【報告書】 2025年9月 テーマ2 誰でもできるワークショップ創りの基本  ~60点主義でプログラムを作ろう!~東京支部

調査研究:東京支部 2025年9月度定例会

テーマ2 誰でもできるワークショップ創りの基本  ~60点主義でプログラムを作ろう!~

【テーマ】

誰でもできるワークショップ創りの基本  ~60点主義でプログラムを作ろう!~

【会場】 

きゅりあん4F第1特別講習室

【時間】 

2025年9月27日(土)13:00~16:30

【定員】 

30名

【ファシリテーター】

向山 聡(FAJ会員 協働促進プログラム、東京支部)

【企画運営担当】

向山 聡(FAJ会員 協働促進プログラム、東京支部)

【参加者数】

 8名

【本テーマの主目的・検証したかったこと】

職場でも地域でも、話し合いのシナリオを作って進めていくことができないと、現場で十分な活躍ができません。 "ワークショップ創り"をできることが実践のカギになります。 「作り方」でのパターンを身につけることで、スピーディに「誰でもが60点をつけることができる企画」である「第一案」を作成することができるようになります。 提供をする4つのツールを利用して「方程式を使って解法」するようにプログラムを作ることができれば、第一案をまとめることができ、事後的に充実化ができるようになります。 このテーマでは、前半に「ケース」に基づいて個人・グループで案を創るトレーニングをやることで、後半では自らが構想するワークショップ案を創ることができるようになる/という実績を積んできています。

【主目的・検証したかったことについての実施結果】

ほぼ想定通りに進めることができた。方向性が明確で、ニーズも類似な方が集まったチームは手早くワークショップを創り上げることができ、新たなアイデアも加えることができていた。方向性・ニーズが固まっていない方が集まったチームは、ワークショップ作りに苦戦をしていてギリギリで時間内に構成化することができた。 初手の「対象者の絞り込みとゴール・アウトカム設定」が大切なことが、参加者自身にも理解できたことと思われる。

【実施内容】

職場でも地域でも、話し合いのシナリオを作って進めていくことができないと、現場で十分な活躍ができません。 "ワークショップ創り"をできることが実践のカギになります。 「作り方」でのパターンを身につけることで、スピーディに「誰でもが60点をつけることができる企画」である「第一案」を作成することができるようになります。 提供をする4つのツールを利用して「方程式を使って解法」するようにプログラムを作ることができれば、第一案をまとめることができ、事後的に充実化ができるようになります。 このテーマでは、前半に「ケース」に基づいて個人・グループで案を創るトレーニングをやることで、後半では自らが構想するワークショップ案を創ることができるようになる/という実績を積んできています。

■進行アジェンダ

・ 本日のオリエンテーション/主旨・狙い等

・ ミニレクチャ

・ 第1ワーク:「ケース」に基づき個人ワーク(ステップ毎に実施内容解説)

   ¨   :グループで議論

・ グループ内議論紹介/質疑(実施したケースでの事例紹介)

・ 各自の事前課題の修正 ・ OST的にグループ分け

・ 第2ワーク:新グループで「共創事例」の選定

・     :グループで「共創事例」のプラン作り

・ 各グループのモデル例紹介

・ 全体振り返り

【アンケート結果】

・テーマの満足度 ★★★★☆(4.8)

・ファシリテーション・進行について ★★★★☆(4.5)

・プログラムの構成、内容について ★★★★☆(4.8)

【参加者の声】

・「希望」のGOAL と 「必達」のTARGET を設定すること。

・1サイクル目はある程度固定した中でサイクルを回すところ。

・関心が近い人でグルーブになるのは、参加者の発言のハードルが下がり場が活性化するので使っていきます。

・メインワークのバリエーションを増やしたいと思いました。

・ワークショップの作り方の基本を学ぶことを目ざして参加したが、目的が達成できた。

・丁寧にファシリテーションしていただき、初対面かつ初めてのワークでも安心して参加できました。

・関心が近い方とチームになり対話できて、考えが深まり楽しかったです。

・前半は細かい時間の区切りがあったのが、後半はまるっと一括してになったので少し戸惑った。

【企画側の気づき】

・8年ほど前にまとめた「実践プロジェクト」での成果であるワークショップを久しぶりに実施した。 ・最近に入手した知見などを加えようと考えていたが、準備に十分な時間が取れなかったこともあり、旧来バージョンから大きな変化ナシに進めた。  新知見が入っていないことで残念な面もあるが、反面、安定的に進めることができたとも言える。 ・「ワークショップの組み立て方のニーズが高い」と聞いて企画を立ち上げたが、想定以上に申込者が少なかった。「プログラム作り・シナリオ作りの重要性」をもっと伝えていく必要を感じた。

【報告者】  

向山 聡