2021年12月定例会レポート『個を大切にするファシリテーションを考えよう!   ~LGBTQの理解を通じてインクルーシブ社会の創造を目指す~』東京支部

調査研究:東京支部 2021年12月度定例会

テーマ

開催日

2021年 12月25 日(土)

会 場

オンライン

講師・ファシリテーター

はぎわらさち(NPO法人ReBit認定講師)

企画運営担当

早川鋭
 永野直樹
 齊藤俊哉
 石森昌子 ※当日欠席
 菊田磨美 ※当日欠席
 立花浩司 ※当日欠席)
 (以上、FAJ会員)

参加者数(会員)

35名

一般・見学者数

1名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【※本テーマの主目的・検証したかったこと】
 LGBTQをはじめとした多様性に対し、ファシリテーターとして考えるべきこと、
 行動すべきことがあるかを検証する。

【※主目的・検証したかったことについての実施結果】
 当日のワールドカフェのハーベスト(チャット)や、アンケートのコメントを見ると、
 当初の目的は達成されたと考えている。

【※実施内容(非参加者にもわかるように)】
 LGBTQの現状、当事者の話をインプットに、多様性の中、ファシリテーターとして
 何を感じ、どう行動するかを参加者同士で検討した。

【プログラム】
 ・多様な性とは
 ・ReBitメンバーの話
 ・社会における多様な性
 ・質疑応答
 ・ワールドカフェ
  ①今回の話を聞いた上で考える、あなたにとって「多様性」とは? × 2ラウンド
  ②多様性の中で個を大切にするファシリテーションは何を実現するか?
 ・ハーベスト(チャットでの共有)

【参加者の声】
 ・当事者でないと気づけないことがあると実感し、無知は怖いなと感じました。
 ・話題提供者のお人柄もあり、「上から目線」「他人ごと」にならず、絶妙のさじ加減だったと思います。
 ・皆さんで意見交換をする最後のパートがあって良かったと思います。
 ・性の多様性について学ぶことができ、そこから派生して「多様性」について考える機会となり、私にとってとても良い機会でした。
 ・情報提供時に休憩を入れて頂いたので、飽きずに受講できました。後半のワールドカフェもよかったです。
 ・行政やハード面での課題とそれがメンタルや健康に影響してしまうことなど深刻な問題につながりかねないということがわかりました。

【企画側の気づき】
 アンケート結果から、参加者には企画側の意図が伝わったものと感じた。
 後半のワールドカフェについては、もともと少し短い設定となっていたため、物足りなさを感じた人もいたようだ。また、対話のテーマも工夫したつもりではあるが、なかなか難しいと思った。

【※HP非掲載:告知文や各種媒体などでの集客の工夫】
 告知分は企画チーム内で推敲を重ね、シンプルかつ企画意図が伝わるものとするよう工夫した。
 ReBitの団体紹介は、過去の活動実績の中から良さそうなものをチョイスし、提案した。
 通常のFBでの拡散のほか、せんせいポータルでの告知も行った。

報告者

早川 鋭

報告日

2022/2/11