【報告書】 テーマ4 「価値分析手法」で、ファシリテーションの価値を向上しよう  ~「なんのため?」、「だれのため?」の思考法を学ぶ~東京支部

調査研究:東京支部 2025年7月度定例会

テーマ4 「価値分析手法」で、ファシリテーションの価値を向上しよう ~ 「なんのため?」、「誰のため?」の思考法を学ぶ~

【テーマ】

「価値分析手法」で、ファシリテーションの価値を向上しよう~「なんのため?」、「だれのため?」の思考法を学ぶ~

【会場】 

きゅりあん5F 第四講習室  

【時間】 

13:00~16:30(開場 12:45)

【ファシリテーター】 

佐藤 尚吾(FAJ会員 東京支部)

【参加者数】

13名

【本テーマの主目的・検証したかったこと】

1.「価値分析」の考え方とその発想法の進め方を学ぶ

2.自身のファシリテーションの価値を見直すきっかけをつかむ 「価値分析」(バリュー・エンジニアリング)をFAJの定例会で扱えるか、検証したかった。

【主目的・検証したかったことについての実施結果】

・参加者なりに、自身のファシリテーションに対し、「価値」という概念で見つめ直すきっかけづくりはできたと思う。

・バリュー・エンジニアリングはファシリテーションと親和性があることから、FAJの定例会でも扱えるとやりながら感じた。

【※実施内容(非参加者にもわかるように)】

1.チェックイン

 ・最近「これってコストパフォーマンスがいいな」と思ったことをテーマに、自己紹介も兼ねて実施した。

2.「『価値』、『価値を上げる』ってなんだろう?」  

 ・「ラーメンの価値」を題材にグループ討議し、「価値」とは何かを考えた。  ・補足説明として、価値の概念と価値を上げるための5つのパターンを説明、各々のケースについて討議した。

3.価値分析ワークショップ ー1  

 ・ワークのテーマ「話し合いの事例をもとに、トライしよう」  

 ・セミナー終了後の懇親会について、話し合った仮想事例をもとに、出た意見とその目的を挙げるワークを実施した。  

 ・これを通じて、目的を捉え、ロジックツリーに整理する練習を行い、次のワークに備えた。

 4.価値分析ワークショップ ー2  

 ・ワークのテーマ「日常のファシリテーションをもとに、価値分析手法で価値を創ろう」  

 ・テーマをチームで話し合って決めた。  

 ・普段、実践していることから、「もっとこうしたい、こうなりたい」ということから、シナリオライティングを行った。  

 ・シナリオをもとに、目的(2次、あるいは3次目的まで)と手段の関係について、ロジックツリーでアイデアを考えた。

5.振返り  

 ・各チーム毎にワークの内容について説明し、質疑応答を行った。  

 ・そして、できたこと、できなかったことや、どこが特に難しかったか、ということなどを発表しあった。

【アンケート結果】

・テーマの満足度 ★★★★☆(3.75)

・ファシリテーション・進行について ★★★☆☆(3.3)

・プログラムの構成、内容について ★★★★☆(3.5)

【参加者の声】

・良い思考の時間でした。ありがとうございました。

・シナリオを書いてまとめる方法を学んだ。

・ロジックツリーをもっと活用して、混乱している情報整理をしてみたい。

・多様な意見があるときにロジックツリーを使いたい。

・グループワークが良かったです。

・ファシリテーターとして価値をどうだして、それをどう測るかが学べるかと思ったが、違った。

・ところどころ何をすればいいのか、わからなかった。

・価値向上の5パターンがワークにどう活かされているのかわからなかった。

・各ピリオドでの到達点を明確に理解してから、ワークに取り組むべきだったと反省。

【企画側の気づき】

・やや、テクニック論に偏重してしまった気がする。

・やりながら気づくことに期待したが、ロジックツリーなど作成するので精一杯で、考えることまでは厳しかった。

・もっと、「価値分析」の考え方に時間を取っても良かった気がした。

・「今回の定例会に期待すること」は事後アンケートでなく、参加申込時にヒアリングできる方がよい。

【ファシリテーターの感想】

・時間配分は予定通りできた。

・参加者と共に「気づき合う」機会を持てたことは良かった。

・当日は楽しく進めることができた。

・バリュー・エンジニアリングの内容のワークショップを、ブラッシュアップし、再度、FAJの定例会でやりたい。

【報告者】 

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