2024年1月定例会レポート テーマ5『はじめのいっぽ』東京支部

調査研究:東京支部 2024年1月度定例会

テーマ5 定例会『はじめのいっぽ

開催日

 2024年1月28日(日)9:00~12:30

会 場

 オンライン(Zoom)

ファシリテーター

 ファシリテーター:宍倉一起(FAJ会員 東京支部) 

企画運営担当

 山崎努、干田尾恵子、永井則子(以上、FAJ会員 東京支部)3名

参加者数(会員)

 2

一般・見学者数

 3名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【※本テーマの主目的・検証したかったこと】
 ・心理的安全な実践の場を提供する
 ・各ワークのゴール設定と最終目標を見失わず、
  4つのプロセス「認識合わせ、発散、収束、合意形成」を体験する。
 ・最終的な結論に至らない事も予測出来るが、あくまで合意形成を目標に
  議論を進め、失敗を体験して学びに繋げる
 ・模擬会議の開始前に、議論の目的及び認識合わせの説明をし混乱を回避する。
 ・グーグルスライドの説明とお試し操作も事前に行い議論の円滑を図る。
【主目的・検証したかったことについての実施結果】
 ・MF自身も2回目である事を伝え、笑顔を意識した事で、参加者が安心
  できる場を提供できた
 ・目的と認識合わせの事前説明は有効と考えられるが参加者の経験値や力量
  によって理解度に差が生じていた
 ・グーグルスライドの事前説明も有効であった
  お試し操作については、役割分担の残り枠記入で行なうよう伝えたが、
  スタッフの却下により出来なかった
 ・4つのプロセスを失敗を体験しながら進めることが出来た
 ・フィードバックで参加者が気付きを得る事が出来ていた  
【※実施内容(非参加者にもわかるように)】
 ・模擬会議テーマ「どうする? 商店会!」
  地域の総鎮守である神社の行事を、商店会がお手伝いする関係が長年
  続いていた
  今年は4年ぶりに「節分」が再開されるが、お手伝いに賛成派と反対派の
  対立が顕在化
  参加者は商店会の役員さんで、賛成派と反対派の意見を参照しつつ、
  役員の意見も併せて、行事の手伝いをするのか否かを決める。
 ・4回の模擬会議でファシリテーターを交代して議論を行った
 ・会議後の振り返りをファシリテーター自身とFBから行った
 ・最終結論とグループ内での振り返りを実施。 
【アンケート結果】
・テーマの満足度 ★★★★☆(4.3)
・ファシリテーション・進行について ★★★★☆(4.0)
・プログラムの構成、内容について ★★★☆☆(3.3)
【参加者の声】
<よかった点や改善点、お気づきの点>
・ファシリテーションについて基本的に行う注意やそれぞれの段階で注意すべき
 ことをもう少し説明をいただきたかった。
・初心者でも楽しめましたが、テーマが難しく感じたので、自学習をもう少しして
 から参加してもよかったかなと思いました。
<特に学んだこと、今後に活かしたいと思われたこと>
・段階を追って話を進める。段階について全員から了承を得るなど。
・自分でどうにかしようとしない、都度合意をとってから進める
【企画側の気づき】
・事前説明により目的を認識されていたが、いざ模擬会議が始まると
 賛成派に傾倒していた。
 会議中に反対派は?との問いを形容詞を使って修正してよかったかも
 しれない。

報告者

 宍倉一起(かずき)

報告日

 2024/2/6