2019年10月定例会テーマ4『もやもやから一歩踏み出す』東京支部

調査研究:東京支部 2019年10月度定例会

テーマ

『テーマ4:もやもやから一歩踏み出す

開催日

2019年10月26日(土)

会 場

北とぴあ 802会議室

講師・ファシリテーター

山崎彰(FAJ会員)
運営担当

小瀬一幸(FAJ会員)

参加者数(会員)

6名

一般・見学者数

1名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

企画趣旨
 議論や対話をしてもなんとなくわかるが具体的に何をやったらよいかはっきりしない。そんなモヤモヤが残った時、全く期待していなかったセミナー等に参加したら解消のヒントをもらったという企画者の経験から、モヤモヤから一歩踏み出すきっかけや方法を考えてみようという試行的ワークショップ
ワークショップの進め方
 最初に企画者が用意した様々なテーマの中から対話してみたいというテーマを参加者にが選ぶ。その後、選ばれたテーマについて企画者から5分程度の話題提供、10分程度の参加者間の少人数での対話と全体共有を行う。これをテーマを変えて繰り返す。1テーマ30以内が目安

参加者コメントと企画者振り返り
 記録的大雨による災害や交通機関の乱れなどがある中、開催できたことに感謝したい。また、アンケート結果から参加者の多くが楽しめたことは何よりである。
 モヤモヤは誰もが経験があると考えている。今回、それを解消するためにファシリテータとして何ができるかを考えるきっかけになれば良いと考えていた。今回のWSで全員が明確な回答を持ち帰ることが難しいことは承知の上であるが、参加者からモヤモヤの多様性や解消するために人と対話することの大切さについてのコメントがあり、多少なりとも参考になったと考えている。
 また、今回はあまり意図していなかったが、「場の雰囲気(ゆるゆる感)が良かった」「ひとつのテーマについて少人数でじっくり話せて良い経験になった」といった進行面について肯定的な感想があり、この点は今後意識していきたい。
 その一方、「どのようなWSなのか告知文ではイメージしづらかった」「テーマが難しかった」「バズの進め方がわかりにくかった」といった声があり、今後の課題としたい。

【アンケート集計】
あなたのこれまでのファシリテータ活動の中で、テーマや内容についてモヤモヤしながら進行した経験はありますか?

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「よくある」、「たまにある」と回答した人にお聞きします。今回のワークショップの進行はモヤモヤから一歩踏み出すという目的に合っていると思いますか?

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今回のワークショップは楽しめましたか?

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【プログラム振り返り】
定例会終了後、全体の振り返りを行い、参加者より以下の様な意見が出た
・ゆるい空気感での対話が心地よかった。
・「バズ」について話し方が解ってよかった。ファシリテーションの手法としての使い方が解った。
・(今回)参加者数が8人で、2人4組でのバズだったが、話しやすい場だった。3〜4人1組だと話しづらかっただろう
・(バズの導入において)そのテーマを選んだ理由が聞けると、その後のバズに入りやすい。
・(バズにおける)各テーマに対する話題(小テーマの解説)が興味深かった(全て知りたい)
・(お試し参加者より)FAJの定例会を体験できてよかった。
・(バズにおける)考えるテーマ設定が重要だが難しい。
・バズにおけるテーマ選定の方法を工夫して欲しい。インストラクションを工夫した方が良い。
・申し込み文章の内容が伝わりづらかった。
・自分が思っていた「もやもやから一歩踏み出す」とは違っていた、もやもやから一歩踏み出す、具体的な糸口を見つける方法・ファシリテーションについて知りたかった。
・(バズにおける)話が大きいとテーマが飛んでしまう。
・(バスにおけるテーマが)実務(等)と離れていると話しづらい
報告者

山﨑 彰