調査研究:東京支部 2019年12月度定例会
テーマ
『テーマ4:はじめのい〜〜っぽ・第52回』
開催日
2019年12月21日(土)
会 場
北とぴあ902会議室
講師・ファシリテーター
伊東瑞穂(FAJ会員)名
企画運営担当
いっぽチーム (今井祐子 佐竹正人 地主光太郎 永井則子 干田尾恵子)以上、FAJ会員) 5名
参加者数(会員)
4名
一般・見学者数
1名
テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど
【テーマ詳細】
そうだ、一歩踏み出そう。
~たったの10分間。そこから始まる~
『失敗しても怖くない、失敗から多くの気づきがあるんだよ』
をモットーに今回の「はじめのい~~っぽ」は用意しました。
皆さんの日常の話し合いの中で
「あの時〇〇と感じたよ」「△△をしたのは何故なの?」「□□の一言で全体の雰囲気が変わったね」
などフィードバックを貰う事はありますか?
忖度が多い世の中ですからおそらく無いのでは?と思っています。
このテーマでは自分が思い描く「ファシリテーター」を試すことができるんです。
そして、それを全力で受け止め、フィードバックをしてくれる仲間がいます。
だからこそ、貴重な体験になること間違い無し!!
テーマが終了し、部屋を出る時には「心に染みる一言」を胸に抱いている事でしょう。
そしてその体験は「次のいっぽ」に繋がります。
是非、ご参加をお待ちしています。
■再挑戦の皆さまへ■
何度体験しても新たな気づきを持ち帰って頂けると思っています。
例え同じケースを使用したとしても
メンバーが違えば結果も経緯も違ってくるのは既にご承知かと思います。
今回も1人につき10分間をご用意しました。
リアルな反応に対して、その瞬間をファシリテート(促進)する場に
是非お申込みをお願いします。ご参加お待ちしています。
■使うもの■
ファシリテーターとしての役割の時:一歩を踏み出す勇気
参加者としての役割の時:「この場を一緒に作ろう」という気持ち
模擬会議の内容:【救急車の有料化について】 賛成?反対?
◆模擬会議
~ 一人12分程度のファシリテーター体験
※安心安全な会議の場を設定します
◆振り返り
~どんなふうに見えていた?と会議を振り返ります。
※フィードバックとリフレクション。
・個別のセッションと会議全体のプロセスを振り返る。
◆発表会
~会議の結論、会議のプロセスを他のグループと共有します。
ケースは『救急車の有料化 賛成?反対?』でコンフリクトマネージメントを体験してもらいました
Q3.期待に対して『はじめのい~~っぽ』はどうでしたか?(目的は達成でしましたか?) 3.6
Q4.模擬会議のテーマ(救急車有料化)は取り組み易かったですか? 3.0
Q5.模擬会議をグループの参加者・スタッフと共に振り返ることで気づきがありましたか? 3.8
Q6.全体の流れを発表する(他グループの発表を聞く/質問する 含む)を通して気づきは深まりましたか? 3.4
Q7.全体の進行について、インストラクションは聞き取り易くわかり易かったですか? 3.6
Q1.はじめのい~~っぽの参加を選んだ理由は何ですか?
・ファシリテーションを経験するため
・ファシリテーターとして始めたばかりで自分にピッタリだと思ったため
・安全に経験できる場、失敗出来る場が欲しかったから
・ファシリの練習、学びを深めたかったから
・フィードバックをもらえる機会だから
Q2.今日は何を期待して参加しましたか?(目的は何でしたか?)
・全体的な流れと知識習得
・とにかくファシリテーターとしての体験、される側の体験
・経験が浅いのでとにかくファシリテーションを経験できればと思いました
Q3.期待に対して『はじめのい~~っぽ』はどうでしたか?(目的は達成でしましたか?)
・初回の為、全体の流れがわかりずらかったと思います
・気づきがたくさんありました
・初めての参加できたがとても参加しやすい雰囲気でした フィードバックをたくさん頂けてとても役に立ちました
・はじめの一歩をスタートする人に合わせて考える時間、説明、準備時間があると良かったと思いました
Q4.模擬会議のテーマ(救急車有料化)は取り組み易かったですか?
・有料化は手段と思ったので問題解決全般が議論しやすいと思いました
・普通意識していなかったテーマなのでむずかしかったが逆に良かったです
・情報を持ってからスタートする方が時間を有効に使えるので参加者の宿題にしても良かったと思う(情報収集)
・背景知識がどの程度あるかにより参加しやすさに差異が出そう
Q5.模擬会議をグループの参加者・スタッフと共に振り返ることで気づきがありましたか?
・事前情報の共有や目的 背景を共有するのが大切と気づきました
・話さすぎなところを指摘していただきました。共感する態度、話手にうなずくなどのふるまい
・そもそも論のすり合わせ、事前準備、役割、時間配分、アイスブレイクの大切さ
・プロセスが予定通り進まなかった箇所は直前の発散の際に内容や事象を具体的に確認する、深めるプロセスが 欠けていたとのフィードバック
Q6.全体の流れを発表する(他グループの発表を聞く/質問する 含む)を通して気づきは深まりましたか?
・ファシリテーションの基礎や経験の強化が必要と感じた
・書記がうまくできなかった。最初の情報共有がとても大事だというこtに気づかされた
・同じ内容を議論していても全く違う議論になっていたことを知り進行によって全く変わるのだと思った
・Q3の内容
・1人目のファシリテーターが話し合いの手順を共有してスタートするかどうかで進行し仕方や進めやすさに差異が出る事を実感した
Q7.全体の進行について、インストラクションは聞き取り易くわかり易かったですか?
・非常に丁寧に進めて頂き理解しやすかったと思います
・ゆっくりはっきりお話してくださいました
・せかせかしてなくて良かった
・予備知識としての東京消防庁の話の説明が少し冗長に感じました。その他は聞き取りやすく参加者に寄り添って頂いたと感じます
Q8.『はじめのい~~っぽ』の企画をより良くしていくためのご意見・ご感想を自由にご記入ください
・グループ分けの時ベテランと初心者を混ぜた方が良いと感じました
・最初の話し合いのところでどうすすめていくかのところ あまり意見が出て来ず、そのままスタートした感がありました。アイスブレイク、各自の頭の整理の必要ですあったかもしれません
・最初から最後までドキドキでしたがとてもいい経験になりました。事前準備の大切さ等色々学ぶ事ができました。
・はじめのいっぽ、2歩、3歩、4歩・・という企画があると嬉しい
Q9.どんな定例会に参加したいですか?(FAJ東京支部として、全体の中で)
・基礎の講義や会議シミュレーション
・アート系がありましたら是非
・まだ経験が浅いので初心者でもきがるに参加できるような会があれば是非参加したいと思います
・野外でのワークショップ
【参加者の声】
<keep>
1つのお題に対して複数人でファシリテーターを行うのは初めてだったがよかった
参加しやすい雰囲気だった。
良い経験が出来た。
フィードバックがありがたかった。(会社はダメ出しが多い)
普段やっている癖が分かって良かった。
12分体験→FBがよかった。
4人の方が良い。
<progress>
はじめてのひとばかりで気を遣う部分がある。
ファシリテーションのお作法が分からず不安。
いきなり体験から入ったので戸惑った。
<try>
告知分に複数人でファシリテーターをやることを記載して欲しい。
ファシリテーションの進め方のお作法のレクチャーがあっても良い
基礎講座のおさらいみたいなもの
最低3チームは欲しい。(比較する上で)
【MFの振り返り】
今回のいっぽMFは2回目であり、本番当日までの企画準備は順調に行えた。
参加者が5人と少なく、スタッフを交えての2チームとなった。
5人中4人は初心者でお試しが1名含んでいた。はじめのいっぽというタイトルで選んだ人が多く、
基礎知識の習得、体験を目的にしているようであった。
プロセス発表での気づきを多くするのは3チームは欲しいと願う。今後も集客が課題となってくる。
ケースはコンフリクトマネージメントは参加者に魅力があるかと思ったが、集客できず残念だった。
つまりニーズは無かったのかもしれない。もしくは告知の仕方が悪かったのかもしれない。
参加者による今回のケースは知識の差異が出る。とのアンケートもあったが、情報共有したグループ、しないグループのどちらも最後まで模擬会議を行いグループの結論まで導いていた。
グループ間発表でプロセスの学びに繋がったと思われる。
スタッフについても経験値の高いメンバーで活気のある場になった。特にフィードバッカーはベテランスタッフの1人態勢となり大変だったと思う。
しかしながら、アンケート結果からでもわかるように振り返りの個人フィードバックは高い評価となっており、参加者の満足度も大きい事がわかる。
いっぽのプログラムは、スタッフによって支えられている企画である。
逆に言うと、スタッフ同士の学びによるスキル向上が出来る場となっており、
それを参加者へ門戸を開いている【いっぽ】は成長が出来る仕組みができている事が素晴らしいと感じている。
(フィードバッカーの経験、企画作り、MF挑戦が2歩目、3歩目となる)
今回は初心者3人が企画チーム参加を表明してくれている。どんどん巻き込みながらお互いに切磋琢磨していきたい。
MFとしては、パワポのメモをひたすら読む形となり、経験値少なさを実感した。
自分が用意した物を披露しよう。となってしまった。「場」を一緒に作ろうになれるようにしていきたい。
【担当者振り返り】
救急車の有料化のyes/noを話し合うとても挑戦的な模擬会議でしたが、チームごとのプロセスの違いが出、質問し合うことで他のやり方も学べ
参加者もスタッフも得るものがたくさんあった場であったと思います。
報告者
伊東瑞穂/干田尾恵子
報告日
2019/12/27