調査研究:東京支部 2019年12月度定例会
テーマ1
『テーマ1:人生会議をやってみよう』
開催日
2019年12月21日(土)
会 場
北とぴあ第二研修室A
講師・ファシリテーター
浦山絵里、尾上昌毅、東憲治(FAJ会員)3名
企画運営担当
チーム:FAJなんとなく医療系
浦山絵里・尾上昌穀・東憲治・山根弘和・黒田昌弘・鈴木慈子(以上、FAJ会員) 6名
参加者数(会員)
22名
一般・見学者数
2名
テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど
【概要】
「自分のことは(できるだけ、あるいはできるなら)自分で決めたい!」と誰もが言うでしょう。
もちろん、いろんな意思決定や選択の場面で、それがかなう場合もあれば、あいにくそうならないこともあります。
あなたの(長い/短い)これまでの人生でどんな重要な意思決定の場面があったでしょうか?
進学、就職、転職、結婚など、そのときそのときに自分なりにベストの選択をしようとして来たはず・・・。
こうした重要な選択のひとつに、自分の命と関わる意思決定もふくまれます。
「もしものとき」のために、自分が望む医療やケアについて前もって考え、それを紙などに書いておいて済ますのではなく、どうしてそう考えるのかを家族や大事な人たち、自分に関わる医療・ケアチームの人たちと(事前に)話し合ったり共有する取り組みが「人生会議」と呼ばれているものです。
自分のことで選択したり意思決定するときに、私は何を大事にしているのか、そこにある価値観はどんなものか?すこし考えてみるのは面白いかも知れません。それは時間と共に変わるものかも知れません。唯一の正解が無いこの世界を生きる私達にとって、自分が(そのときそのときに)何をよりどころにしているのかを考えて見るのはどうでしょうか?。
この定例会では、人生会議を模したゲームをしながら、人それぞれの持つ価値観を対話のなかで拾ってゆきます。
人生100年時代、元気な今のうちからミニ人生会議をゲームで体験し、自分らしく生きることの意味を考えるきっかけになれば、と考えています。
それは自分自身の意思決定だけでなく、ファシリテーターとして他人の意思決定を支援する場面に立ち会ったり関わるときの「他者の意思決定支援」のヒントにもなるはずです。
<プログラム>
1.オリエンテーション
2.知り合いタイム
3.もしバナゲーム
4.人生会議インタビューでちょっと体験
5.対話で振り返り
6.チエックアウト
【参加者のコメント】
1.今日死ぬかもしれないという認識は今までなかった。だからこそ、あらかじめ家族との話は大事
2.医療の専門家がいてくれて良かった
3.子供のいない人とか、独身でもやりやすい人生会議もあれば良い
4、意思決定支援の場を作るこが大切
【MFと企画チームの振り返り】
<良かったこと>
・えんたんくんを使った対話は、距離感や雰囲気を良くするので使って良かった。
・もしバナをして、カタルタを3回したことで、大切にしているものが深まった
・もしバナ後、付箋で1つ言葉にするのは、効果的
・専門家が来て、とても良いタイミングで出てくれた
<改善点>
・問いは、もう少し言葉にしておく
・インタビュー時に、聞き手が記載すると、書くだけで、質問を深堀できない
・聞く工夫をしていいないとの発言があった。
<TRY>
・一度作った問いを、その場に応じて改善するのが良い
・インタビュー時間も自己決定してもいいのでは?
・えんたくんのテーブルに、テーブルファシリテーター入れる
報告者
東憲治
報告日
2019/12/22