2019年11月定例会 テーマ2『トゥ・レクタイ・さんがグラレコのエッセンスを語り、描き、実践する!』東京支部

調査研究:東京支部 2019年11月度定例会

テーマ

『テーマ2:トゥ・レクタイ・さんがグラレコのエッセンスを語り、描き、実践する!』

開催日

2019年11月23日(土)

会 場

葛飾シンフォニーヒルズ ライラック

講師・ファシリテーター

大嶋友秀(FAJ会員)Tul Lekutai  2名

企画運営担当

大嶋 友秀、内藤修、河野恵、因利嘉子、東憲治(以上、FAJ会員) 5名

参加者数(会員)

14名

一般・見学者数

3名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【概要】
最近流行のグラレコやファグラの差とは何か?
また、グラファシとは何かを、プログラフィック・ファシリテーター・トゥ・レクタイさんや大嶋友秀と一緒にダイアログや体験を通じてプログラフィック・ファシリテーションの力を知るワークショップ開催しました。
トゥ・レクタイさんチーム4名と参加者が互いに分かり合えるように、通訳を丁寧に入れたチェックインから始まり、時間はかかったがコミケーションを丁寧に取ろうとうする場が出来る。
場が暖まり、コミュニーケーションの大切さを理解したところで、レクタイさんよりのグラレコとコミケーションの関係のレクチャーされました。
そして、ファシグラ体験のデモンストレーション1では、発散的なテーマを使いスクライビングの効果を体験して貰う。
また、グラファシ体験のデモンストレーション2は、レクタイさんMFでの料理のメニュー作りをイラストだけでなく、フレームなどのプロセスを加え互いに伝えあいました。
その結果、場が明るくなり、相手にシンプルに伝えることができ、Out putの質が上がりました。
最後にワーク当初からレクタイさんチームが描いてグラレコを見て頂き、今日の学びや感じたことを分かちあいをした。
【プログラム】
1、 チェックイン
2、 レクタイさんのグラレコレクチャー
3、デモンストレーション1
4、デモンストレーション2
5、共有
6、1日の振り返り

【企画チームの振り返り】
Keep
1、 日本語と英語を交えたワークショップを丁寧に通訳を入れることにより、互いに分かり合おうとする場が出来るを知ることができたこと
2、 料理のメニュー作りをグラファシの題材にすることで、左脳を使うプロセス(フレームなどの)と右脳を使うイラストを融合させ、Out putを高めシンプルに伝わることを参加者が実感できることを知ることができた。
Problem
1、 通訳を入れることにより、チェックインに1時間以上要してしまった。
2、 最後の1日の振り返りを参加者が感じたことをスクライビング形式で振り返りをしたが、FG/GF/GRの違いをフレームワーク形式で振り返りをしていたら、グラレコやファグラの差とグラファシとは何かをより実感できたと思います。
【参加者の声】
グラファシは分かりやすい絵を入れる方が有効
グラファシの定義は幅広くビジュアルがある方が有効
絵を使うことにより互いにどう考えたいたか分かりやすくなる
人の話を聞いて伝えるためには色の使い方も関係ある
グラフィックに残すと記憶に残りやすい
ファシグラは話しあいの最中に使い、グラファシは話合い後でも使える
【話題提供者より】
料理のワークは参加者にプロセスを学んで貰えることができ、スイスでも使える
グラファシを15分で行うにはマネジメントが必要
温泉って猿も入ることが分かった!!
日本の観光地を色々教えてもらって良かった!
【MFの振り返り】
今回は、タイからのビジュアルファシリテーションのプロを迎えての話題提供でした。
その機会に、日本で言われるファシグラ、それとビジュアルファシリテーション、それに並行する形でグラフィックレコーディングを行い、この三つの手法を体感してその違いからそれぞれの理解を深めようという狙いで実施した。結果として、振り返りの中で、ヴィジュアルファシリテーションが幅広いものであるという認識を持つのは難しいと感じた。
しかし、グループワークでの盛り上がりなどを見ても、ビジュアルという方法の持つパワフルな力を認識できたと思う。
今回、定例会の本来のあり方、研究部会としての実験的な話題提供を行うことができたと考えている。
また、定例会の中で、英語が主体でありながら日本語の通訳を入れる形で行ったことも斬新であったと思う。ただ、せっかくの海外からのビックゲストなので、FAJの東京支部としてのあいさつなど基本的なマナーがなかったのは気になる。

報告者

東 憲治

報告日

2019/12/8