2023年9月定例会レポート テーマ1『参加者のやる気をどう上げるか?~チームのやる気低下を防ぎ、向上させる対応法をかんがえよう~』東京支部

調査研究:東京支部 2023年9月度定例会

テーマ1 定例会『参加者のやる気をどう上げるか?~チームのやる気低下を防ぎ、向上させる対応法をかんがえよう~

開催日

 2023年 9月23日(土)13:00~16:30

会 場

 かつしかシンフォニーヒルズ別館 会議室(メヌエット)

ファシリテーター

 ファシリテーター:吉末直樹(FAJ会員)

企画運営担当

 ワークショップ・ラボ:向山聡、山崎努(以上、FAJ会員)2名

参加者数(会員)

 2名

一般・見学者数

 0名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【プログラム】

1300 
1.  受付、FAJ紹介、OARR, 自己紹介、
2. ワーク1 チーム仕事でみんなのやる気の継続した事例 
3.  ワーク2 分析の仕方の説明
休憩(10分)
4.  ワーク3-1 グループより一つ良い事例を選出
5. ワーク3-2 良い事例について模造紙に整理
6. ワーク4-1 ほめカードについて説明 
休憩(15分)
7.ワーク4-2  ほめカードについて意見交換
8.ふりかえり
9.クロージング アンケート、参加者の感想 

【参加者の声】
■よかった点や改善点、気づいた点

・ベテランさんの経験から基づく進行具合、助言がとても身になりました。わかりやすかったです。もっと自己研鑽に努めます。
・他者の意見から気づくことが多い。
・沢山参加者が話す事が出来ました。
・研究という意味ではアリだし面白も見つけられました。
・次に何をしたらよいか、戸惑うことがありました。
・次に何をやるのかのイメージを持たせることが大事だという事がわかった。
【アンケート結果】
・テーマの満足度 ★★★☆☆3.8 )
・ファシリテーション・進行について ★★★☆☆(3.6
・プログラムの構成、内容について ★★★☆☆(3.6
【企画側の気づき】
・今回のテーマである「チームのやる会を向上させる」は、初めてMFを担当する者にとってファシリテーションのテーマとして高度であったといえる。ファシリテーションについて勉強を引き続き行い、このテーマについて新たな切り口をもって対応できるように研鑽を重ねていきたい。 
・個人事例として参加者が出した事案を事後に分析する形を取った。今回は「現在進行中の事案」だけを分析する形で進めたため、十分な深掘りができなかった部分がある。今回は時間もあったため「うまくいった過去事例」を先に分析して、そこでの知見を基に「現在進行中の事案への展開」を行えれば、更に狙いを深めることができたのではないか?と考えられる。
【ファシリテーターの感想】
・自己紹介の担当をした方が自分の自己紹介をせずに済ませたため、「相互に知り合う」という狙いに合わなかった部分があった。
・定例会のアジェンダを準備しなかったなど、本日のOARRを十分に説明せずにスタートしたため、流れ・展開をわかりにくくしてしまった。模造紙に書きこんで会場に表示するなどの工夫をすればよかった。
・休み時間の設定や個別ワーク時間を口頭だけで説明した。ホワイトボードに何分までと記載すべきであった。
・自分の経験について、企業における事例を発表して各人の事例を考えて頂いた。ここで別の切り口、例えば高校のクラブ活動でキャプテンとして部員の積極性を出させるため道具のかたずけ、手入れ、コートの整備等の雑用の先頭に立って動いているうちにメンバーがやる気を出してきた話などをすれば、参加者が経験事例を考える間口を広くすることができたと思う。
・過去に参照すべき事例の無い人に向けて、こう書いて下さいという事例を準備すべきであった。
・事前の準備は重要であることを実感した。準備を十分行ったつもりであったが、重要事項を含めて何点かの漏れが出てしまったのは残念だ。
・参加者の意見は、各人各様であり、ここより気づきをもらうことができた。
・ワークショップ・ラボでむーたさんやメンバーと共に、メンバーの困りごとについての解決策についての話し合いを進めたが、本を読んだだけでは得られ無い良い経験となった。

報告者

 吉末直樹

報告日

 2023/10/04