプログラムのWSだった。
・筆談について考えることができた。今もモヤモヤした余韻が残っている。
・企画チームにはこのWSを続けてほしい。
・プログラムデザイン・リフレクションでは進行表までもらえて勉強になった。
・WSに対するFAJ会員とWSD修了生との視点の違いが面白かった。
<Problem>
・最初のグループがチェックイン後にすぐ解散になり残念だった。
・時間はキリの悪い数字(4分や7分など)だと焦りを感じてしまう。
・友人の人物像の解像度に差があったので、カード選択等でもよかったのでは?
・グループ筆談の後のふりかえりで全体共有がしたかった。
・付せんのグルーピングが消化不良だった。
・プログラムふりかえりのグループでの進め方がよくわからなかった。
・筆談を広めたいというMFの想いも話してほしかった。

【企画チーム振り返り】
<Keep>
・紙ポが筆談のWSに合っていてよかった。
・アイスブレイクは身体性だけでなく、参加者全員で意思疎通するところがよかった。
・全員がサイレントで合意形成する貴重なワークが経験できた。
・グループごとに筆談の個性があってよかった。
・筆談とファシリテーションの関係についても考えてみたくなった。
<Problem>
・自分の気持ちを絵で描くところの意図が参加者へ伝わらなかった。
・友人の人物像の設定はグループ毎の解像度に差があり、時間もかかったので、カード等で決めてもよかった。
・全体発表前に筆談のプロセスについてグループ共有した方がよかった。
・スタッフもMF以外の立場から参加者へ問いかけてもよかった。
・付せんのグルーピングでは、目的である「筆談の特徴・気づきの概念化」ができなかった。
・最後に各自で筆談体験を考える時間をとるとよかった。
・プログラムデザイン・リフレクションのやり方はもっと考えてみたい。
(チームサイレント)

【MFふりかえり】
参加者はFAJ会員と青学WSD修了生・受講生が半々で、正直かなり緊張しましたが、その分やり甲斐もありました。事前のリハーサル含めてたくさんのフィードバックをもらえたおかげでファシリテーターとしてもワークショップデザイナーとしても成長できたと実感しています。非常に贅沢な場をありがとうございました。また青学WSD31期同期のチームサイレント、修了生スタッフのチャーリーと一緒に企画できて楽しかったです。(木村和郎)

①本編のコンテンツから切り替えて、PGMを振り返るモードにもっていくのが苦労するところだと予想していたが、うまくいったかどうかを測る指標を用意していなかったので、うまくいったかどうかわからない。②振り返りPGMの到達点としては、「PGMづくりのコツやティップスが共有できている」「PGMの改善点が抽出できている」という2点では満足している。③曼陀羅PGMシートで当該PGMを捉え直して配布すれば、参加者の満足度はより高まり、改善点に注力できたかもしれない。※30分ぐらいのPGMにして、毎回やることにすると、かなりプログラムの質向上にはつながると思う。(花田孝之)

報告者

永野直樹

報告日

2019/11/9