2020年04月定例会2レポート『Online カテゴライズ道場!』東京支部

調査研究:東京支部 2020年04月度定例会

テーマ

『テーマ2:Online カテゴライズ道場!』

開催日

2020年4月25日(土)

会 場

オンライン

講師・ファシリテーター

チーム・カテゴライザー(FAJ会員)

企画運営担当

カテゴライザー柴田千晶、楯岡かおる、今井祐子、古川哲、加藤博敏 (以上FAJ会員、チームカテゴライザーより)

参加者数(会員)

14名

一般・見学者数

1名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【概要】
話し合いで出た様々な意見をファシリテーターが分類したり関連づけたりする場面で「似た意見をまとめてラベル付け」したり「全体を見ていくつかに大別するための切り口を見つける」のに発揮される力を「カテゴライズ力」と名付けました。
構造化するための基礎となる力でもあり、アイデアの発散・収束のいずれにも役立ちます。
FAJシンポジウムでファシリテーションの実力を知る「F力測定」で、「カテゴライズ力」を測定するプログラムは2014年から毎年連続で実施し、アワードも2回受賞しています。
そのカテゴライズ力測定プログラムを提供したチーム・カテゴライザーが「カテゴライズ道場」を開催します。
あなたも本道場で「カテゴライズ力」を鍛えてみませんか?
最初は、グループワークで鍛えますので、初心者でも大丈夫です。
その後、個人のカテゴライズ力も鍛えていきます。
今回は、Googleスライドを利用して、オンラインで実施しました。
(Google chromeでのアクセスを推奨しました)
【プログラム】
1) Zoomの説明、インストラクションなど
2) 自己紹介: Googleスライドに入力
3) カテゴライズ力についての説明
4) Googleスライドの使い方説明
5) カテゴライズグループワーク①
 ・グループでカテゴライズをやってみる
 ・各グループの結果共有、質問など
6) カテゴライズグループワーク②
 ・①と同様の流れ
7) カテゴライズグループワーク③
 ・個人でカテゴライズをやってみる
 ・共有、ディスカッション
8) 振り返り、まとめ

【参加者の声】アンケートから
内容、感想など:
・初めて参加しました。面白かった。
・とてもよいプログラムだと思いました。カテゴライズ力をつけるには実践が効果的。
 しっかり手を動かせたので満足感がありました。
・気づき できないからオンライン、でなくそれぞれのいいとこが掛け合わせらる可能性を感じました!
・とても参考になりました。複数の方の話を進めていく中で、カテゴライズについての理解が深まりました。
・初参加でしたが、面白く参加者させても対ました。内容良かったと思います。
・付箋ではなく、ITを使ったファシリテーションの可能性が見えてよかったです。
・グーグルのスライドを使う場合、インターネットブラウザはクローム推奨とした方がいいのかもしれません。
・オンラインで付箋の色変えやスライドを増やすなど自在に変更できる面白さを感じました。
 カテゴライズに関しても面白かったです。
・カテゴライズ力、面白かったです。試験とはどんなものなのか気になりました。
・Googleスライド、はじめて利用しました。
 みんなでひとつのカテゴライズを創り上げてくのか楽しかったです。
 コピペや色変えもできるし、アーカイブもしやすいし、いろんな可能性を感じました。
・今回でオンライン3回目なのですが、今回のテーマ「カテゴライズ道場」がやりやすかったと感じてます。
 自身の慣れもあるのかな。カテゴライズについては、他人の分け方を見て学ぶこと多かったです。
 同じテーマがあったら再度参加したいと思ってます。
・ G分けのワークと、全員でのワーク両方あるのがとてもよかった。
 最後の全員の発表では、参加者それぞれの考え、視点はとても参考に。また開催してください。
・↑続編やっても良いかと思いました。
・【KEEP】最初にスライドの使い方をしっかり説明してくれた。カテゴライズ能力にフォーカスできた
・【PROBLEM】スライドでみんながいじるので使いにくさもあった。
・【TRY】付箋を動かす以外の操作を誰かひとり(スキルのある人)に任せた方がよかったかも
・グーグルスライドによるグルーピングを継続的にやっていければ操作力も高まりアイデア力も高まりそうですね。
運営部分について:
・3つ目のワークの後のフィードバックの仕方を説明いただけると良かったと思います。
・休憩時間の表示を常時されていたので、集合時間に集まりやすかった。
・オンラインとオフラインのハイブリッドが面白かったです。
 手書きのものを表示する、時計を映す、など
・K:進行とテクニカルがきちんと分担されていたこと
・K:ブレイクアウトルームでスタッフフォローがあったこと
・T:進行と全体の管理(発言の手上げチェックなど)は別担当にする
【MFの振り返り】
・オンラインでの実施は、「チームファシリテーション」での進行になる。
MFが一人で声をかけるより、チーム全体で参加者に声掛けしていくことでスムーズに進行できる。
チーム全体で、何度も時間をかけて、流れと役割分担について確認したり、練習した。
・事前の練習の中で、何度もZOOM自体の機能や特性についてもチームで実験し、Zoomの特性に合わせて、プログラムのやり方を調整した。
・画面共有する資料などが複数あり、(パワーポイントとGoogleスライド)、紙を見せて説明する流れもあったので、スムーズにできるよう、ZoomやスGoogleスライドの画面操作は事前に何度も練習した。
・Zoomで一画面に収まる人数だった為もあるのか、「自分からミュート外して話し出して下さい」とガイドしても、皆、手を挙げて、指名を待っていた。
・カテゴライズの実践で、紙の付箋と模造紙ではできないような事を、Googleスライドをつかってできる事がわかった。
これまで以上にクリエイティブなカテゴライズも生まれた。今後も、Googleスライド使った様々なワークの可能性が広がった。

報告者

楯岡かおる、今井祐子

報告日

2020/4/29