【※実施内容(非参加者にもわかるように)】
以下の内容を実施した。
1. 今回の趣旨とWeb3Dメタバース/FRAMEの特長について
2. アバター設定とFRAMEを活用したワークショップ体験
3. ワールドカフェ的な対話
4. まとめ(振り返り、感想、質疑応答、アンケート)
【参加者の声】
・自分が何者かはっきりさせない方が話しやすいと思う
・参加しやすい
・化粧しなくて良い
・VRは人の多様性を拡張させる(言葉による表現が強化され、内にあるものを引き出す)
・意見の拡散もコンフリクトも増えるので、ファシリテーションも難しくなる
・アバターを設定することにより、思い入れが強まる(その反面、思い通りに設定できないと弱まる)
・アバター設定時に自分らしさを表現したくなる
・アバターを操作するのに苦労して、対話モードになれなかった
・名前など(画面に表示される情報)が邪魔になったこともあった
・初めてツールを使うのは、結構そのことに頭のリソースを使うので、結構しんどい
・自分の老後の時間や障害者の方とのつながりを想像できた
・癒しの時間や、語学教育への応用の可能性がある
・イベント主催する場合、設定が容易になりそう
・VRワールドカフェをやってみたい
【企画側の気づき】
アバターは事前にカスタマイズしておくと、没入感のハードルを1つクリアできる。
(カスタマイズ保存のためにはFRAMEアカウントが必須になるが、用意したものを事前配布するという
運用が考えられる。)
参加者は比較的VR環境の操作に困る人はいなかったようだ。
実施進行には、対面よりも、言語を手段として頼る必要があり、それが参加者の心理的安全性につながる。
【ファシリテーターの感想】
ファシリテーションの意識とVRへの関心の高い方々であったので、リードする側としても非常にやりやすく、
楽しみながら実施することができた。
上記の意識と関心が高くない方々の場合を想定した準備はどのようにすれば良いかを検討が必要。
特に、操作に関して、今回の参加者全員に適応力があって運営側としては救われたが、ただし一部の方にとって
負荷が大きかったこと(疲れた様子)は事実。単発の実施では避けられないものと考えられる。
開催をシリーズ化することが選択肢として考えられる。
例)確立された一連の方法をVRでやってみる
「VRでワールドカフェをやってみよう」
「VRでオープンスペーステクノロジー」
「VRでアプリシエイティブインクエリー」
「VRでフューチャーサーチ」
「VRでのノンバイオレントコミュニケーション」など