調査研究:東京支部 2024年11月度定例会
テーマ3 定例会『シン・ワールドカフェ』
開催日
2024年11月23日(土)13:30~17:00
会 場
きゅりあん 第一講習室
ファシリテーター・企画運営担当
栗田顕文、小谷真司(FAJ 東京支部)2名
参加者数(会員)
15名
一般・見学者数
3名
テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど
【プログラム】
・オープニング(話題提供者自己紹介、今回の狙い、スケジュールの説明、参加者自己紹 介)
・ワールド・カフェの概要(歴史、簡単な特徴説明の後、残念な事例の共有)
・「シン・ワールド・カフェ」として「真」の(本来の)ワールド・カフェについて解説 会話の「深」化を助ける問、「新」しいアイデアが創出される他花受粉の仕掛け、技術 の「進」化を取り込んだ場づくりなどの要素を紹介 主催側から見た 7 つの原則、参加者から見たカフェエチケットの大切さを説明
・私と SDGs というテーマで自裁にワールド・カフェを開催
・全体振り返り
【アンケート結果】
・テーマの満足度 ★★★★☆(4.1)
・ファシリテーション・進行について ★★★★☆(4.1)
・プログラムの構成、内容について ★★★★☆(4.1)
【参加者の声】
・ワールド・カフェを体系的に学べて久々に体験できてよかった
・ワールド・カフェは納得感ある合意のプロセス
・グループ分けのカードから、テーブルの上のお菓子の箱に入ったプロッキー、グッズま で、おもてなしの心と遊び心が感じられた
・ワールド・カフェは合理的!!
・ワールド・カフェは体系的に学べたが、「新」ワールド・カフェというものはなかった
・3 ラウンド目までの問いの流れから考えると、ハーベストの問いは少し変えた方が効果 的 ・SDGs をテーマにしたワールド・カフェだと紹介文になかった、あったら参加しなかっ た
【企画側の気づき】
・ワールド・カフェを実際に体験してもらう時のテーマは比較的直前に決定したのでもう 少し事前に確定して案内文にも入れたほうがよかった
・ハーベストの問いについては参加者からこうしたほうがよかったとの提案もあり、その 提案の通りにしたらどう場が変わったか含めてハーベストの問いのあり方も今後の開催に 当たっては十分検討が必要だと感じた
【ファシリテーターの感想】
・『シン・ワールド・カフェ』の説明では、活発な Q&A によりワールド・カフェを含め た前後に何をどのような文脈で行うか、ワールド・カフェ事態を開催する文脈をどのよう に参加者と共有するかが大切であることを伝えられたのではないかと感じた。
・ワールド・カフェの開催時には、テーブルごとにテーマに沿った話し合いが熱気をもっ て行われ、事前の説明を踏まえて参加者一人一人がワールド・カフェの意味を頭において 対話している様子が感じられ、開催してよかったと思えた。
・開始前のおもてなしの空間づくりのために用意したグッズやグループ分けの手法を参加 者が楽しんで受け止めてくれたので、改めて遊び心あるセッティングが効果的だと感じた。
報告者
小谷真司
報告日
2024/11/25