2019年11月定例会 テーマ3 『LINEでファシリテーション!』東京支部

調査研究:東京支部 2019年11月度定例会

テーマ

『テーマ3:LINEでファシリテーション!』

開催日

2019年11月23日(土)

会 場

葛飾シンフォニーヒルズ

講師・ファシリテーター

増平貴之(FAJ会員) 1名

企画運営担当

佐竹正人、石川景子、小林崇、桑原泰恵 (以上、FAJ会員) 4名

参加者数(会員)

10名

一般・見学者数

0名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

◇企画趣旨
スマホが普及し、ビジネス、PTA、旅行などの話し合いを画面上(非対面)で行うことが増えるのに伴って、対面とは違う問題が発生している状況で非対面での話し合いをスムーズに行うためにファシリテーターは『何ができるのか?』『何ができないのか?』をワークを使って体現することで非対面での有意義な話をするための研究の場とする。

◇プログラムの流れ
1.自己紹介、OARR(Outcome、Agenda、Role、Rule)
以下、2~7はLINEでワーク(15分~20分)した後に対面で振返り(15分~20分)を実施
2.LINEでアイスブレイク
3.LINEで場づくり①(ファシリテータ順番決定会議)
4.LINEで場づくり②(模擬会議の事前準備)
5.LINEで発散(朝寝坊の人の対策会議)
6.LINEで構造化(さびれた温泉宿を救え!)
7.LINEで合意形成(子連れ勤務はOKか?)
8.LINEでファシリテーションについてグループ討議と全体共有

◇参加者感想
<Keep>
・ チャレンジしようという意気込み!準備もたくさんしてくれて、ありがとうございました!たのしかった!
・ 実験感
・ 実践して長所短所がわかった。
・ 疲れましたが、5度もやると徹底的にやった感じがあって良かったです。
・ 新たな取り組みをやること考えることはいいし、やってみないとわからない
・ 沢山の議題でたくさんLINEをつかえた
・ Lineの可能性と限界を垣間見ることが出来ました ライブ感があってよかった

<Problem>
・ 議題の設定が曖昧
・ 基本操作のマニュアルがあるとよかったかも
・ ファシリ一回目の人がえるものがすくないようにおもえる
・ 前提がはっきりしない設問は難しい
・ Lineでファシリは初挑戦だったので 初めはかなり戸惑ってました 慣れてきたら大丈夫です
・ 話す快感奪われた
・ 便利な機能の紹介はもっとほしいかも

<Try>
・ リアル、zoom、チャットの特徴をもっと整理していきたいです
・ 合意形成のLINE会議する、からはじまって、問題点をどう改善するのかワークを考えてみる
・ 具体的なテーマ設定
・ 五人なら六回やるとか?
・ 完全オンラインでない場面を考えてみたい
・ 初めのワークのハードルをもう少し下げてもよかったと思います アイスブレークもLINEでやるなど
・ 時間が揃わない会議は使える
・ LINEの分かりやすい使い方の参照先リンクで良いのでアナウンスして貰えれば

◇企画チーム振返り
<Keep>
・ 7月定例会の『ネタのタネ』で生まれたテーマを11月定例会で開催するスピード感と、非対面のオンライン上でファシリテーションを行うという実験的なテーマで企画者として気づきが多かった。オンライン上でのファシリテーションの可能と限界が認識できてよかった。

<Problem>
・ 実験的テーマの場合は、参加者を増やすための告知文の工夫や、集客の呼びかけが必要。
・ 長時間スマホに向かってのワークだったためハードだった。
・ 模擬会議の内容がLINE会議には難易度の高かった。
・ LINE機能を説明する時間をもう少し設けても良かった。

<Try>
・ LINE会議をプログラム全てで行うのではなく、一つのワークとして取り入れる。
LINE会議は発散の場では有効であったが、構造化や合意形成は困難であったため。
例)場づくりは対面会議、発散はLINE会議、構造化は対面会議、合意形成はZOOM

報告者

小林崇

報告日

2019/12/07