2023年9月定例会レポート 平日定例会『アンコンシャスバイアスと意思決定プロセス ~無意識のバイアスがあえる影響や判断を探る~』東京支部

調査研究:東京支部 2023年9月度定例会

テーマ 平日定例会『アンコンシャスバイアスと意思決定プロセス ~無意識のバイアスがあえる影響や判断を探る~

開催日

 2023年 9月4日(月)20:00~21:30

会 場

 オンライン(Zoom)

ファシリテーター

 ファシリテーター:増平貴之(FAJ会員)

企画運営担当

 吉田聖美(以上、FAJ会員)1名

参加者数(会員)

 35名(欠席者名を除く)

一般・見学者数

 5名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【プログラム】

0.オリエンテーション 
1.アンコンシャスバイアスとは 
2.バイアスが意思決定に与える影響と戦略ツール
3.意思決定プロセスの最適化とバイアスの緩和
4.振り返りと共有

【参加者の声】
■よかった点や改善点、気づいた点

あらためてアンコンシャス・バイアスについての理解と、具体例をみなさんから聞けて、大変勉強になりました。
網羅的な内容で話しやすかったのですが、範囲を絞っても面白かったかなと感じました
いろんなテーマで話し合いができた
最後の問いが急にレベルアップして少しだけ話しにくかったのと、お題に合っている議論だったかどうかちょっとわかりませんでした。
いろいろな職種の方からの意見が参考になりました。
全体の共有時間があったほうがよかった。スライドに書き込み操作ができない方がいて、参加しずらそうだった
グループワークの時間が多かった。
90分という比較的短い時間の中で、アンコンシャスバイアスについてまとまって話すことができて、良かったです。
「皆で考えるアンコンシャスバイヤス」という感じで、良かった。レクチャーの部分のスライドがもう少し長い時間見たかった(共有してもらえたら嬉しい)
グループの人数が適切だった。
ワークの話し合う時間がちょうどよかったです。
私の勘違いだったのか、アンコンシャスバイアスを取り除くためのなんらかの手法をご紹介いただけると思っていました。
"無意識"のバイアスについて自ら気づいて語るというのはとても難しかったです。
対話の中でみなさんの意見やアイディアが聞けたことが気づきにつながった
開始時間が20:00からだったので参加しやすい時間だった
楽しかったです。ありがとうございました!
90分という時間を考えると、アンコンシャス・バイアスについてを丁寧に考えるだけでも十分かも、と思いました。
具体事例が聞けて勉強になりました
相手の価値観というモノサシ、座標を学ぶ
アンコンシャスバイアスの認知度が分かりました
バイアスをなくす手法を皆さんから様々な経験や価値観を聞けたことです
バイアスではないが、感情に関して自分、他人にどう対応するかの知見を共有してもらえて学びになった
概念論だと話し合いの場が止まる。出た意見の背景を聴くことが大事。
日々の仕事やプライベートの中で、アンコンシャスバイアスを意識しながら、人を傷つけないで、より良い日々を過ごしていきたいです。
アンコンシャスバイアスということ自体がアンコンシャスバイアスだったような気がしました。もう少し、自分なりに整理したいと思いました。
アンコンシャスバイアスが意思決定にどう関わるかは概念的に知れましたし、みなさんからいろいろなアイディアがでましたので、自分自身もですが、仕事の中で実際に試してみたいです。
アンコンシャスバイアスからは逃れられないが、自覚的になろことはできる
バイアスは誰にでもあり、こだわりや個性としてあるべくしてあると思った。
ただアンコンシャスであるときに、意識決定や他人を傷つける時に、良くないんだなと思った。
日ごろから観察眼とそれに対する自分の主観を分けたいとぼんやり思っていたが、みんなとのワークで話すうちに、初めて言語化できた!自分ってこう思ってたのか!!!という気付きを得た。
他のチームのスライドも見てから考えたいと思います。
常にバイアスからは逃れなれないということ、自分の発言には常にバイアスがかかっているということ、そしてそれは自分ではなかなか気がつけないということ。だからこそ、俯瞰して見ることを意識しないといけないと改めて思いました。

【アンケート結果】
・テーマの満足度 ★★★★☆(4.1)
・ファシリテーション・進行について ★★★★☆(3.7)
・プログラムの構成、内容について ★★★★☆(3.8)
【企画側の気づき】
バイアスについて丁寧に対話をしてもよいのでは。意思決定プロセスの種類については
時間をかけて検討したい。
今回、初のワークでやってみたが、継続的に実施してもよいと感じた。
【ファシリテーターの感想】
参加者が40名と多めであった為、感想共有の時間が少なくなったが、個別の学びについては
提供ができたのではないか。
アンコンシャスバイアスについては、もう少しだけ、時間をかけて対話をしてもよかったと感じた。
また、意思決定プロセスについては別途、ワークにしてもよかった。

報告者

 増平貴之

報告日

 2023/09/05