2023年6月 定例会レポート『組織開発からチーミングへ~先行き不透明な時代におけるビジョンプロセシングとは?~』東京支部

調査研究:東京支部 2023年6月度定例会

テーマ

開催日

 2023年 6月24日(土)13:00~17:00

会 場

 オンライン (Zoom)

ファシリテーター

 ファシリテーター:中土井 僚

企画運営担当

 東京支部調査定例会チーム(以上FAJ会員)4名

参加者数(会員)

 89名

一般

 10名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

■サマリー

VUCA時代という激動で先が読めない時代にあった、組織やチームの在り方について、中土井僚氏のビジョンプロセシングという考え方と実際にそれをチームの中で実践できるツールの紹介があった。クネビンフレームワークの考えかたに基づいた私たちの時代の捉え方、エイミー・C・エドモンドソン博士のチーミングをベースに整理されたチーミングサイクルなど、様々な視点での深い洞察が興味深いものであった。

■アンケートより抜粋

組織開発と紐付けたビジョンプロセシングの構成が理解がしやすかったことや、3つのパラダイムシフトなどまさに組織内で活用していけそうな考え方の理解が深まりとてもよかった。他では聞けない話と感じたため。

情報量が多かったのですが、とても学びになりました!

初めての参加ではありますが、視覚、聴覚の情報バランスが良く、また参加メンバーの方のアシストを受け楽しくディスカッション出来ました。

消化しきれないほどの情報量ではありましたが、要所要所でブレイクアウトルームでの対話があり自分なりの学びにつなげられました。

秩序的な思考、非秩序的な思考の考え方は地域組織において当てはまることが多いと思いました。

進行やブレイクアウトルームへの振り分け等スムーズだったと思いました。またプログラムの内容も、ファシリテーションを学ぶ立場としてとても重要な機会を頂いたと思います。

後半、自分の理解度が追い付かなかったのが少し残念ですが、勉強になりプログラム自体には満足しています。ありがとうございます。数回あったブレイクアウトセッションのメンバーが毎回違いました。知り合いが少ないのでよい機会でしたが、基本、同じメンバーでしたら、手前のセッションの続きをふまえた対話ができたかも、と思いました。とはいえこの人数で耳だけや出入りもあると、進行難しいのは理解しています。自分だったらたぶん混乱します。。

 

■所感

 FAJは、組織に関わるファシリテーターが多く、日頃から組織開発をテーマに定例会の要望を貰っていた。その中で、長年組織開発の支援をされている中土井僚さんに登壇していただけたことは、中土井氏に感謝致します。また、アンケート内容にあるように深い内容であった。途中、3回ほどブレイクアウトで参加者同士で対話をする時間が良かったが、何人かからは、固定グループでやりたかったというコメントを頂いており、今後のグループ作りに活かしていく。

報告者

 永野 直樹

報告日

 2023/07/08