2025年5月定例会レポート テーマ4 はじめのい~っぽ東京支部

調査研究:東京支部 2025年5月度定例会

テーマ4 定例会 はじめのい~っぽ

開催日

 2025年5月24日(土)9:30~12:10

会 場

 かつしかシンフォニーヒルズ別館 パンジー

ファシリテーター

 伊東 瑞穂(FAJ会員 東京支部)

企画運営担当

 山崎努、干田尾恵子、永井則子(FAJ会員 東京支部)

参加者数(会員)

 4名

一般・見学者数

 3名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【本テーマの主目的・検証したかったこと】
寓話を使ったワークで、意見やアイデアを促進するための「質問」のコツをみつけることができる
【主目的・検証したかったことについての実施結果】
寓話を使ったワークで、意見やアイデアを促進するための「質問」のコツをみつけることができた
【実施内容】
オリエンテーション:
ワーク1: 質問を考える
ワーク2寓話で考える1
ワーク3寓話で考える2
ワーク4寓話で考える
振り返り: 今日の1日を振り返って  
【アンケート結果】
・テーマの満足度 ★★★★☆(4.5)
・ファシリテーション・進行について ★★★★☆(4.5)
・プログラムの構成、内容について ★★★★☆(4.6)
 
【参加者の声】
わかりやすい題材をつかって「問い」を考えるきっかけとなった
流れがスムース、進行度に合わせてフレキシブルだった
全体的には学びの多い時間でした。ありがとうございました。ちょっとだけ希望を言えば、今回は「相手をこのように動かすために」という前提の問いかけでしたが、「相手がなぜそう考えるかを知るための問いかけ」にどんなものがあるかをもう少し対話してみたかったです。
いろいろなパターンの質問を考えることができた
ヒントや気づきが得られた
的確な質問とは、について具体的に知りたかったという思いはありますが、答え合わせやマニュアルを知りたかったわけではないので、質問ということについて発想や選択肢が広がったと感じています。
各チームの発表のあと、ファシリテーターの方がいっさいの感想を言わなかったのが新鮮でした。
次の発表者に配慮してでしょうか?意図があったなら知りたいと思いました。
初めの席替えも面白かったですし、様々な人のアイデアから視点が増えた。
寓話を使うことを学んだ
準備の大切さ、質問の構造、相手のための質問を学んだ
身近な事例を活用することを学んだ
1回の問いかけでは目的にたどり着かないことが多いこと、特にネガに働きかける問いかけは考えやすいし、短期的な効果はあるかもしれないが、ポジな気持ちへ向かう問いかけは重ねての問いでないと難しいと感じました。(梯子を登る例がまさにそれかと)
相手の状況を考え、答えを考え、それに適した質問を考えることを学んだ
ポジティブ質問の大切さを学んだ
事実、感情、第三者、Iメッセージなど活かせるキーワードを知ることができました。
想像力を働かせてパターン化すれば良質な質問を出せると思いました。目的を意識して質問が繰り出せるようになりたいです。
【企画側の気づき】
寓話を使ったワークで、意見やアイデアを促進するための「質問」のコツをみつけることができた。
「相手がなぜそう考えるかを知るための問いかけ」にどんなものがあるかを対話しても良かった。
【ファシリテーターの感想】
定期的に繰り返しテーマとして実施してもよいと感じた。また、違う寓話でも試してみたい。
的確な質問とは、何かについて考えてもよいかも
場全体から色々な質問や学び合いが生まれてとて、もよい場になったと感じました。
【本テーマの主目的・検証したかったこと】
【仮説と検証方法】
今回は午前中の2時間40分というショートバージョンのプログラム設計とした。
【仮説】
『模擬会議』と『振り返り』のみで『体験による気づき』のみで満足度は維持出来る。と仮説した。
【検証方法】
模擬会議はひとり15分とする。4人を1グループとし60分間の会議を想定。
各回が終わった後に振り返りを8分設ける。
模擬会議が始まる前にアイスブレークとして1人2分の自己紹介をしてもらう事とする。
気づきの共有は全員で円座にて行う。
【主目的・検証したかったことについての実施結果】
【検証結果】
アンケートやヒアリング上では満足をいただけたので、ショートバージョンでも「はじめのいっぽ」は成立することが検証された。
【反省】時間管理を厳しくしすぎた。参加者を急かした可能性がある。トイレ休憩が短い時間での2回となった点。
【実施内容】
【プログラム概要】
9:30開始
  ・オープニング
  ・アイスブレイク(四象限自己紹介)
  ・インスト(模擬会議の説明)
  ・模擬会議とフィードバック(4回実施し、全参加者がファシリテータを行う)  
  ・全体で気づきの共有
  ・クロージング                                                                                                                                                                                         
12:10終了
【アンケート結果】
・テーマの満足度 ★★★★☆(4.8)
・ファシリテーション・進行について ★★★★(5.0)
・プログラムの構成、内容について ★★★★☆(4.5)
 
【参加者の声】
Q1.  本テーマを選んだ理由をお聞かせください
・企画チームやファシリテーターに興味があったから
・自分の仕事や活動に役立ちそうだったから
・企画者なので
・企画チームやファシリテーターに興味があったから
・テーマやプログラムの内容に興味があったから, 企画チームやファシリテーターに興味があったから
・企画チームやファシリテーターに興味があったから
・自分の仕事や活動に役立ちそうだったから
Q2 ~ Q4 について、その理由や、よかった点や改善点、お気づきの点がありましたらお聞かせください。
・初心者とベテランが一緒にできた
・他の方の会議の進め方について参考になった
・自己開示
Q5. 特に、学んだこと、今後に活かしたいと思われたことは何でしたか?ご自由にご記入ください。
・会議の進め方
・ファシリテーターの個性
・また、同じもの受けたいです
Q3.その他、定例会企画・運営全体についてのご意見・ご感想ございましたら、お聞かせください。
午前良かった
 
【企画側の気づき】
【本テーマの主目的・検証したかったこと】に記載の通り
【ファシリテーターの感想】
チームによって進め方が違うので会議って生き物だと思いました。
両方見る事が出来たのが良かったです。
体験からの 学び、気付き が大事だとする「いっぽ なので、参加者にいろいろな思いが生まれるのは良いですね。
最後の円座で『目的確認をする事に気づいた』との言葉も貰えましたので、良かったです。
又、来て欲しいです。
【参加者風景
参加者の振返りは以下の通りです。
A:難しかった。最初に目的確認することに 後半気づいた。
B:前で話すことは得意なのでファシリテーション大丈夫と思っていたが、全く違う世界だった。
C:目的志向が強いことが分かった。
D:朝から刺激になった。FBもらう機会大切
E:よかったこと 4回各回でゴールを決められた。
    悪かったこと 全体の進め方決めていなかった。
    目的を常に考えること大切 特に時間が決まっているときは
F:前提施行を決めるとミーティングがまとまることに気が付いた。
G:失敗をしたと気づかない自分
H:ファシリテーターは黒子+促進者であることに向き合う
    目的志向型になっている じっくり積み上げていくことの大切さ

報告者

 伊東瑞穂

報告日

 2025/5/29